山登り

宇都宮市
古賀志俳諧・・・
弁当岩〜赤岩山〜古賀志山



                  



2017,1,7 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
 又、古賀志山である.朝早く起きて日光連山とか、那須山塊とか行けば良いんだろうけど、寒いと朝パパッと起きる事が出来ない.天気予報で”穏やかな良い天気”と報じられるとジッとしていられない.じゃ、やっぱり古賀志山でも行きましょう・・・という事になる.

 ただ歩くのではつまらないから、たまには変わった事でも、、、と、ロープ無しの崖登りとか後ろ向きに歩くとか、きんちゃん走りのトレランとか、 は出来ないから・・・そうだねぇ、、 あまり歩いてないルートを歩いてGPSに記録してきましょう.で、自分自身で約束事をしておきましょう.地図は持っていかない、行動中GPSは見ない.お!面白そうだ.

 取り敢えず北コースに入り(カップのある)水場を過ぎ、次のベンチがある所を北コースから外れ、中尾根に登っていく.すぐ前を単独女性が登っていったが、早い様で追いつく事はなかった.すぐ後ろから女性2人組が登ってきたけど、中尾根の鞍部分岐に着いても下から登ってくる気配はなかった.???

 中尾根はロープのある岩場の手前を右にトラバース.そのまま559Pから下りて来る尾根に登って、559Pへ.男性1人、女性2人(3人だったかな?) が、休憩中.爺が遠景をコンデジ撮影中に男性は出掛けていった.


 ※-今回の迷走地図(コンデジ画像撮影位置を表記) 
 ※文中の赤文字は後日GPSの軌跡を見ながら記入したものです.



古賀志山をたまには違った位置から



今日は北コースから


水場の休憩場所 此処からGPSをON


歩き易い登り道


@中尾根鞍部に出ました


中尾根の時、いつもお昼休憩する場所


ロープ場の手前を右にトラバース


A早速岩が出てきますが、楽


中々登り易いです



559Pから男体山、錫ヶ岳、白根山もよく見えます




559Pから 凄い高圧鉄塔群


559Pの温度は1度
 559Pから鞍掛山縦走路を辿り一旦下って、いつも通り過ぎる岩場を設置されているロープ頼りに登る.シンドイと思われたロープ場も登ってみれば案外楽.途中から右テラスへ移動し、あとはロープ無しの緩い登りだから下から見る程高度感はない.ただ、誰でも簡単にとはいかないだろうから、気をつけなければいけないのは当然である.

 両側が開けた所に岩があり、休憩には絶好な場所.若干お昼も過ぎているし、此処でお昼休憩にしましょう.カップラーメンにお湯を注いで、(暖かい)おにぎりを食べながら、これからどっちへ行くかな?と思案していたら、下(西側)から屈強そうな単独男性が上がってきた.男体山に行く予定だったけど、朝寝坊して出掛けられず此処へ来たのだという.此処は弁当岩と言う所で、此処までは結構人が来るけど、この先の「松島」は殆ど人が来ないから休憩には良い場所.559Pから来て「松島」へ行き、戻る途中だという.
 カップラーメンを食べていたら、その後も単独男性、単独女性と単独の若い男性が上がってきた.弁当岩とか、松島とか聞いた事があるけど、此処だったのね.

 単独女性と少し話をし、何処へ行くのか?と、聞かれたので「この辺りは初めてだけど、(西方向を指さし)あっちから下りて、御嶽山〜中岩の間にある”西尾根コース”にでも出ようかなと思っています」 と、答えた.これで、本日のルートが決定(笑).



弁当岩に上がるクサリ場.見た目程難しくはありません B


上がって安全圏に立ち俯瞰


歩いていくと・・・
弁当岩・・・なんだけど、撮り忘れ(-_-;;



よく見える高原山、手前の540級ピーク ハイカーが見えました



遠くに雪の被った山々もよく見えます. 名前? 判りません

 弁当岩を後にし、急斜面の下りに差し掛かる.ロープ等は特に設置されていないけど、木が多く、足場もしっかりしているので不安はない.今日は何処を歩くか判らないので、ザイルと懸垂道具を持ってきた.使わなくても持っているだけで安心.

 急斜面の途中から道は二手に分かれている(様にみえる). 尾根を下りる方がハッキリした道だ.一方、鞍部に下りている道は薄く踏み後に近い.ただ、こちらの方は前方に見える岩峰に続いている.右を、下りて行くと鞍部で、目の前に岩壁が立ち塞がり、トラロープが垂れ下がっている.高さも10mはあるか.うーーむ.ちょっとびびりながら岩に取り付こうとし、右をみると樹林の中に”道”? が、が見えた.お、これ巻いて上に行けるのではと、岩登りは止める.

 道とも踏み後とも言えない”道”をトラバース.おお、ラッキーな事にあの岩場を巻くように裏側の尾根に出た.楽に登って丈の大きくない松が数本生えている岩尾根に登り着いた.岩の上に立って、見える光景をコンデジに収めていると前方から声が聞こえる.先程の女性だろうか、男性とルートの話をしている様だ.よく見ると、対向する尾根の中に人の姿が見える.さっきの二手に分かれている道を左に下りる尾根なんですね.あれは、何処へ繋がるのでしょうか? 今、立っている岩場が「松島」と言うのでしょうか?




