◇お手軽滝巡り◇

主に(群馬県)南牧村

線ヶ滝、象ヶ滝 他


                  



2015,9,11 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
  9月10日から福島、新潟県境に2泊渓行を粋酔会仲間と計画していた.ところが天候が悪く9日夜も雨は降り続き、10日早朝 計画は中止の連絡がきた.楽しみにしていただけに残念だけど仕方がない.茨城県の筑西市や常総市、栃木県の鹿沼市、小山市、栃木市などの思川、黒川流域も洪水でえらい事になっている.テレビでは常総市の鬼怒川決壊のニュースをやっていた.

 暇になってしまったので何処かへ行こうと各地の天気予報を見る.長野とか山梨県は概ね晴れそうなのでそっちを検討してみた.山は一杯あって目移りが激しい.そんな中、精進ヶ滝(北)が目についた.スケールの大きな滝で頑張れば滝下まで行けるらしい.よし、そこへ行ってみようか.と、簡単に決めた.どうせなら1日前に出て途中の簡単に観られるお手軽滝を観ながらってのも悪かない.道路地図(インターネットではなく紙の本)を見ると、下仁田から県道93号線沿いに幾つかある.線ヶ滝とか象ヶ滝とか.北精進ヶ滝へのルートを行った人のレポを印刷させてもらい、地形図のコピーも印刷しておく.

 荷物とカメラを車に積み込み、11日午前10時頃のゆっくりと家を出発した.北関東道壬生ICに入って自動車道を走って行くと横断する黒川や、思川はまだまだ水が多い.災害にあった人達は大変だろうなあ.

 お昼は甘楽Pで甘楽ラーメンを食べる.美味しいが、ちょっと量が少ないか.さて、ちょっと滝下へ行く予習をしておくか ・・・・ あれま、ルートを印刷したものを、忘れてきてしまった.又、やりおった.でも、幸い地形図コピーは持ってきているので.ま、いいか.


きれいな四阿(あずまや) 奥はトイレ


勢いの良い流れで・・・・


周囲は広葉樹だから、秋は見処かも



看板を見ると「本山の滝」が上、「不動滝」が下 写真は逆
パッと見で勘違いしてしまった 更に本山の滝は二つあるから二段滝なのかな?


その、「本山の滝」 この上流にもう一つ? 行きませんでした
 下仁田から93号線入り順調に走っていくと「蝉の渓谷」という名勝地(らしい)に着いた.四阿の脇の案内板に雁能岩不動滝というのが表記されていた.ちょっと登ったりしなくてはならない様だ.時間がかかりそうだからパス.「蝉の橋」の下に荒々しく流れる渓流を見て、取り敢えずの第一目標である線ヶ滝に向かいましょう.因みにこの渓谷を見て芭蕉が”閑さや岩にしみいる蝉の声”を詠んだらしい.”静けさ・・・”ではなく”閑さ・・・”だったのね.ただ、その季節は終わったのか蝉の声は聞かれなかった.

 少し走ったら橋の所に「不動滝」の案内板があった.道路地図に載ってはいなかったが取り敢えず見て行きましょうか.橋を渡りすぐ林道っぽくなって終点.写真入りの看板があり、もう一つ「本山の滝」が表記されている.おお、二つ追加か ラッキーと思ったのも束の間、不動滝へは少し時間がかかる様だ.本山の滝は、林道終点すぐだからパッと下りてパッと撮ってパッと戻りましょう.

 線ヶ滝へは93号線から右折して星尾の方へ行く.ナビが古いので若干の不安はあるけど、その心配は無用だった.道に立派な看板があり、右折してからも分岐には案内がしっかりある.舗装された林道を登り切って終点の駐車場着いたら、そこは「荒船山」の登山口でもあった.荒船山といえば漫画”クレヨン・・・”の作者が転落死した山でもある.ふ〜〜ん、此処から登るのか.線ヶ滝の滝下へは道が整備されて、急な部分には鉄の階段が設置されていた.沢の水を一気に絞り、線の如く落とす名前の通りの滝だ.結構有名だし、滝巡りをしている殆どの人達は訪れているので、私も名前と姿は知っていた.


「線ヶ滝」駐車場荒船山&立岩の登山口でもあります


名勝指定が平成20年は結構最近ですね


遊歩道の途中から


滝下へは螺旋階段で下りる様です.此処から全体が見えるの降りません


線ヶ滝(デジ一)


象ヶ滝への道 「車は此処まで」


沢沿いの歩き易い道 誰も歩いてません


歩き易い道から右へ分かれる様です


「象ヶ滝」 水量が多い様ですね


勢いの良い滝です


象ヶ滝(デジ一) 樹林内で暗い CPLくっつけて 3.0秒 葉も揺れてしまったが、 ま、いいか 


(デジ一) CPL外して
 線ヶ滝から戻って再び93号線を西に走る.次は象ヶ滝だ.そこへ行く途中に三段の滝というのがあるらしいが、歩きで片道30分以上かかるらしい.これは却下.象ヶ滝へ向かう道はかなり細い.ゆっくり走って林道に入り、橋(ごごうきょう)を渡って行き止まり.僅かな駐車スペースに駐めて遊歩道を沢沿いに歩いて行く.10分程で水量が多く勢いの良い滝が見えてきた.落差はそれ程でもないが、見応え充分.樹林の中なので暗いからハイスピードシャッターを切れない.慣れないデジ一で撮ってみたけど、白飛び必須か.

 戻る途中、往路に気付かなかった「不動滝」という(背の低い)標識があった.それに従って右折するとすぐに「熊倉不動滝」という標識があり車を駐め下を覗くと、中々迫力的なやや末広がりな滝が見えた.デジ一で数枚撮り93号線に戻る.

 長野県に入ってから「狭岩峡」という看板のある所に着いた.沢を見下ろすと5−6m程の滝が見えた.下へ降りてみようかと思ったけど、時間はも午後5時近い.薄暗くもあるのでまともな写真は撮れないだろう・・・と、コンデジで数枚撮るのみ.気が付くと左から沢が合流していて、(見えるところ)7−8m位の滝が落ちているではないか.支沢だから水量が少ない分、綺麗な滝だ.下の滝も含めて名前はあるのか?と看板など探してみたが、それらしいものはみつからなかった.やはり薄暗いので、コンデジだけの撮影.今、思えばこちらはデジ一でも撮ってくれば良かったと後悔する.

 後はナビ任せで「道の駅きよさと」へ.今晩のねぐらだ.あ、その前にコンビニをみつけてビールと晩ご飯を仕入れなくては.ゆっくり休み、明日は目的の北精進ヶ滝だ.


同じ様な造りの空き家が多かった ベランダが特徴的


メーター(画像右の方)が付いてるので、まだ電気は入ってる?


看板がありました 本日、楽して4つ目


バス停にもなってます 一日2本


看板から背伸びしてみても笹がちょっと邪魔


(デジ一) CPL付 落水に締まりがありません.白飛びでしょうか? 撮影操作が難しいです


93号線に戻ったら、斜面にシュウカイドウがわんさか咲いてました


「狭岩峡」と案内板ある所の滝


17:40 支沢に落ちる滝 ひざに乗っけてコンデジ撮影です f2だから結構撮れるもんですなぁ 本日の滝巡り終了〜


県道93号線 「田口峠」から南西方向 碧岩とかでしょうか 


雨川ダムを通りました



特記以外は Photo Nikon P7800 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.