◇山登り◇ 佐野市 閑馬岩峰群〜金原山 かねはらさん:427.4m 2016,2,7 訪問 爺 (時間やルートは参考にしない事) |
7日の日曜日、お天気が良いので出掛ける事にした.この時期は概ね仙人ヶ岳とかに行く事が多いのだけど、昨夜は宇都宮で雨.高い山では雪になったらしい.そこで、標高500m以下で登山口まで近い所・・・と、選んでみるとどうしても三床山とか、大小山になる.このお天気だし人も多いだろう.いろいろ思案して、閑馬に行ってみようか、と決めた.此処は瀑泉さんのご推薦でもあり、結構変化に富んでいるらしい. ■瀑泉さんのレポ 朝飯を食べ、瀑泉さんのルートを印刷し支度をする.支度と言っても、ザックには先日の古賀志を歩いたまんま.ヘッデンやらカッパやら救急セットやら、ツエルトまでそのまんま入っているから、それを車に積むだけ.靴も車の中にそのまんま・・・あれッッ こないだの古賀志雪道で湿ったまんま乾かすのを忘れてたよ.脳、大丈夫かオイ(笑) さて、家を出発したのが8:45.こんなんで瀑泉さんルートコピーを完遂出来る訳がない.此処は大幅に縮め、閑馬岩峰群から始めて、金原山へ行ければ良しとしてみる.ただ、岩峰群は少し難儀らしいから、場合によって金原山へは行かなくても良い.従って、駐車場所も車道歩きが長くなる”松坂”ではなく、林道金原線の二つ目の屈曲部(瀑泉さんが取り付きと表記してくれている辺り)にした. |
林道直進では通行止めゲートがあった |
左に曲がると宗教施設? |
駐車地から、踏み後に入って行く(画像は行きに撮り損ねた為帰りに撮影) 10:50 |
その林道一つ目の屈曲部にさしかかる.Y字路になっていて左は何か宗教施設に通じる道路か? 直進は「積雪の為通行止め」とゲートが設置されていた.でも”取り付き”までは歩いても大した距離ではない.手前の空きスペースに車を駐めた.すると沢右岸に踏み後が付いているのが見える.地図を見ると、この沢から登って6峰の西(北寄り)鞍部に出られそう.計画は早々に変更.踏み後を追いながら沢に入って行く. 沢は僅かに水が流れている程度.間もなく中々立派な釜を持つ滝があった.さしずめ”不動の滝”とでも呼べそう.踏み後も此処でほぼ見えなくなり、沢歩きになった.時々倒木群が出て来て進路を塞がれ歩きにくくなったりする.沢はゆっくりと登り中々高度を稼いでくれない.しかし両岸は岩壁や急斜面になり、沢が(涸れ滝とか壁とか)行き詰まった時は巻きが出来るかどうか心配になってくる. |
滝がありました |
沢はこんな様子 |
暫く遡ると両岸は段々厳しくなっていきます(画像は左岸) |
沢の中には時々倒木、巻くのは大変なので枝を払いながら突破 |
枝沢を二つやり過ごし、標高350m付近で、右からやや急な枝沢が合流してきた.(←5峰に向かって突き上げている) この沢は細かなガレの上に桧の落ち葉が軽く積もった様な感じ.鹿道だか作業道だかが縦横無尽に付いていて案外、登り易い.だが、それも僅かで壁が出てきて登れず、岩のバンドには雪が積もっていてダメ.北方向にトラバースしていくと枯れ木が倒れている所に壁の切れ目があった.枯れ木の端っこに足をかけ登ろうとしたら、枯れ木がグラッ.慌てて足を引っ込めた.この枯れ木微妙なバランスで引っ掛かっている様だ.力を加えて押すと簡単に下まで落ちてしまうだろう.仕方がないから寝転んだ状態で摺り抜け上がっていく.急斜面を凌ぎ、6峰から南へ派生する枝尾根に乗り上がった.丁度標高450m. すぐに稜線に出ると数センチの積雪はあるけど踏み後がはっきりし、二つの岩がある6峰に着く.下を覗くととても下りられる様斜面ではない.4−5m戻って探すと東側(こっちも急だけど・・・)に下りている踏み後があった.ラッキーなことにこっちの斜面に雪はない. |
マ 沢を離れ斜面に取り付きます.(枝沢の右岸) |
風が吹くと木の枝に積もった雪が舞う. 時々凍ったのがあり身体に当たったりする |
壁です・・・ |
壁にもたれている枯れ木.この下をくぐる様に登っていきました. |
枝尾根に乗りました |
すぐ稜線に出ます.積雪は僅か |
第6峰の岩場ピーク |
向が6峰と5峰の鞍部 |
6峰からの展望 |
盆栽の様な第4峰 |
第5峰への登り、ロープがあります |
慎重に! |
