◇山登り◇ 宇都宮市 古賀志界隈 森林公園P〜中尾根 * 2017,12,9 訪問 爺 (参考になりません) |
天気の良い休日(今回は土曜日)に古賀志山へ行く場合、駐車スペースが問題となる.駐車場は広いけれど多くの人達が訪れるので、少し早めに行くかお昼近くにするかでなければ駐車するのに困る.前回、古賀志の公園駐車場に来た時(2017,10,8−レポ無し)は、駐める事が出来ず、南登山口駐車場から登る事になった. なので、ちょっと心配したけど、その場合は又南登山口からにすればいいと、いつもの遅出で出掛けました. 森林公園駐車場は案外空いていて、楽に駐める事が出来た.今日は、久々に中尾根末端から登ってみる積もり.来季に備え多少なりとも岩場に慣れておかなければならない.但し、クライミングとかは苦手なのでそこまではしない.ロープやクサリのある所を登ったり降りたりするだけである.まあ、ついでに懸垂下降の練習もひっそりとやっておく. が、ザイルは車に入っていたが、ハーネスがなかった.春の車検の時下ろしたまんまだったか.仕方ない、それの練習などは次回にしましょう.ということでザイルも置いて行く.何しろ中尾根ルートはロープ&クサリが丁寧に設置されているから、普通に歩くには何の装備もいらない.取り敢えず、ヘルメットだけはザックの中に忍ばせておく事にする. 今日は少し暖かく、着てきた薄いセーターを脱ぎ上着はパーカーにした. |
駐車地 10:30 |
良く晴れてます |
この時間(10:30頃)からでも登る人は結構いて、此処は人気の山である事が窺える.そう言えば、この季節「フユイチゴ」が登山道脇に見られる事を思い出した.ゲートから沢の右岸に付けられた道を行くと樹林内の斜面に紅い実がポツリポツリみえた. 中尾根末端に着いて、あれえ! フイックスロープが一本だけになってますよ.うーーむ、此処をよじ登るには(爺の場合)一時でもロープに全身を預ける事になるから・・・ ぶら下がる様にして点検してみたが、ちょっと怖い.出だしでアクシデントを起こしても”いい年をして、” と、誰も同情してくれないから 此処は温和しく迂回路へ回る. 古いクサリ場を通り過ぎ、滑岩の斜面に着いて見上げるとそこにある筈のロープが全く無い.上のハング気味岩壁の上部に短く黄色いものが2本垂れ下がっているだけ.その下のバンドまではロープが無くても(爺でも)何とか登れるのだが、戻るとなると若干苦労する.ザイルだけでも持ってくれば良かったなぁ. |
最初の岩場 あれ、ロープが古いの一本だけ・・・ |
基部から見上げる 覆い被さってる岩の右手に黄色いロープがある(画像では判り辛い) |
バンドに上がるちょっと下 |
バンドから |
←の上、グーーっと回り込んで来た 結構高度感がありますよね (クサリ場を登った後で撮影) |
バンドに上がってハング気味岩壁を見ると、上から短く真新しトラロープが下がっていた.設置されていたロープ類は全て取り外されてしまったらしい.トラロープに掴まって様子をみると、ロープがやたら滑る.後ろが下まで見えるから高度感がありおっかない・・ 更に良くない事に右腕(肩)に力が入らない.50肩の後遺症が残ってるのか? ・ 恐る恐る戻って、壁の基部を回り、クサリに取り付き安全に登る.(※クサリは古いから全身を預けない) ハング気味岩壁の上に行き、トラロープなど一応チェック.しっかりとあったロープ類はどうして外されたのだろうか? 中尾根縦走路に入って鞍部に着き又ビックリ.この岩場にある筈のロープ類が全く無い.まあ、此処は傾斜も高さもそれ程ではなく、ルートを選べばロープが無くても登れるから問題はないのだけど・・・ 下降となるとやっかいだ. |
バンドを降りてクサリ場に向かいます |
クサリ場を登って、振り向きカシャッ |
この岩場でいつも同じ光景を撮ってます |
少し上に見える鞍部に向かって登って行くと・・・ |
あれま、ロープが一本もありません |
次の岩場も殆どロープが外され、下のクサリとガリー(岩溝)に細く古いトラロープが一本になってるだけ.これは一体・・・ 此処は、クサリを片手に、もう一方は手掛かりの岩突起を探しながら中段まで登った.ガリーは中に木の根が多くあるので思ったより楽.ロープを使わなくても登れる.ただ、狭いから足の運びにはやや難儀するかも知れない. この界隈、何かある様で以前にもロープが外されているなど、いろいろあったのを思い出しながら分岐まで行き、そこから北コースに合流する道を選択.北コースの道脇で再び多くのフユイチゴを見ながらのんびり下山した. |
小ピークに登る途中の岩場から.これも毎度の光景 |
此処はクサリが残ってました |
岩溝の中には古いトラロープが |
身を預けるには躊躇しますよ |
赤川ダムと多気山 |
分岐 |
北コースに合流 |
Photo Nikon P7800 二代目 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.