◇山登り◇ 北秋田市 森吉山 もりよしざん:1454m 2018,10,13 訪問 爺 (時間などは参考になりません) |
天候が悪く目的地変更した前日の滝巡りは、思ったより良かった.紅葉にこそ少し早かったけど、滝はしっかり見られたし、沢山のキノコが生えているのも凄かった.作ってもらったナラタケの味噌汁はとても美味しかった. 今日(13日)は天気が良いらしい. 朝6時頃起きて、(姉の)家の近くを散歩してみる.朝靄(もや)がかかっていて遠くは見えないけど、真上は青空だ.今日は何処へ行くか決めてなかったが、地図資料は秋田駒ヶ岳位しか持って来てない.そこへ行くのは当に諦めているから、地図無しで行ける所といえば森吉山くらいだ.・・・そこで、いいか. 朝飯を食べ、午前8時過ぎにゆっくり出発.途中コンビニに寄って、お昼用のおむすび、パン、水を買って森吉山荘前からヒバクラ登山口に向かう.ヒバクラ登山口の駐車場は、10台くらい駐められるスペースがあるのだけど、紅葉時期の良いお天気、、となればこの時間じゃ満車になってるかも知れない.等とちょっと心配する.登山口近くでタクシーと擦れ違い、登山口に着くと予想とは裏腹に4台しか駐まっていない. 単独の女性が、登山道に入って行き年配の男女一組が出発するところだった.こちらも簡単に支度をしてのんびり出発する.登山道脇の指導標柱を見て へ?片道7.1kmもあるんだっけ・・・ 下手ですが、デジ一画像もどうぞ |
朝焼け |
ヒバクラ登山口駐車場 9:00 |
登山道入り口 ススキが |
まだ紅葉の盛りには早いのか、ナナカマドやヤマザクラ、オオカメノキといったものは紅く色づいているが、その他は緑が多い.標高を上げていくとどうだろうか? 登山道は歩き易い.急な所はあまりなく(急な所には木階段あり)、それ程荒れてもいないようだ.ただ、木が倒れ、道を塞いでる所が3ヶ所位.かなり強かったんだねえ、こないだの台風での被害の様だ. 昨日の“大量キノコ祭り” を良い事に、二匹目のドジョウを狙って道のあちこちを探したけど、そうは問屋が卸さずチラホラ見えた位.(藪でも)歩き易い所や、見通しの良い所は見つけられてしまってるのだろう. |
色鮮やか |
登山道は歩き易い この辺りはブナの二次林で殆ど細い |
クリタケ? |
風倒木が多く道を塞いでいる |
撮るキノコを探しながらのんびり登ります |
東の又沢(大印沢左俣)右岸沿いの道は、大きく太いブナが残ります |
登山道途中からヒバクラ岳 カエデ類は少ないのか赤は多くない |
黄色い葉っぱが陽光に透けて綺麗だ |
ブナ帯を過ぎてオオシラビソ(モロビ)の木が目立つ様になると、キノコもそれなりに少なくなっていく.地図で見る等高線が狭くなっていく辺りから階段が出て来る.この木階段、終わったかな、、と、安堵すると又出てきてフウ〜. 足にきますよ.休み休み登りましょう.お! 上が開けて青空がよく見える.風はない.暑くはないので、ジッとしてると汗が出る事はない.まあ、これまでの汗っかきでジトジトしてるけど. 後ろから熊鈴の音が聞こえる.少し離れてる様だ.階段でしっかり汗を絞られ、傾斜が緩むと木道に飛び出す. |
ハナガサタケ? ヌメリスギタケモドキ? |
1060m辺り、ブナからオオシラビソに変わる |
倒木、こないだの台風で犠牲 |
斜面が急になると木階段が出て来る |
葉が落ちてナナカマドの実の紅が際立つ |
