◇滝見◇

日光市 
羽黒滝、霧降隠れ三滝




                  



2015,12,18 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
  これまで不思議な程暖かかったのが急に寒くなってきた.朝、ライブカメラで神橋を見ると晴れていて雪など全くない.身体が寒さに慣れてないので高い山など二の足を踏むけど、日光市内に近い滝見は楽しそうだ.今年、栃木県の滝見は数える程しかしていない.畑の沢、足尾深沢、権現沢(尚仁沢上流)、西沢の湯川 そして 小足沢大滝.霧降隠れ三滝など、もう何年訪れていないだろうか.デジ一の練習も兼ねて行ってみよう.

 朝飯を食べ、洗濯やら何やらを済ませ日光自動車道を走り、取り敢えず着いたのが寂光滝駐車場.裏見滝へ行きその上流を見ようかと迷ったが、そこそこ見応えがある滝としては田母沢(羽黒滝)、根通沢(雄、雌滝)、隠れ三滝のマックラ滝などがある.こんな時間だからゆっくり撮影しながらでは全部回れない.そこで、根通沢は割愛し羽黒滝と隠れ三滝を回る事にした.

 寂光滝駐車場には爺の車一台だけ.忙しい師走の平日だから当たり前の事か.支度をし、足元はこれも久々のスパ長.沢を岩伝いに渡り新しい2段堰堤は、脇に石段があって登れる様になっていた.

 
※新しい堰堤は、古い堰堤に打ち増しして頑丈に造ったものようだ.堰堤の上部に立つと、古い所と新しく くッつけた境目がハッキリと判る.限られた予算で造っているんでしょうか.何処かの国の○委員会も、見栄ばっかり張らないで こういう姿勢であったらいいのにねぇ(笑)


寂光滝駐車場 11:15


新しげな堰堤


堰堤に上がる石段


古いのと、新しいの


踏み後は判るけど薄い
 以前来た時(2009年)より踏み後は薄れている気がする.寂光滝迄は来てもこちらへはあまり訪れる人は多くないのだろう.崩れている所もあり歩きづらい.急な涸れ沢を横断し小尾根を回り込むと左下に羽黒一の滝の頭が見えてくる.続いて前方には木々の向うになるけど羽黒二の滝が現れる.此処は二の滝から撮影しよう.滝前はやや広く正面は飛沫が結構凄い.右に回り込み、一応滝前の邪魔な枯れ木を片付ける.撮る光景は下手でも、それなりの努力は惜しまない(笑)

 適当に撮り終えて、右岸に渡ろうと滝下を横断.げげっ、この(左足)スパ長どっか破れてる様で、たちまち水が侵入してきた.とっ初めでこれかぁ〜

 羽黒一の滝へは、歩いてきた”道”の途中から落ち葉斜面を下る.スパ長はこういう所では威力を発揮する.急でも滑ることなく一の滝やや下流へ簡単に降りることが出来た.滝手前には大きな岩があり、全体を見る事が出来ないけど、勢いよく落とす水は迫力がある.白飛び必須だな・・・


羽黒一の滝 上部


羽黒二の滝 11:30


羽黒二の滝


デジ一


デジ一


羽黒一の滝 落ち口




踏み後を戻って・・・


斜面を降りて・・・


羽黒一の滝は日陰になってる 12:35


デジ一


デジ一 手前の木々枝がかなり煩い・・・
 寂光滝駐車場に戻って、「卵入りごま味ラーメン」を作り昼食.日向に陣取ったつもりが食べ始める頃には日影になってしまい、風もないのに結構寒い.そそくさと昼飯を終え、霧降滝駐車場に移動する.車って楽だなあ・・・

 つつじヶ丘の駐車場も、勿論一台だけ.もう午後2時なので、すぐに出掛ける.案内板を見ると、以前回った遊歩道は廃道マークが付加表記されている.ちょっと気になったけど、まあそこの分岐点で考えよう.

 遊歩道が車道に最も近づく場所で、以前は樹林帯に右折していったがそちらはやはり通行止めになっていた.崩落とかは表示がない.一応行ってみる.廃道の原因はすぐに判った.道の崩落とかによるものではない.沢に降る所の木の階段が荒れているだけだ.これを撤去などして修復するには時間とお金がかかる.橋は流されてそれぞれの岸に打ち寄せられているだけだから、こちらは元に戻すのは簡単.要はあの階段遊歩道だけだ.

 夏など、沢沿いの遊歩道が涼しく快適で良いに決まってるんだけどねぇ.(笑) ま、いいか.

 スパ長水漏れのお陰でジャブジャブ入れないから飛び石伝いに左岸へ.歩き易い遊歩道は今も健在.丁字の滝分岐で新しげな橋を渡り「丁字の滝」へ行く.それ程大きな滝ではないけど形は良い.



つつじヶ丘駐車場 14:05


・・・の、案内板 丁字滝の表記はない(玉簾滝手前の分かれてる沢にある)


つつじヶ丘のツツジは有名(カーソルでそのツツジ)
 玉簾の滝へは、一旦戻り橋を渡って遊歩道を歩き、途中左に分かれる.親切な標識板があって迷う事はない.沢に降りると沢幅一杯の滝が見える.滝前には滑の岩場があって、夏の水遊びにはもってこいの場所だ.

 左岸の急斜面につけられた踏み後を登って、先程分かれた遊歩道に合流.この滝の上流も滑で中々楽しそうだ.紅葉時期も良いと思うのだけど、秋は行きたい所が多く中々訪れる機会がない.ま、その内だな.

 牧場の柵沿いに遊歩道を辿り、牧場取付道路(舗装)を横断してマックラ滝に向かう.手前の広場に車(軽トラック)が2台あって何か作業している.時間はもう午後4時位なので、その人達に軽く挨拶し滝へ向かう.木橋を渡る手前で滝が良く見えた.あれ!マックラ滝ってこの辺りから丸々見えたっけ?

 帰路、暗くなっても牧場道路があるので問題はない.ただ撮影には多少でも明るくないとちょっと困る.何とか急いで撮影したがコントラストの低い画像になってしまったのは仕方がない.新緑時期に又訪れて撮影リベンジとするしかないか.


遊歩道が道路に近づくと・・・



右に折れ針葉樹林に入って行くのだけど
今は廃道で、遊歩道は尾根を登っていく


遊歩道は例によって(笑)


無い所は歩き易い


ある所は歩きにくい


両岸にずれている橋


丁字の滝は左、まっすぐ行くとチロリン村


で、丁字の滝


デジ一


渡って玉簾滝へ行く遊歩道


玉簾滝 沢一杯に広がる幅の広い滝だ 15:20



中央岩稜で水が左右に分かれ、こちらは玉簾滝の右側


・・・の、左側


デジ一


デジ一


玉簾滝上流


柵の脇を登って、振り返り撮る



沢を渡る手前で全体が良く見えましたヨ 15:55


滝前の大きな木も健在

マクロ


デジ一


デジ一


帰りは新しい遊歩道を


男体山


駐車場に戻りました 17:05
”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.