何かしらゴツゴツとした岩場が出て来た.ロープが設置されている.岩の上にうっすらと雪が乗っかっている所は滑って危ないから、慎重に登った.二本目のロープを終えると5峰.枝の間に男体山が見えた.思いっきりズームにしてみたら、デジタル領域までいったらしくボケてしまった(←家に帰って見たら) このデジタルズームってどう操作したら綺麗に撮れるんでしょうね.未だピシッと撮れた事がありません. 僅かの登りで第4峰.岩ピークの感じはない所だった.冷たい風の稜線を更に進み、少し降りると前方に岩.これを登るのか? と、一瞬たじろぐ.が、右に赤ペンキ矢印を見て、良かった・・こっちから回り込むのだねと安堵.特に難儀でもなく第3峰.(と、思ったけど)ここで、ちょっと判らない.ちょっと登って又ピークかなと思う場所.適当にカシャカシャ撮って、、、此処は第2峰かな? GPS等はこの辺りでは使用してないので後から位置照合出来なかった(後悔). 少し風が強く冷たい.帽子を飛ばされない様手で抑えながら歩く. |
第5峰です |
第4峰への登り |
第4峰、男体山が見えました.ズームで |
日差しがある稜線.でも、風が・・・ |
第1峰が見えました.あの、急斜面を登るのか〜 |
第3峰が近づくといきなり登るのに困難みたいな岩場が眼前に(汗)・・・ |
と、右を見たらしっかり、でホッとします |
第3峰から登ってすぐに・・・ さっき、枯れ木に引っ掛けて 手袋が破れちゃった. |
第2峰(だと思うけど、撮った画像が何だかよく判らなくなってしまった) |
一旦下り、今度の登り返しは少し高さがある.岩斜面という感じではないが、急なのと僅かだが積雪があるので、灌木に掴まりながらの登高だ.そして展望の良い360度開けたピークに出た.此処は第1峰で間違いないでしょう.此処で思いがけない事に気が付く.下の方で結構吹いていた風が此処ではあまり感じられないのだ.風の音はするし少しだが吹いている.日差しは暖かく、穏やかという感じだ.此処のピークは丁度”河童”の頭の様だ.周囲をツツジ類の低灌木がその河童の髪.立っている所は緩い曲面の鍋を逆さにした様な河童のお皿の上.おお!我ながら中々の形容じゃ(笑) 保温水筒のお湯は遅く出た分かなり暖かい(熱い).こういう所でのカップ麺はかなり美味しい.ゆっくりと大休憩. 下りはじめは針葉樹林帯の中を急降下していたが、日が当たらず寒いので右に移動する.葉のない灌木帯の斜面は日差しが暖かい.間もなく林道(跡?)に出た.放置されたトイレがあるらしいが見当たらない.無理に探す事はせず、金原山に行く事してだだっ広い尾根に入っていく. |
第2峰(だと思う所)から |
・・・ |
第1峰へ向かいます |
鞍部からきつい登りになるかな・・・と、 |
・・・思ったけど、案外楽に1峰 |
360度の展望を楽しみながらちょっと遅いお昼 12:40 |
1峰からズームして遠く赤城山、右手前は520mピーク |
岩峰群に別れを告げ下ります 13:20 |
針葉樹林帯の中は寒いので、暖かい日差しがある落ち葉の斜面を下降 |
林道跡に出ました |
樹林の中に赤テープ なだらかな尾根歩きになります |
特に困難な所もなく舗装された林道に出た.丁度峠の様な所で、林道は西から登って来た林道は東に下っていた.舗装路の上に僅かに積もった雪には一台の車が通った様なタイヤの跡が付いていた.やや斜めに横断し緩く登って小ピークに着くと、前方に2つのピークが見えた.小ピークを一旦下り軽く登り返すと三等三角点のある「金原山」だった.展望も枝越しだけのピークだ.東南方向にもう一つピークがあるので、行ってみたが同じ様なもの.戻って金原山を少し下り、下に見える舗装された林道に降る.林道は概ねどこも同じ様なもので、樹林や山腹を切り開いて造るから案外展望が良い.此処も例に漏れない. 登山道横断点に戻り、後は林道を下るだけ.所々、先程歩いてきたばかりの閑馬岩峰稜線が見えて、もう懐かしい(笑) 駐車地到着 14:50 |
樹林の中は風が通り抜け、結構寒いです |
林道横断地点 13:45 |
仕事道と思われるのは此処で終わり、右の登山道を歩きます |
木の葉がないので金原山がよく見えます(左峰が三角点場所) |
背丈の低い笹の道を通って・・・ |
あっけなく三角点のある「金原山」 |
その東側にあるピーク |
舗装された林道に降ります |
降り立った所 |
一つのカーブに二つのミラー むむ、贅沢(笑) |
歩いてきた稜線 |
おまけ |
Photo Nikon P7800 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.