◇山登り◇

日光市
赤薙山〜女峰山
あかなぎさん:2010m
にょほうさん:2483m


                  
 


2014年 8月 3日 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
  先月、尾瀬に行った時いろは坂(登り)トンネルでシカに飛び出され衝突.修理に出した車が直ってきたら何処へ行こうかと、いろいろ思案していたが 晴れそうな日曜日では(栃木で)メジャーな山々はさぞ混むだろう.だからといって低山じゃここんとこの地獄の猛暑、熱中症になる確率99%強.やはり標高は2000mを超えた方が良さそうだ.日光では男体山とか白根山とか、、、.大真名子山、太郎山なども良いかと思ったがいろは坂を越えるのは”トラウマ・・・ トラジカ(寒ッ)”で、もう少し時間を置いてからにしよう. ということで何となく女峰山へ霧降から登ろうか、と決定.滝尾神社とか裏見滝などからでも良かったけど、特に拘りはないのと、そっちからだと登山者は案外少ないし、あの長い階段を一度登ってみたかった.

 高原の駐車場は車が少なくまだ早い時間だから観光客もほぼいない.空はスカッと晴れていて真っ青.朝飯のカップキツネを食べ、支度をして階段に取り付く.(この場合”取り付く”は変か) 階段を登り始めてすぐ、左右の草むらには花が沢山.まあ、そう珍しいものでもなさそうだがせっかくだから撮っていこう.初っぱなから足が止まりどおし.


霧降高原の駐車場 7:00


階段は木製1445段 右は高原ハウス



蹴上げ、踏面が良く考えられている様で
案外疲れにくい・・と、思った


最上の展望台から 丸山(1689m)


上の方はガス模様になったが、左の谷から吹き上げてくる風が心地よい


中ノ沢源頭を俯瞰


同じく左に向けて


此処から樹林帯に入って行くが、まっすぐ延びてる
道を登った方が歩き易い


樹林の中は登山道が荒れて木の根っこが露出.歩きにくい事この上ない
 赤薙山に着くと御夫婦と思われる男女2人が コンロでお湯を沸かしている最中だった.挨拶をすると、水場までどれ位かかるのか聞かれた.女峰山迄は無理なので、水場まで行って引き返そうと思っているとも言っていた.地形図を見せ、結構ありますよ・・・と、水場の場所を教えてあげたら、登山する人達はみんなこういう地図を持って歩くのですか?と言ってたのにやや驚き、 そうですと答えたが道、標識ははっきりしているとはいえ、やはり地図は持って歩いてほしいものだ.(地図を持って道迷い歩きしている輩に言われたくないってか(笑))

 独標(2295P)まで幾つか展望の良い場所があるのだがガスでまるで駄目.過去2度もガスだった.今回も期待出来そうにない.水場では男女二人(御夫婦)が水を汲んでいるところだった.これから女峰に向かうところらしい.今日の水分は凍らせた水、凍らせてない水、以上500mlのペットボトル.三ツ矢サイダー(小さいボトル)、缶コーヒー(キレの微糖) これらを保冷バッグに入れて持ってきた.水分摂取の少ない私でも、今日はさすがに暑いので凍らせてないペットボトルは既に空.凍らせた方は半分溶けているのを飲んだ.水場で補給できると判っているので、多くは持ってきていない.まず水を飲みペットボトルを満タンにしてバッグに詰め込んだ.バッグのお陰、帰り着くまで冷たいものを飲む事が出来た.今度はノンアルコールビールも入れてこようか.


やっと赤薙山に着きました 熱い、汗だく〜 8:50


1983P、登れるのかあれ? 足尾のRRさん、Yoshiさんが登ってしまった(驚)


こんな所もあるが、危険はない


雲竜の下からはガスが湧き上がってくる



一里ヶ曽根 (独標)
曽根とは尾根の意味で、奥社を過ぎてこの辺りまでの稜線をいう



水場手前の鞍部付近、 平で何となく落ち着く場所だが
左は雲竜渓谷(アカナ沢)、右は三沢(右俣)に落ちている
 途中、東斜面がガレ場になっている所をトラバース気味に登って行くが、帰路の熟年ハイカーといろいろ話をした.きっかけは、丁度熟年ハイカーが降りてきて登りの私に道を譲ってくれた.登り歩いて足元の岩場に白い花の様な物が咲いているのをみつけた.思わず 「ウスユキソウ」の仲間ですかね?」 と聞くと、いや、この辺りにウスユキソウはない筈 と教えてくれた.日光の人で、月に2度位は登っているという.今の時期はお昼近くなると殆どガスが出て、これまで晴れてくれた事は滅多にない等言っていた.話をしている間に、途中追い越した水場夫婦が摺り抜けていった.それからも少し話をして別れ、ロープのある岩場へと向かう.

 此処(ロープのある岩場)は花が多く咲く場所だが、時期が過ぎている様で僅かに黄色い花が半分枯れて咲いていた.三角点を過ぎるとガスが少しひき女峰山が姿を現した.数人のハイカーが確認出来る.覆い被さるハイマツ帯を過ぎて女峰山頂の神社に着くと、頂上の岩場で数人が記念写真を撮ってる最中だった.水場ご夫婦は既に休憩し昼食中.野門側はガスが晴れよく見えたが、帝釈山から男体山側は真っ白で何も見えない.山頂をコンデジに納め、昼飯だ.


野門沢には陽光があたってます 三界岳はややガス陰り



女峰山が姿を見せてくれました・♪



山頂です〜♪ 12:15


コンビニのザルソバ やはり箸の方がいい(涙)


2463.7P 三角点
 神社の脇に陣取って休憩.板が転がっていたので、これを椅子代わりにしたら快適だと思ったが、神社の一部だったりすると罰が当たると困るので、思いとどまり傍の岩に腰掛ける.今日はコンビニで(日本)ソバを買ってきた.尾瀬(笠ヶ岳)でabe様が食べていたのを思い出し、こういう暑い時は冷たいざる蕎麦などがいいだろう.保冷バッグに入れておいたソバは適度に冷たい.が、あろうことか箸がない.確かコンビニで貰った筈だ.ザックの中をくまなく調べたが何処にもない. ・・・・・そうか! 朝のカップキツネで使ってしまったのか.ここんとこ、山行はずーーっとサンドイッチとかばかりだったから割り箸は持って歩かなかった.そう言う癖が知らず知らずについてしまっていたのかも知れない.

 周りに誰もいなければ、適当な小枝、細い枯れ枝を拾って箸代わりにするのだが、ちょっとそれも恥ずかしい.何かないかと探した結果、いつも必ず持ち歩いている救急セットの中に(そんなに大きくない)十徳ナイフがある.この中に二本フォークが付いている.これも何となく恥ずかしいが普通を装い何とか食べる事が出来た.

 帰路、一里ヶ曽根からは濃い霧になってきて赤薙山付近ではこのまま日が暮れてしまうのではないかと思う位暗くなってきた.それでも、キスゲ平を見下ろす頃になるとこの辺りではガス帯から抜けホッとする.観光客も殆どいない階段をゆっくり下りて駐車場に着いた. 16:45 



帰路、振り返ると青空が・・・
しかし、熱い.チューブの唄が聞こえる様です


奥社から赤薙山への途中、ガス



赤薙山から下降中 前方の標識は
キスゲ平から登ってきて樹林帯に誘導するもの
樹林帯は前述通り木の根が多く露出していて
歩きにくい.この降りてきた尾根伝いの道が良い


ガス帯から抜け 振り返って



(帰路) ガス帯から出ると霞んでるが長方形に光っている栗山ダムが見えた

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.