山登り

北秋田市
森吉山(一の腰ルート)
もりよしざん:1454m

                  



2018, 7,25 訪問


(あまり参考になりません)
下手ですがデジ一画像もどうぞ
              
 昨日、それ程お天気は良くなかったけど早池峰山では多くの花を見ることが出来、近年「滝爺」から「花爺」に変遷しつつある私としては大いに満足.特に、ハヤチネウスユキソウは一度撮っておきたかった花なので、感激だった.例によって宇都宮には帰らず、その日は秋田の姉の家に泊まった.翌日は森吉山でやはり花見登山の予定.

 森吉山の登山口までは車で1時間弱.難儀な所もない.(甘く見た)そのせいか泊まる日はつい缶ビール500mmを3本も飲んでしまった.いつもは350mm缶2本ぐらいしか飲まない.で、涼しさも手伝って寝坊.翌日出発は7:15.5時出発を予定してたので完全に出遅れた.ま、一人旅だからいいんだけど・・・


 森吉山の過去2回はヒバクラコースだった.太いブナがあり、ヒバクラ岳(藪で登る道はないらしい)を巻く様に設けられた木道脇の湿原や、山人平のお花畑、続く湿原や山頂登り斜面の残雪など、どこかの○名山も真っ青.

 阿仁コースのゴンドラで楽に登り、体力と時間を温存しながら花撮りも良いだろう.そう、思いつつ過去に多く登られた「一の腰コース」も辿ってみたかった. ニッコウキスゲ群落や、一の腰からの森吉山遠望も魅力的なのだ.



森吉山 阿仁前田トンネルを出て



コメツガ山荘と駐車場 8:30


駐車場からすぐ
 「妖精の森」へ向かい、途中左に道を分け舗装道路が切れてオオイタドリが砂利道を覆っている.通れるか心配になるけど長く走らずにコメツガ山荘に着いた.駐車場は結構広く、他県ナンバー(あ、私もそうだけど・・)が2台駐まっていて、既に出発している.そりゃ、もう8:00過ぎてるもんなあ・・・ あ、姉の冷蔵庫に入れて(凍らせて)おいた水と保冷剤を忘れてきた・・・ ま、いいか.

 日差しが強く熱い.すぐ樹林帯に入るけど風が無く汗が噴きだしてくる.スキー場跡を横断しカラマツ林の中を緩く登るが熱い.沢音がして道のすぐ右側に沢水が流れている.今は必要がないから、素通り.再び、スキー場跡を横断気味に登る.斜面にはアジサイが群落を作って咲いている.斜面一面だから凄い.

 カラマツもほぼ見なくなり、大きなブナが目立つ様になった.額から、顔から、シャツの袖から、汗がポタポタ落ちる.こんなに汗をかくのはいつ以来だろうか?



登山道は草が生えてます


スキー場跡、帰路 此処で熊


道はハッキリしています


沢水は冷たい



アジサイが凄〜い ♪




所々に白いのも




これ、カニコウモリ? でかいね




森吉は何処へ行ってもブナが大きい



ボサボサ


ジリジリ、熱い熱い
 道幅は広いが草などは刈り払われておらず藪模様の登りが続く.勘助道入り口の表示がある指導標柱があった.Y字路の様であるけど、辺りを見回したがそっちへ行く道が見当たらない.草に隠れてしまっているのだろう.

 此処まできつい登りなどはなかったが、バテた.水を飲む回数も増えてくる.シャリバテになるといけないので、努めて何か口にする.コッペパンも半分食べた.少し元気が出る.だが、歩くとすぐにバテる.一の腰まで、何と遠いことか・・・行けるかどうか、心配になってくる.汗・・ボタボタ これは昨夜のビールのせいか、、

 今日初めてハイカーと出会う.もう下山して来る人だ.一の腰ルートで出会った人は、往復ともこの人1人だけ.

 道の両側が低灌木になり、上空が見えるとお日様が容赦なく照りつけてくる.風もなく熱い.ま、まずい.熱中症になってしまうか、、、等と重い足を何とか上に挙げ、登って行くと左から大きい水音が聞こえて来る.沢が近いのか? 少し左前方が開けて森吉山の穏やかな姿が飛び込んで来た.途端に、弱いけど風を感じる.

