◇山登り◇ 福島県桧枝岐村 燧ヶ岳 ひうちがたけ:2356m 2023,8,18 訪問 爺 & nob (あまり参考になりません) |
nobを 久々に山に行くか? と、誘ったら二つ返事でいいよ.んじゃあ、行きたい所を上げてみて、と希望を聞く.燧ヶ岳はどうかな? と、提案がきた.あそこなら、木道歩きがかなりの割合を占めるし問題ない.お盆中は人も多いだろうが、お盆休みを過ぎた18日なら人も少ないかも、と、okを出す.ルートは任せるというから、御池から爼倉、柴安ーと登り下山は燧裏林道にした.やや、長いけど体力的にnobは問題ない.爺は一度、歩いているから概ねルート状況は判る. 当日朝、3時前に家を出発.ゆっくり走って御池駐車場には5時過ぎに着く.意外にかかるんだよなあ.駐車場はうんと空いていて、駐まっている車は1割位.朝飯を食べ、支度をして出発.曇り空の中を登山道に入って行く. 木道を歩き始めてすぐに分岐になり、燧ヶ岳方向に左折.間もなく木道も終わり、濡れ気味の岩ゴロの登りになると、歩きにくい.前方に男女二人組が歩いていて、女性はこの岩ゴロ登りに難儀してる様子.女性はこちらに気付かず、暫く後を付かず離れずついて行くけが、その内男性が気付いて、道を譲られた. その後、この二人と会う事はなかった. |
さ、出発 6:20 |
岩は湿って、道は泥濘 |
風は無く、結構蒸し暑い |
広沢田代 |
蒸し暑い樹林の中を、抜け広沢田代≠ノ着く.青空が広がる湿原は気持ちが良いが、若干暑い.一面キンコウカが咲いている.所々シロバナトウウチソウがあり、適当に撮影しておく.キンコウカはどちらかというと秋の草花(だと思う).それも終盤に近いものが多い.のんびりと木道を進み再び樹林の中の登りになり、風もなく汗だく.後から先にあった人達とは違う男女二人組に道を譲り、急がず登って行く. 木々の丈が低くなり、開けてる上を見上げると青空.(燧ヶ岳の)山頂からは綺麗な風景が望めそうだと、期待大.五合目の板が着いた階段を上がって、広大な熊沢田代入口に着く.あれ!合目板≠チて以前あったっけ? 入口からは燧ヶ岳が真正面に見える.(実際の山頂ではないけど) |
シロバナトウウチソウ |
木道補修用資材 |
振り向くと会津駒ケ岳(右) |
* |
モウセンゴケ |
オゼミズギク |
ロープのある階段 |
小湿原 |
熊沢田代 |
熊沢田代には途中休憩ポイントがあり、木道の脇にベンチが設けられている.田代入口から見下ろし加減に見ると先客が二組(4人)位いた.そこでの休憩は無理かなと思いながら、風景を撮ったりしてのんびり下りて行くと、一組が出発していったので、休憩できるスペースが空いた.ザックを下ろして水飲んで、小さな花(といっても、キンコウカ、トウウチソウ位)等をカメラに収める. 我々が休憩している間に、休んでいた男女二人組が出発していった.更に男女二人組が休憩せずに通過.続いて単独男性.多いようでもこれだけで後ろは見えない. 登山口まもなくの男女二人組は来ない. 休憩を終え、出発.少し長い木道歩きを終えて道に覆い被さる笹を掻き分けながら登る.ガレが多い溝状の急斜面は登り辛い.前方に男女二人組と単独男性に追いついてしまった. |
キンコウカ |
風がないから鏡のような水面 |
リンドウ |
道に覆い被さる笹 |
樹林の中 |
ガレの窪地急坂 |
オニアザミ? |
ザレ場横断 |
道脇に咲いてるアザミやリンドウを撮りながら時間調整.追い越さないようにしながら登る.特に意味はないけど.下りてくる何組かのパーティと擦れ違い、俎ー山頂へ着く.岩が積み重なったような山頂には7-8人がいて中々賑やか.三角点の周囲にも腰を下ろして休憩してるハイカーもいる. ガス気味で視界の悪い尾瀬沼や柴安ーなどをチャチャっと撮影し、此処より若干(標高の高い)柴安ーに向かう. 鞍部に下り、ドドドっと(俎ーから)下りて来た5-6人の空身ハイカーさん達に道を譲り、急斜面を登って柴安ーに着く.こちらの山頂には立派な山名柱がある.まるで墓石を思わせるようなもの.結構広くこちらの方がのんびりできる.おやつパンを食べて休憩. |
