◇山登り◇

宇都宮市
古賀志山
こがしやま:583m


                  



2014年 7月 26日 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
  鹿に体当たりされた車は(これをUP時の)現在ドック入り.直ってくるまで代車はあるのだが、遠出は何となく気が乗らない.どこか出かけたいと思うのだが、この暑さで近場の低山は熱すぎて良くないだろうが、一か八かで迷った時の古賀志山.自宅から一時間弱で登山口に着くから、朝ゆっくり起きて、飯喰って、○こして、さあ出かけてみっか〜で充分間に合うハイキング場所だ.

 しかし、この時間だとダムの駐車場は一杯だろうし、一般コースはハイキングの人達で多いに違いない.そこで一考.趣を変えてみよう.

 最初に登ったルートは記憶が断片的であまり良く覚えていない.撮影画像はあるけれどそれとて、一枚一枚ルートの何処か、、と、言う事は判らない.そこで、今日はもう一度”まだら模様の記憶”を頼りに地図&GPSを持たずに歩いてみる事にした.地図も持たずに、迷ったらどうするかって? なーに、高みに登れば必ず遊歩道に出るから、ノープロブレム.

 城山西小の脇を通って市駐車場に着くと、案の定こちらは6台程数えるガラガラ.サッと支度をして途中まで滝コースを歩き出す.結構有名な岩登りの場所(不動滝)には、2組10人程がいた.それにしても熱い.沢沿いから右の踏み跡に分かれ、支尾根の踏み跡を追っていく.最初歩いた時は樹林内をいい加減トラバースしていった様に思うがハッキリした踏み跡は尾根を登っている.


南登山口駐車場 9:40


大きなヤマユリが道ばたに咲いていた


不動滝のゲレンデ 10:05


岩場を登って


展望の良い場所で 鳥人間が


更に登ったら・・・


こんな岩峰に突き当たった
 すぐに岩尾根になり、木や根っこを頼りに登ると少し西方面が開けた岩場に出、隣の尾根の上空に鳥人間が見えた.水を飲み、更に岩を登ると目の前にニョッキり岩峰が.何処かから登れるのか?と辺りを見回したがその様な所は無く両側も落ちている.先程登ってきた岩斜面を下りて、踏み跡っぽいものを緩く登って行く.

 岩登りをする為の金具が打ち込まれた壁に出た.誰もいないが此処も”岩登りゲレンデ”になっているのだろう.壁際を通り抜けると今度は古いロープが垂れ下がっている平らな岩だ.4−5m位登ってそこから水平にロープが張られている.右にはこの岩場を巻いている様な踏み跡がある.ま、特別まっすぐ登らなければいけない理由などないから、安全に巻く事を選択.ルンルン気分で壁の基部を巻く様に歩いて行くと・・・あれま、チムニーに突き当たり、足掛かりがロクにない切れ目の上にクサリガ下がっていましたよ(汗)


巻き道を登って行くと前方に壁が見えた・・・


金具が打ち込まれているので、ここも岩登り場所か


岩の切れ目に垂れ下がるロープ、古い物


クサリ 最初の足掛かりに上がる一歩が苦労した
 此処はどういうコースだろうと考えながら、当初の目的を振り返ってみた.”結構、怪しい踏み跡をトラバースしてテープ頼りに樹林内の急斜面を登ると開けた岩尾根に出た” の、筈で、こんなチムニーやクサリ等はなかった.ま、間違え道迷いは日常茶飯事なので焦る事もしないが、今日の目的は早々に駄目になってしまったらしいのを確信する.

 ズボンを土埃だらけにしながらクサリを乗り越え更に急斜面に差し掛かると右上からロープが下がっていた.しかし薄い踏み跡は左上に登っていた.此処はその踏み跡を選び、根っ子を頼りに何とか岩の上に登ると、180度の展望が広がった.ただ、風が殆どないので、緊張が解けると熱さが倍になって感じてしまう.汗と土埃まみれの容姿は、一般ハイカーに見られるとちょっと恥ずかしい.かといって沢がある訳で無し、汗で湿ったタオルで土埃だけはぬぐったが、ズボンの繊維に染み込み余計みすぼらしくなった感がある(笑)


ズボンをこすりつけながらヨイショ! と岩に乗ると・・・


展望テラス 松の枝も見えた 10:50


多気山など展望が広がります


テラスの端っこ、垂直に落ちてる崖の頭にクサリガ これにザイルでもかけて下りる人がいるのか?
向うが獅子落とし? それともこっちが・・・?


祠 「古賀志山大神」


南コース分岐


小学生が大勢いた古賀志山の山頂 11:25


2008年4月、最初に登った時の祠
 この展望岩場で少し休み、息を整え緩く登って行くと、祠があった.まてよ? 祠というとあの「獅子落とし」の祠なのだろうか? ”家に帰って当時撮った祠を見たら同じものの様だった. この岩場を下の方に下りて行くと、大きな松があるのだろうかと、少し下りたら松らしい上部の枝が見えた.何となく今どこにいるか理解し、祠へ戻って手を合わせ尾根を上に進む.

 樹林の中を大した困難もなく古賀志山〜御岳山の遊歩道に出てしまった.熱い、熱い言いながら南コース下山口に着くと、涼しい風が吹いてくる.椅子に座りゆっくりしていると、古賀志山頂の方や南下山口の下の方から、やたら子供の声で”ヤッホー”が聞こえてきた.年齢が爺と同じか若干上らしい単独ハイカーが古賀志山の方からやってきて「おお〜、涼しい風が吹いてるね〜」 と、挨拶.「山頂は賑やかですか?」 と、聞くと 5−6組のハイカーがいて更に2−30人の小学生が登ってくる途中だったという.

 山頂へ行くかどうか迷って、此処は御岳山へ行きそこでお昼にしようと決めかけた時、南コースから細かいのがワイワイキャッキャッ言いながら大勢上がってきた.先頭は80を超えていそうな園長先生の様.いやいや熱いね〜、子供達には負けるよ〜、 こちらも、こんにちはお疲れさん と 挨拶を返すと 園長さん、まだゾロゾロ登ってくる細かいのをニコニコ見ながら、これから御岳山でお昼にするんですわ・・・・  駄目だこりゃ(笑)

駐車場帰着 13:20



獅子落としコースの岩場? 最初に此処を登ったのを覚えている
コンデジでも撮っているのを確認.でも、この岩場に何処から登り出たのだろう?


その岩場から見た光景 一本の松が見える


獅子落としコースのやや天辺岩場でお昼ご飯にした 11:45

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.