 木のベンチがある一の腰に着いた.ペットボトル2本目を飲み始める.持つかなー、、、



お、見えて来た


一の腰 山頂



森吉山 誰でも来られるよ と、言ってる様な山容だ あそこまで行くのかあ・・・




一の腰から 滝が見えた

 一の腰から俯瞰する沢は遙か下の方だった.地図を出してみると「連瀬沢」というらしい.見える滝はその右俣で右岸崖から落ちている.優に30mはあるだろう.ああ、あそこに降りる事が出来たら、涼しい事だろう.だが、この辺りの藪は強烈である.ステッキより太いネマガリダケは押し戻されて先へ進めない.低灌木に蔓が絡まった激藪は進めたもんじゃない.そん中に草木が踏み倒されている”道”をみつければアンラッキー.熊道だ.もっと最悪.

 熊鈴は此処で外し、ザックの上袋に仕舞う.自分が着けてる熊鈴がリンリン鳴ってるのは苦手だ.うるさくて疲れが倍増する.

 少し座って休み、誰もいないので、シャツを脱ぎ、汗を拭いてコッペパン残り半分を食べた.水は保冷バッグの中なのでまだ少し冷たい.姉の家の冷蔵庫で凍らせておいた水を忘れたのを悔やむ.

 少し、元気になったので辺りを撮影して出発.それにしても一の腰から見る森吉山はカッコイイ が、遠いな オイ!


木道が出てきました.


雲嶺峠分岐 左、勘助道 右、一の腰から下りてくる道 振り返って



草が覆い被さってます




 一旦大きく下り、そこからは緩やかに登って行くが、概ね木道歩きで気分が良い.ニッコウキスゲも旬の様で木道に覆い被さっている.小湿原を幾つか通るとき、ガサガサが何度か聞こえた.カモシカはあまり鳴き声を出さないから、もしかしたらそれかも知れない.

 雲って来た為か、熱さは少し和らぎ 花々を見ながら気分良く歩いて、森吉山神社(前岳)に着いた.誰もいない.立派な避難小屋もあるんだねぇ.(此処に冠岩というものがあったらしいが、予習不足で見ず仕舞い) 



ニッコウキスゲがワサワサと・・・




殆ど木道が見えません 右の奥の方で何かが ガサガサ




振り返って、一の腰  左の奥の方で何かが ガサガサ




小湿原 イワイチョウの葉っぱが沢山 ヒナザクラはみつかりません.終わったのかな




良い光景ですが、まだ遠い・・・



キンコウカも旬


森吉神社


クルマユリも綺麗です


一の腰にガスがかかり始めました.これ以上広がらなかったですが



登山道左斜面にも多く咲いてます

 阿仁コース(ゴンドラ)からの分岐に着いた.丁度良い休憩場所で、ザックを下ろし今日初めての三脚を立てる.ヒナザクラを探して見たけどみつからなかった.この辺りは無いかそれとも終わってしまったか.

 近くのピーク(石森) からヤッホーの大きな声が聞こえた.以前(かなり前)は山へ登ってヤッホーなど良くやっていたようだが最近では滅多に聞くことがない.高い山でそんな事をやっていたら、遭難者と間違われてしまうかも.4人位のグループで若者もいる.又、大きな声で「神社にいってくるぞ〜」 と、叫んでいる.誰かと連絡をとっているのだろうか.

 阿仁コースからは次々とハイカーが登って来る.皆、軽装だ.森吉山はゴンドラを利用して気軽に登れる山でもあるのだ.



キンコウカと森吉山



阿仁(ゴンドラ)コースとの分岐


湿原
 分岐からニッコウキスゲが咲く歩き易い木道などを進み、阿仁避難小屋に着いた.中に数人いて何か工事中の様だった.森吉神社避難小屋から近くに又立派な小屋があるのも驚きである.特に用もないので通り過ぎる.後で判った事だけど、此処から5分程の所に水場があるらしい.知っていれば帰りに寄れたものを・・・

 稚児平では3人一組が休んでいた.キンコウカとキスゲが沢山咲いている.ガレ沢の様なそれ程急でない登山道脇はハクサンシャジン沢山が咲いている.コンデジでカシャカシャやりながら登っていてしばらくしてから、レンズキャップがないのに気が付いた.キャップを外した時はいつもウエストポーチに入れるのだけど、それがない.取り敢えず、探しながら100m程戻ったが見つからない.登りながら再び探したけどやはりみつからない.キャップをなくしたのは、3度目になるか.又、買わなくちゃ.


阿仁避難小屋


トウゲブキ?



