◇滝見◇

(福島県)天栄村
馬尾の滝
まおの滝



                  



2016,4,23 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
  以前から気になっていた天栄村の「馬尾の滝」へ行ってみることにした.参考にした記事は2つ.春爛漫さんのオフレポきださんのブログ記事

 「馬尾の滝」同じ福島県で3ヶ所にあるという.特に気になっていたのは只見町の奥深い所にあるものと、今回の天栄村河内川のこれ.只見町の方はかなり遡行が必要で難儀らしい.今の時期では雪も多く残っているだろう.加えて水量はやや劣る様だ.いずれ機会があれば行けるチャンスが来るかもしれない(多分来ない・・・(笑)

 駐車地から滝迄30−40分程で行き易く難儀な所も多くないという事と、そこそこ規模の大きな滝であるらしいので天栄村の方に決まり.近くには数多く滝がある様だが、久し振りにHorsemanを持ち出したいのでこの滝一本.朝、家を出るのも7:00頃とゆっくり.近くのスタンドでガソリンを満タンにし、コンビニに寄ろうか迷ったけど殆ど国道を通るので天栄村とかそっちの方にも多くあるだろう.(←これが間違い!) 土曜日とあってやや車の多い東北道を北上.ナビ(推奨ルート)白河ICで下りて国道4号→国道289号→白河羽鳥レイクラインを快適に走って行く.此処まで、コンビニは4国を含めて見当たらず.

 羽鳥湖畔を通り国道118号を西進.道の駅の看板があったけど、8km逸(そ)れる.往復16km脇に入るのは遠慮してそのまま走る.その内1件位は出てくるだろう・・・と、お気楽.天栄村に入って湯本小(この辺りから林道に入って行くのだ))まで来たけど全くない.

 結局、どんどん走って国道121号の湯野上にある7−11で食料調達.大幅に時間ロス(涙)



国道118号沿いで (デジ一)



下に見える沢は河内川


縦列駐車などで3台は駐められそう


沢右岸の元軌道跡を進みます
 国道118号は萌える新緑に山桜が淡いピンクを咲かせ、何とも美しい風景だ.河内川林道は多少の凹凸部分もあるけど概ねは走りやすい.河内川橋を渡った所で空き地に駐めスパ長を履いて重いザックを担ぎ右岸の踏み後に入って行く.特に標識とかはないけど、目的の滝は目の前の川(沢)の上流にあるのだから、沢から離れなければ大丈夫だろう.2度徒渉し、道が崩れている所が1ヶ所.30分位で皆さんのレポ画像にもある軌道車残骸と建物基礎跡地に着いた.前方には樹間から飛沫が見えた.

 沢に下りて対岸の滝前に着き見上げる滝は中々素晴らしい.ただ、雪融け時期としては水が少なく感じられる.こんなもんだろうか.最も、滝は本流ではなく支沢出合いに懸かっている.

 滝下に行くには、膝上まで浸かって渡るか、滝右岸5−6m程の急斜面をザイルを使って下りるかだ.沢の水は限りなく冷たい.懸垂下降の装備は置いてきたが、20mザイルだけは持って来たので、それ程苦労せずに滝前に立つ事が出来た.



沢を徒渉します


崩壊地、注意してトラバース


軌道跡は結構歩き易い


レール


残骸 左上のちょっと白いのが滝


馬尾滝 全景


ちょっと上流偵察、左岸を上る途中


シカ道を辿り藪の切れ目に入って行きます


滝のすぐ上流には2m位の小滝


軌道跡の山側に大岩
 帰り道、木の陰に何やら薄茶色っぽいモッコリしたものがモゾモゾ動いている.タヌキの様だ.一心不乱に何か食べていて、こちらに気付かない.顔が木に隠れているから少し近寄って2-3枚.まだ気付かない.顔が見える所まで寄ってみようと足を踏み出したら、ポキッ 運悪く小枝を踏んでしまった.狸は一瞬こちらを振り向き脱兎の如く逃げて行ってしまった.

 往路では良く見なかったイチリンソウかニリンソウやスミレ、渓流のそれ程大きくないイワナなど見ながらのんびり帰った.

 帰りは田島回りとし、118号を121号の方に走って行く.途中、「白岩」の方に左折.道が狭くなる手前で阿賀川に架かる橋を渡る.その端の右手に見えるどっしりした山が印象的だった.家に帰り調べたら小野岳というらしい.


何か食べるのに忙しいタヌキさん


林道から望む形の良い山



デジ一




デジ一




デジ一 丁度滝の左肩辺り ドラム缶みたいな物が写っている 150φ位の鉄管が下に繋がっていた

”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 

HOME  /  閉じる

当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.