木道になると、開けた湿原に出てヒバクラ分岐はすぐだ.中々立派なザックを背負った年配(私と同じ位?)の男性が休憩中だ.挨拶したら、今から山頂へ行くのか? と、聞かれた.天候が崩れなければ行く予定です と、答えたらこんな時間じゃ大変じゃないですか? どれ位掛かるか判らないし・・・と、森吉山の山頂を見ている. (駐車場で先に出た男女とは違う様だ) ははあ、此処で見る山頂の遠さにビビッてるな、、と感じ、まあそれなりに時間はかかるけど、山頂には12:30頃には着くんじゃないかと思ってますよ.(今10:50) ビビッてる男性、そうかなあ・・我々は此処で引き返すよ 我々? 一人じゃなかったか.前方(山人平方向)から奥さん風が戻って来てそちらにもご挨拶. 「ヒバクラ展望台」って何処かしら? と、奥さん風に聞かれたが、私は初めて聞く名前なので判りません と、答える.そんなのあったっけ? 話してる間に、50代位の速そうな人が挨拶して通り過ぎていった.(下で聞こえた熊鈴の人かな) こちらもそれを機に失礼して山人平に向かう.何だか奥さん風は山頂に行きたかった様だ. 御夫婦は、ヒバクラ展望台に行って見るといって、小池ケ原方向に歩いて行った. |
ヒバクラ岳分岐はもうすぐ. 森吉山が見えて来た |
ヒバクラ岳分岐 男性ハイカーが休んでます. 此処から望む山頂は遠いね〜 オイ 10:55 |
ゴゼンタチバナの実 |
此処を登り切ると「山人平」 |
この時期の山人平は沢山の花が咲き乱れる春夏とは違って、枯れ草が秋寂しい風景だ.花が旬の時期ならゴンドラ経由で山頂からわざわざ此処を往復するハイカーも多いらしい.が、今日は人っ子一人いない.今まで晴れてた空が、もう曇っている.ガスはなく寒くもないから快適といえば、、そうなんだけど. 紅葉時期で雨のない休日だけど、これまで合ったハイカーは4人.こっちからのコースを歩く人は少ないんだねえ. 山人平から湿地帯に半周設けられている木道を通り、急斜面の登りに差し掛かる.この辺り木道が新しくなっていた.急斜面をジグザグに登って行くと、登山道の木階段に座って休憩している3人の男女ハイカーがいた.挨拶し少し話をして脇を登ってハイマツ帯の岩道に出ると、多くのハイカーが休憩している. 男性2人組の一人(壮年)に、何処からきたのか聞かれたので ヒバクラ登山口からと答えたが、良く判らない様だった.山頂は人が多かったですか? と、聞いたら沢山の人がいるという.岩に上がりハイマツ越しに山頂を眺めるとなる程、人が大勢いる. 山頂へ着いたけど休む所がみつからない.何人いるのだろうか? 30人か、40人か・・ 山頂以外の所で休憩している人達を加えると、、、いやはや 大変な人数ではある. |
山人平(旧標柱)で振り返る ヒバクラ岳のすぐ下(黄色の部分)がヒバクラ分岐 11:45 |
木道が新しくなってますよ |
リンドウ |
山頂下の遅くまで残雪がある斜面.さすがに今はありません |
急斜面には木階段で整備 適当に間隔があるので登り易い |
げげっ 山頂の広場は向こうだから・・・ 何人いるのだろう 12:25 |
山頂標柱を一枚撮ってすぐにUターン. 登山道の木道休憩三人組はまだいて、男性に おや、もう帰るのですか? 早いですね と言われ、いやあ、居場所が全然なくて ハハ それからしばらく、この人達と談笑.男性は山の何とか協議会メンバーだそうで、下の木道改修工事の“完成チェック”に来たのだそうだ.イチジクの甘酢漬けを一個ご馳走になり、お礼を言って別れる. こっちの人間では無い事を話したら、いろいろ見処を教えてくれて その中に幸兵衛滝なども入っていた.ああ、そこなら昨日行って来たんですよ.キノコが沢山生えていて凄かったですよ. と、コンデジの画像をもんなに見せてあげた.一様に サモダシ(ナラタケ)すごーーい. ブナハリタケの画像を見て、これはブナカノカだね.なる程こちらでは、ブナカノカ、、か.姉もそう言っていたなぁ. 途中、雲間から太陽が出てブナの黄葉が綺麗に映えている光景などを撮りながら、のんびりと下山した. |
山頂から南方向 阿仁打当地区 中村コースというのがあるようですが、道は健在でしょうか |
山頂手前の斜面から 中央、山人平 |
秋の空 |
下手ですが、デジ一画像もどうぞ Photo Nikon P7800 二代目 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.