ハクサンシャジンが沢山



ゆっくり、ゆるりと登って・・・


山頂 12:50
 山頂に着いたら、2−3人の人達に「お疲れさん〜」 と、言われビックリした.まあ、山では普通にある事だけど突然だったから驚き.汗だくの姿で「どーもッ」 と返すのがやっと. 6人位の男女グループでヒバクラから登って来たらしい.東側斜面の様子を聞いたら、残雪はもうないらしい.キスゲがやはり沢山咲いていたという.

 山頂はそれからも少しの間賑やかで、そのグループの楽しそうな会話を聞きながらおにぎりを食べた.醤油焼きおにぎりは、案外美味しかった.食べるとやはり元気が出る.

 「お騒がせしてすみませんでした」 と、言い残してグループはヒバクラコースを下っていった.山頂は静になりゆっくりと辺りや遠景を撮影.小1時間ほどいて山頂を後にした.

 その後も、所々で三脚を立てながら花々を撮る.嬉しかったのは、往路で見なかったチングルマを、小規模の群落だったが見られた事だ.旬で生き生きしているチングルマだった.

 デジ一で少し撮ってはきたが、コンデジで撮ってくるのを忘れた.どうした事か?



山頂から南側(阿仁コース側) 中央ピークが「石森」




雲嶺峠から 勘助道に入ってすぐ 15:05

ガサガサは熊だったかも知れない  一の腰登り返しの手前から勘助道を通って行く事にした.足が重く登り返しが辛いからで、地図を見るとその勘助道はそれ程起伏がないようだ.んじゃあ、楽しましょ ♪

 分岐を左に入って行くと道はすぐ草藪に覆われる.ただ、足元はしっかりしているから、それなりに歩かれた道なのだろう.そういう道がずっと続く.道自体にそれ程不安はない.

 朽ちた導標が倒れているY字路は右へ.どちらも似た様な草ぼうぼうの道で此処は「松倉勘助分岐」と壊れた標識板は読める.生暖かい水を飲む.残り一滴程度.さあ、沢まで少し急ぎましょう.

 分岐らしい所に出た.まっすぐは下っているが、テープで通せんぼ.道は右へ折れる様だ.(地図はまっすぐ下る様に表記されているけど・・) ま、何か事情があるのだろう、素直に右をとる.


倒れたままの導標 15:15


藪漕ぎになりますが、足元には道をしっかり感じる
 記事を書いてて、よく考えてみると下山時はゴンドラ山頂駅に寄ってきても良かった.往復35分程.さほどきつい斜面でもないし、第一山頂駅には飲み物の自動販売機がある.少ない水を節約しながら、ある意味急いで水の得られる沢まで下山したので、途中撮影を割愛してしまったものもある.今、思うと事前の情報収集の甘さがきっちり出てしまった.反省だ!   その道が緩い登り坂になって 又、分岐だ.(但し、地図に分岐はない) 倒れた導標があって、七合目と表示があった.此処から、一の腰まで300mともある.往路で六合目は確か下の方で通過した記憶があるけど、此処を通った覚えはない.

 一の腰の反対を選べば下山できる訳だ.道だか草原だかよく判らないが下って、30分ほどで六合目に着いた.覚えがあるスキー場跡から樹林内に入り、冷たい沢水を飲み、顔を洗うと生き返る心地.

 又、スキー場跡地に出たらガサガサとやりながら草むらを逃げて行く熊を見た.それ程大きくないが小熊でもなさそう.こんな、熱いヒナタで昼寝でもしていたのだろうか.出口はすぐそこだから、熊鈴は着けなくてもいいか.

 車に戻って着替えて人心地. ありゃ、熊鈴もどこかへ落としてきましたよ.



元は広そうな道、緩りと登ってます


七合目の導標 15:25



又、こんな、、、




道型が時々現れて



六合目 15:50


コメツガ山荘に戻ってきました 16:20
森吉山で見た花々他


オオマツヨイグサ


オカトラノオ


マイヅルソウの実


サンカヨウの実


タケシマランの実




モミジカラマツ


ツクバネソウ


アカモノの実


*


タチギボウシ


ゴゼンタチバナ


ニッコウキスゲ


イワイチョウ


ハクサンシャクナゲ


キンコウカ


クルマユリ


クルマユリ


トウゲブキ


ハクサンフウロ


ハクサンフウロ


ハクサンシャジン




オニヤンマ
下手ですがデジ一画像もどうぞ    Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.