登って山頂か?と思ったが |
回り込むようにしてシャクナゲの中の登り |
爼倉 三角点 10:05 |
祠 |
爼倉から柴安ー ガス気味 |
尾瀬沼 |
鞍部から柴安ー |
+ 色の濃いリンドウ |
柴安ー(の、登り)から爼倉 |
あそこ |
柴安ー、山頂 10;40 |
尾瀬ヶ原 至仏山は雲の中 |
下山の見晴新道 |
さて、下山としましょ.見晴分岐まで、概ね2:30位.すぐ後ろから下りてくる若い男女4人パーティに道を譲り、あまり急がず下りて行きます.道は概ね湿った岩ゴロの急斜面、それ程滑りはしないけど、注意しながら. が、問題発生! 後ろを下りている筈のnobがついてこない.少し待っていると左足をかばう様にゆっくり下りて来た.聞くと(転ぶとか)何も無かったけど、足の付け根が痛いのだという.あれま、やっかいなことじゃ.どちらかというと登りが得意なnobは下りが苦手.特に湿りっ気の多い岩場だとかなり難儀している様子.歩調を合わせる様にゆっくりと下りて行くが、それでもいつの間にか離れてしまっている. 尾瀬沼への分岐手前で提案.燧裏林道は止めて、まあこっちも長いけど、尾瀬沼から沼山峠に出てバスで帰るか? いや、傾斜も緩んできたし岩道も無くなったから大丈夫、と、割と元気. それからも少し歩き、待つ.歩いては、待つを繰り返し見晴分岐の木道が見えた時はホッとした.こちらを利用するハイカーは少ないと見え、登りでは二人組だけ、下りでは先の若者4人の他、大きなザックを背負った単独男性一人だけ. |
ガレの急斜面が続く |
先におりてもらった若者パーティ |
おお、見晴まで1.4kmか、、一瞬喜んだが いいえ 距離ではなく標高を示す表記でした |
足を痛めて、ちょっと辛そうなnob |
木道に座り昼食大休憩.疲れていたり調子が悪いと、一般的にあまり食べられないのだけど、nobにはその謂れが通用しないらしい.お握り二個とパン一個をペロリ.うーむ、食べられるから体力には問題ないんだけど・・・ それからは距離はそれなりにあるけど木道歩きが殆ど.ただ、柴安ーからの下りで時間が大幅にかかった為、滝は見合わせることにした.爺は一度見てるし、nobは滝にそれ程興味はない.新道は風も通らず蒸し暑い.飲み物も無くなったけど、多くの小沢を横断していくから、冷たい水が飲める. nobの足の痛みは徐々に消えてきてる様で、それの伴い少しづつ歩行を早める. |
これは、距離 |
見晴分岐 14:20 |
原の小屋 |
至仏山が僅かの時間、姿を現わした |
赤田代の温泉小屋 |
段吉新道はずーっと一本の木道が敷かれている |
滝道の上の道(段吉新道というらしい)を歩いてほぼ中間付近まで来た時、雷鳴がしてきて、雨がポツリポツリ.御池5.5kmの導標がある分岐迄来た時には雷鳴が絶え間なく鳴り響き、本降りの雨になった.雨具を着けカメラは濡らさないようにザックの中に仕舞う.最後の湿原の所でヘッデンを着けたが、nobに貸したヘッデンが、ザックから取り出した時点いていたいたらしい.朝、御池を出る時に点灯試験を行ったが、消し忘れてしまったか.まあ、止む負えない.少しは明るいし足元は木道だから歩行に問題はないだろう. 湿原が終わる頃、雨はまだ降っているが、雷は音がしなくなった.ただ、稲光は東側でビカビカやっている. 随分時間が掛かったけど、19:00少し前に御池に着いて、丁度雷は止み雨も上がった.nobが支度を解きヘッデンをいじっていたらうんと明るい点灯をした.どうやら、スイッチの切り替えが出来てなかったらしい.これ、爺も使い慣れてない予備の方だったからなあ.二人で大笑い.. |
アケボノソウ |
以上 Photo Nikon D5600 |
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以下 Photo Nikon D810 |
熊沢田代 |
こんなに曇ってはいなかったけど |
キンコウカ |
尾瀬沼 |
尾瀬ヶ原 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.