山登り

日光市
赤薙山〜2295P
(女峰山敗退)


あかなぎさん:2010m




                  



2017,7,22 訪問

爺, yuki, & nob
(時間は参考にしない事)
              
 海の日の連休(7/15,16の東北)は天気が悪く次の週に順延したけど、こっちはもっとひどく秋田では大きな被害が出てしまった.当然行く事は出来ず、近場で何処かへ行こうか・・・と、模索.22日栃木県の天気予報によると午前中はまずまず.女峰山でも登ってみましょうか、、、と、でかけました.

 yuki によれば午後から雷雨になるらしい.早目に出発しましょうということで、霧降高原駐車場を5時半に出る.いつも早出の人に比べれば、5時半など遅いと言われるでしょうけど、常に6時だの7時出発が毎度である我々にしてみれば中々の根性(笑)

 駐車場に駐まっている車は数台.テントが一張り.遠く雲海を眺めながら(天空回廊)1445段の階段を登る.汗をかいて鹿柵回転ドアを出、小丸山に着く.誰もいない.観光客が来るのはもう少し後の時間だ.既に霞がちの遠景を画像に収め、すぐ登る.



デジ一 天空回廊




デジ一 天空回廊展望台から



駐車場


いざ、天空回廊


ギボウシの仲間


ヨツバヒヨドリ


クガイソウ?


ん?


シモツケ


シモツケ



階段のぼり・・・



ニッコウキスゲはほぼ終わり


ミヤマシャジン(でいいのかな?)
 小丸山からはとにかく道が無数につけられ、何処を辿るか迷ってしまう程.女峰山へ行くのは今回で4度目.過去3度とも霧降からで、志津から登った事はなく滝尾神社からもない(神社に下りたのは2度).霧降からの道は、間違いなく登山道で荒れているというけど、山道なんてこんなものだ.標識が足りないと言う人もいるらしいが、赤黄の表示板や要所要所にはしっかり指導標がある.基本尾根道なので、両脇の地形を見ながら登ればほぼ一本道である.帰路も見方は同じ.難しくはない.

 笹原が広い中ノ沢の源頭風景は何度見ても素晴らしい.遡行して「細薙滝」を見学し小丸山の上に登り出た事を思い出した.あの時も、霧降の名にふさわしい霧が出ていた.

 樹林帯には入らず、まっすぐ尾根道を登っていく.樹林帯の道は根っこが露出し、歩きにくい事この上ない.ま、こっちも似た様なものだけど若干良い(と思う)



又、シモツケ





まだ、天気も良かったんだけど




中ノ沢源頭 転げ落ちたい気分(←止めましょう)




笹原に見えた赤いポツポツはクルマユリ

 赤薙山への登りは意外にきつい.雲竜渓谷にもまだガスはなく、案外よく見える.休憩していると、精悍そうな男性が一人上がってきた.挨拶交わし、その人は我々より先にスタート.休憩を終え、我々もスタートする.すると、反対からハイカーが歩いてくる.もう下山する人か?と思ったら先程、赤薙山頂で会った人だ.「女峰までいくつもりだったが天候が回復しそうにないので下山する」 と言う.我々は先へ進む.

 奥社跡に近づくと nob に異変.最後尾の yuki が、nob の歩き方が遅く変だ、という.聞いて見るとどうやら踵が靴づれしているらしい.聞いてみるとまだ大丈夫というので少しスピードを落とし、奥社へ向かう.

 実は、nob の靴は新しくなって履くのが今回初めて.前の靴は下山時の長い下りだったりするとつま先が当たり、辛い思いをしているというので、”秋田行き”計画にのぞんで靴を新調したのだった.履き始めに女峰山とはちょっと無謀だったか.

 一応、撤退の可能性を伝えると yuki は2295Pまでは行きたいけど、山頂は行かなくても良いという.nob は、別に何処から引き返しても良いとの事.山頂には拘りがないというか、ドライというか・・・




赤薙山から赤壁




奥社跡に向かいます




1983P



根っこの道


ミヤマカラマツか?


ゴゼンタチバナ


奥社跡(2203P)
 奥社跡に着いて足をcheck.踵の皮はまだ剥けてはいない.大きめのカットバンを貼って応急処置.状態はあまり変わらないというが、2295Pまでは此処から大きな起伏はないので登山を続行.

 奥社から一旦緩く下って緩く登り返すと、平坦地に入る.(奥社から独標の先辺りまで「一里ガ曽根」といい、途中「ヤハズ」がある.2295Pの手前で下山男性とスライド.小さな祠がある2295Pに着くと、眼前に女峰山がドンっと迫るが、カメラを出している間にガスに隠れてしまった.



掘り割りの道



緩く登って一里ガ曽根の始まり


一里ガ曽根はシャクナゲが多い.やや見頃が過ぎているけど



  山頂に拘らない yuki は、2295Pに来て是非見たかったという「石宝殿」も、一瞬見えただけでこれもガスの中.それでも yuki は見られて良かったという.こいつは、何を考えているのだろうか? nob は、足の調子が悪くても 持って来たsigma魚眼付きであちこち撮りまくっていた.

 ガレ場を一旦下り、水場で水を補給.この水は美味しい.そこから少し登った立ち枯れ木帯で 後尾の yuki から小休止!と、声がかかった.いよいよ nob の足が辛いらしい.靴を脱いで点検.血とかは出てないからまだ初期症状か.悪化して、歩けなくなったら75キロ近い nob を運ぶのはこの山道、(二人でも)大変だ.早目に撤退を決める.



「ヤハズ」と言われる所 古い導標が立っている


2295P


女峰山、ガスでお隠れ・・・


石宝殿



一旦下る ガレ場で落石注意




ダケカンバの鞍部



水場の分岐


水場



立ち枯れ木帯、そこの倒木で nob の足をチェック. そしてUターン

   引き返してすぐにかなりご年配の男女2人組が登って来た.「あと、(山頂まで)いくらでもないのに惜しいわね」と女性.何度か来ているし、天気も悪いので、、と 言って別れる.

 一里ガ曽根の奥社寄りでは単独のご年配単独女性が、「女峰?・・・」 とか、息をきらしながら登ってきたのとスライド.何を言っていた? と、後方の yuki に聞いたがよく判らなかったという.

 その後は、奥社の下りで男性数人のパーティと擦れ違う.若い人が上で下から来る人にいろいろ指示を出していた.皆、若そうだったけど、その中の一人はかなりバテている様子.

 赤薙山の手前で雨が落ちてきて、早目の合羽を身につける.赤薙山からの下りで樹林帯から抜けると同時に豪雨.登山道はたちまち沢と化してしまった.雷も鳴っている.幸いな事に大きくはなく、まもなく鳴り止んだ.小丸山を下に見る辺りで雨も止み、小丸山に休憩する多数のハイカーが見えた.赤薙山の帰りだろうか.

 nob も、下りだと靴に踵が当たらないからしっかり歩け、普通の時間で戻る事が出来た.




帰路、雨の降る中、さすがにちょっと辛そうな nob ここでは、まだ雨は強くない(赤薙山の手前)




沢ではありません.登山道です

”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
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