◇滝見と山登り◇

日光市
ヤキバ沢〜鳴虫山
なきむしやま:1104m

                  



2015年 3月 26日 訪問

爺 & yuki
(時間やルートは参考にしない事)
              
  近頃運動不足だから山でも行くべーか.yukiが言い出した.んじゃあ、何処にすっか・・・と、中々思いつかない.まあ、この時期花がある訳でも無し、高い山は雪が残ってるし(yukiは残雪時期歩いた事がないので駄目という) 鳴虫山にすっかい と、提案した所簡単にOK.何もない今、ただ登るんじゃつまらないからバリエーションを考えてみよう.ヤキバ沢から登るってぇのはどうだ? 簡単にOK.

 ヤキバ沢から一度2009年に登っている.それ程大変な所はない.沢も険しさはない.素麺滝というものもあるが数段の優しい流れの滝だから、横断などは簡単.今は水も少ないから徒渉は問題ない.行程は、ヤキバ沢〜二俣の中間尾根〜銭沢不動尊からくる尾根〜合峰〜鳴虫山〜発電所 で、5時間位と見積る.

 あんまり朝早く出てもしょうがないから、朝飯喰ってからゆっくり出ましょう、、、と、家を8時過ぎに出発.駐車地に着いて簡単に支度をし、歩き始めたのは10時過ぎという、スロースタート.早出早帰りの山歩き基本に逆行してしまったが、、、決してナメてかかってる訳ではない.近場や低山時間がそれ程かからない時は、概ねいつもこんな調子なのだ.


駐車地発 10:15


素麺滝へ右岸踏み跡を歩きます


素麺滝 1段目と2段目 10:35


2段目 右から小さく巻きます



3段目 右を簡単に登っていけます
落差は4段合わせて20m位 と言われています
 日光自動車道の下をくぐって早速間違えた.素麺滝へはその手前を左に行き自動車道の下り線左側を通り、すぐ樹林の中の踏み跡を行くのだがヤキバ沢の左岸を歩いてしまった.すぐに気付いたが右岸左岸どっちを歩いても似た様なものなので戻らず、小さな堰堤を越えて右岸に移動した.素麺滝へは15分程で到着.水は多くない.此処は冬を含めて3度、撮影に訪れているから今日はコンデジで簡単に済ます.左岸を上流に向かって登り3段目(あれ?2段目だっけか) の頭を横断.最上段を見ながら巻いて登る.
 素麺滝の上に出ると沢は穏やかになり、右に沢を分けると左は此処から「カニ沢」と呼ぶらしい.すぐにミニゴルジュの中に4m程の滝が見えてくる.「餅洗滝」で、金属製の名板が半分錆びた状態で木にかかっている.此処もサッと見て、右岸を巻いて足元のザレをズルズル滑りながら上流のルンゼに下りた.(ルンゼへの下降は念の為ザイルを使用)


4段目 手前を横断し左(右岸)を高巻きます


少し離れて2m程の階段状滝


餅洗滝


ルンゼの木の上流に下りる 11:00


石積みの堰堤
 「餅洗滝」から上へと遡行していくとすぐに水は涸れ、石を積んだ申し訳程度の堰堤が2ヶ所出てくる.それを越えると(標高)800m辺りの二俣に着く.少し休憩して、下生えの殆ど無い中間尾根に取り付いた.結構急斜面で汗が噴き出してきた.時々立ち止まり、木々の間から見える日光連山を眺めたりする.女峰山〜一里ヶ曽根〜赤薙山がよく見えまだまだ雪を多く被っていて春は少し先の感じ.
 銭沢不動からの道(といっても踏み跡程度)に合流し、祠とか祭壇跡?を見て、標高差約150mの急登はきつい.喘ぎ喘ぎ登ってやや広い道に出ると勾配は和らぐ.が、その先一登りが案外きつくゼイゼイ言いながら合峰(1084P)に着くと、二人の熟年男女ハイカーが我々の登り着くのを待ってくれていた.軽く挨拶し、その方達は今来た方角へ下りていった.多分、神主山からきて銭沢不動尊に下りていくのだろう.今日出会ったハイカーはこのお二人さんだけ.


中間尾根取り付きは藪無し・・・


が、上に登るに従って灌木が少々煩くなる


銭沢不動尊からの道に合流しました 11:35


登る途中から振り返って望む(左に女峰山 一里ヶ曽根から右は赤薙山でしょう


葉の多い季節なら見えない 男体山


祭壇跡?


祠、他にもありますね


鞍部から登りになります


合峰への急登 フイックスロープが左にあるけど登りでは使いません



「合峰」 で含満淵からの登山道と合流します 二人組が我々と入れ替わりに下って行かれました 12:15


 合峰で少し休憩し、鳴虫山に向かう.少々のアップダウンと立派な階段を上り、山頂に着いた.誰かいるかなと思ったけど誰もいなかった.花等咲いてないオフシーズンの平日、登ってる人などマレだわね.昼食を摂りながら正面の女峰山を眺め、昨年歩いた黒岩〜モッコ平を思い出したりする.唐沢小屋は見えるのだろうかと、その辺りを最大ズームで撮影しておき家に帰って見てみたが、判らなかった.樹林帯の中だから隠れて見えないのかも知れない.
 下山は発電所(含満淵)方向へ.合峰からあまり良いとはいえない急な道を下り、交差する林道で登山道が分断され不明になっている所をショートカット.予定時間より少し早く駐車地に到着した.


立派な階段を上がって(その上に木組み階段があって)・・・


山頂に着きました 12:35


頂上から 女峰山遠望(RAW)


同じく 大真名子山、小真名子山、中央へこみは富士見峠


木の根が多い登山道です


左、発電所入り口 日光自動車道の下をくぐって駐車地はすぐです 14:30
 Photo Nikon P7800

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.