◇滝見◇

(栃木県)塩谷郡塩谷町
釈迦ヶ岳〜中岳〜西平岳
しゃかがたけ:1795m



                  



2016,4,15 訪問

爺 & yuki
(時間やルートは参考にしない事)
              
  守子の登山口に着いて車を降りたら風が結構強く吹いている.この様子では山頂付近、吹き荒れているのではとちょっと心配になる.取り敢えず朝飯を喰って支度をし、風の状態では途中撤退も考慮して登山道に入っていく.

 今日の行程は守子神社〜釈迦ヶ岳山頂〜中岳〜西平岳〜守子神社への周回.前回登って気に入ったコースだ.守子神社の手前からはアカヤシオの木が多くあり、時期的にまだ早いけどこちらは偵察をしてこよう.こういうのも楽しみだ.

 懸念材料は一つだけ.中岳から西平岳への登りで、ザレ斜面がある.風が強いと難儀する.そこまで行ってしまって撤退では、かなり戻るので現実的ではない.その時は一か八か黒沢へ下りてしまう事も考えておく.

 守子神社まではなだらかな登りが続く.果たして、アカヤシオはまだ一分〜三分咲き位.風に揺られてはためいていた.帰りに此処を通るから、撮影はその時にしよう.


守子登山口 8:05


階段脇にタンポポ一輪


ゆるく登る道


僅かに咲いているアカヤシオ


守子神社 8:30


左へ行くと林道終点 帰路は此処へ出る予定


刈り払われた広い道です


地形図にも表記がある分岐 この辺りが前山?


風が強く吹き付けてきます 西平岳が見えて来ました



 分岐を2ヶ所過ぎて前山付近(山名板は無いか、見つからず)でも風は止まず、冷たい.樹林帯は過ぎるので風当たりも良くなる.厚手のジャケットをはおると暖かく少しホッとした.西側が開けて中岳がよく見える場所で撮影タイム.今日は三脚ではなく一脚を持ってきた.風が強い時は手持ちよりいい.それでも風に煽られっぱなしで落ち着かない.適当に切り上げて山頂へ向かう.

 低灌木樹林帯が切れ笹斜面の登り付近だともっと風が強くなるかとおもったけど、案外そうでもなかった.昨年4月に尚仁沢を遡行し、釈迦ヶ岳山頂から下降し時訪れた時山頂下から中岳分岐付近まで残雪があったのだが、今回は全くない.前回より15日も早いのに・・である.



遠くが良く見える.前山付近を過ぎて西南方向


デジ一


もうすぐ中岳分岐 此処は案外風の影響は少なかった


もうすぐ山頂 雪はなし


山頂 誰もいません 11:00
 山頂には誰もいなかった.季節外れの平日に当然と言えばそうなのだが・・・

 風が強い事に変わりはないのだが、吹き飛ばされる程ではない.陽は差しているけど、風にのってあられみたいなのが降ってくる.展望は良く、日光連山や矢板(?)市街地や八溝山系、筑波山その他が良く見えた.周囲をグルッとコンデジで撮影し、1分かその程度でさっさと山頂を後にする.

 この分ならあの砂礫斜面は大丈夫だろうと、中岳分岐から中岳方向に下降して行く.鞍部に下り、登り返しで振り向くと釈迦ヶ岳への刈り払いされた登山道がくっきり.こういう光景は爺の好みだ.何度も振り返って(コンデジで)撮影しておく.樹林内の所々に残雪があり、一部凍っている所があるけどその上に乗らないでも通れるから問題なかった.

 中岳に着いて、山名板を探してみたが、やはり無かった. yuki が、小枝に引っ掛かってる細い針金を見つけただけ.



山頂から日光連山


山頂から左は登ってきた尾根、右は下降する尾根


中岳


鶏頂山


中岳の登り途中から振り返り 釈迦ヶ岳


道にだけ残雪


景色の広がる所もあります


こんな所を登って・・・


中岳山頂の祠 11:35


岩場急斜面にはロープ有り
 中岳を後にすると、待ってた様に再び風が強くなってきた.梢のうなり音が凄い.砂礫地斜面手前の樹林の中で風が収まるのを待つ.何となく弱くなった様な気がして、それいけッと掛け声.yukiは斜面を走って登っていく.爺もそれに倣うが、走っているのは格好だけ.歩いて登るより少し早い程度だろう.斜面半分位の所で再び強風.西側から吹き上げてくる風は、細かい砂を一緒に運んできてるらしい.顔にパチパチ当たって痛かった.上の白い祠がある岩場まで行くと風を遮る事が出来る.yukiは既に登り着いている.爺も、風に煽られヨタヨタしながら登って岩陰に座り込み、安堵.

 樹林に逃げ、僅かで西平岳山頂だ.道を風が通るけど、これはむしろ心地よい.時刻は丁度12時.お昼ご飯にしましょう.

 此処からは急な斜面はあるものの歩き易い.前回見逃した一つ目のお地蔵さんを見て西平登山口に出た.さらに前回見失った守子へのトラバース道も問題なく通過.少しだけ咲いているアカヤシオは風に煽られてまともに撮る事が出来なかった.西平へ下降途中静だった風の音は守子神社近くでは凄いうなりだった.


中岳 中央付近がロープ付岩場


此処で風の様子をみます


上の岩場まで、それ行けッ! 西平岳はその上


岩場傍らの白い祠


西平岳 山頂 12:05


岩場に隠れて 左に鶏頂山 沢形は野沢で見える二俣まで遡行した事があります


もう一つの西平岳


朝登った尾根


一つ目のお地蔵さん


二つ目のお地蔵さん


火事の様な黒い煙が見えました 南(西寄り)方向だったかな 12:35


西平登山口に出ました 13:20


前回、間違えた場所 踏み後が殆ど判りません 右に下りてしまった


←を 右に下りず登り気味のトラバースでハッキリした道へ出ました


デジ一


デジ一
”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.