C岩場に細いトラロープ1本・・・ 登りません



踏み後を登って、あそこが松島から下りてる尾根


松島の岩場に着


少し下りて・・・


お弁当を広げるにはいいかも



手前樹林の尾根に人の影と声、そこを下りて行けば良かったのでしょうか




D末端付近の岩場から振り返って

 先程登って来た尾根に戻り下降していく.トラバースし、巻いて出た所を通り過ぎ、緩やかな樹林帯に入ると所々に古いテープを見つける.踏み後を外したり復帰したりしながら、展望の利かない樹林の中を、意識して左寄りに歩いていく.先程、「松島」から下降する時太陽を背にしていたので北方向に下降した.”西尾根コース”から下りて来る道に出るには、左(つまり西)に向かって行けば良い(と、いい加減) 少し歩くと道形に出た.使われていない作業道の様だ.道はほぼ南に向かって続いている.木々の間から正面やや左に古賀志の稜線が見えた.

 車も通れるような林道に出てすぐ分岐があり、宇高学校林の道標があった.こっちへ行くと富士見峠に出られるのか? この道の探索は又後にしましょうと、前進.林業に使う機械が置かれている脇を通り、涸れ沢の橋を渡って間もなく大規模土砂崩れの場所に出た.これは昨年古賀志馬蹄形を歩いている時、上から眺めたものだ.凄い規模である.倒木群が道を塞ぎ通れない.最も此処を通り過ぎると、西尾根コースを外れてしまうかもしれない.この崩壊地の何処かに西尾根コースから下りて来る道があるのだろうか? そう言えば道の脇にあった赤テープがそうだろうか? 一旦、戻ってそれを追ってみることにした.


松島から北側の尾根を下降中、振り返って


踏み後を追って桧の樹林帯に下りて行きます


E広い尾根 標高460m付近 この辺りから左(西)方向に進路をとります


F作業道ですね.標高320m付近



G車も通れそうな道 標高290m付近


H林道脇の道標


I土砂崩れの倒木が林道を塞いでいます



土砂崩れ後




土砂崩れ後

 テープは涸れ沢や作業道を横断したりしながら消えてしまった(←多分見失った). ま、登って行けばその内(西尾根コースの)道に出るか、駄目なら稜線を目指せば良い.と、緩い樹林の中を登っていく.初めは沢形を選んで登った.両側にバラ系のブッシュがあったりする為で、しばらく登り、斜面に下生えが無くなった辺りで尾根に向かって登る.尾根はやや広く赤白のテープがやたら目についた.林業関係のものでしょう. 

 次第に急斜面になって、木の根を掴みながらピークっぽいこんもりを乗り越えると、岩の斜面の下降になった.鞍部が見え、何の事はないわざわざこのピークを登らなくてもあっさり右を巻いて来られるではないか・・・

 西尾根コースの道には出ない.樹林で見通しは利かないから(稜線の)何処へ出るのか判らないが、中岩近くかなと思っていた.歩き易い尾根は急斜面になったかと思うと、前方上に壁が現れた.ちょっと登れそうにない.左は駄目、右に回り込んでみると駄目と思っていた壁に、斜めにバンドがあった.取り敢えず登って、バンドが消えた所からは少ない木や木の根を探しながら狭いながらテラスに出た.そこから斜上し、イワウチワの葉っぱを見ながら登ると又、壁.これは、駄目で右の斜面をザイル下降.注意深くトラバースしていったら涸れ沢があった.この沢を登ってくれば、あのバンドがある壁を登らなくても済んだのにね・・・


道は終わり、薄い踏み後を追います


J尾根に登り着きました 標高350m付近



前方に壁が見えます 標高440m付近




根っこが多いので取り付けそうな気はしますが・・・



バンドがありました


登って行けそうですが、上が立っているので、右へ移動していきます


此処はザイルを使って下降します(安全第一ですね)


涸れ沢(結構急です) 横断して隣の尾根に取り付きます
 涸れ沢を横断し、隣(西側)の尾根に移動したら灌木が多く生えていて急斜面に変わりはないけど登るのは楽.稜線が目の前になり上に桧の樹林が見えた時、へ!赤岩山まで来てしまったか? ・・・ビンゴ.

 そんなに歩いた覚えは無いのに、登り出た稜線は赤岩山の西、50m程の登山道だった.

 帰りは林道に下りるか、古賀志山経由で下山するか迷ったけど、林道をダラダラ歩くより 結局後者を選んだ.

 GPSは中岩の手前でOFFにした.帰路、西尾根コースの道標を見ながら、此処を下りると何処へ出るのだろうか? 特に標識などは見なかったから、宇高学校林に至る道の何処かに出るのだろうか? 等と、思ったりした.次はその辺りを歩いてみようか・・・ 




L斜面右を登ります.樹木や根っこが多いのと、長い斜面じゃないので気は楽です 標高480m付近




更に登って・・・



稜線の登山道に出ました〜♪


赤岩山山頂


二尊岩


中岩手前のクサリ


御嶽山


古賀志山



鳥人間、1人だけ

Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.