山登り

茨城県大子町
生瀬富士
なませふじ:420m



                  



2017,11,16 訪問


(時間は参考になりません)
下手ですがデジ一画像もどうぞ
              
 そろそろ奥久慈も紅葉が見頃な時期となってきた.上山(うやま)にするか、モミジ谷か明山(みょうやま)が良いか迷う所だ.まあ、それらの何処を歩いても紅葉は見事だから良いのだけど、モミジ谷は早い気がする.明山は行った事がないから、竜神峡と絡めて登っても良いか.と、

 いろいろ調べていたら、瀑泉さんのブログに生瀬富士・・の記事があった.おお、袋田滝も違う光景が見られるのね! と、じゃあこれに決めましょう.寸分の狂いもなくルートは一緒(笑).

 我が家から袋田の滝迄、2時間はかからない.朝5時に出ても七時には着く.今回の駐車地もその近辺の様だから掛かる時間も同じ様なものだろう.

 目的は山登り、、というより写真撮影だから、明るくなくてはいけない.晴れている事も重要.樹林の中が多いから三脚も必要だね.リモコンは忘れない様にしないと.等と、珍しくチマチマ.

 5時より少し早く出て、道の駅「だいご」の傍にあるコンビニで食料調達.道の駅で朝飯代わりのカップきつねを食べる.力カップがいいんだけど、何故かコンビニには置いてない.売れ行きが良くないんだろうか?

 道の駅から月居トンネルに移動.駐車地はすぐに判った.支度をして、出掛ける間際に2台来て駐車.国道を橋に向かって歩いていくと、月居山(つきおれやま)登山口の案内板があった.つい、そっちに下りてしまい、国道をくぐって上っていったら、お墓の前に出た.あ! 月居山じゃなくて、生瀬富士へ行くんだった(汗).大丈夫かオイ、寸分の狂いも無いはずじゃなかったか(笑)
 

此処入って行って、あ!間違えた
 農道を通り、終点には何か建物があった.その右には「生瀬滝通行止め」の表示板がある.ロープが張られている向こうに沢を渡る朽ちかけた木橋がある.え?生瀬滝は突き当たりの滝川下流にあるのじゃないの? 地図もそうなってるなあ・・・ 直進の事をいってるのかな.ま、寄らないからどっちでもよいけど.

 滑る川床に気を遣いながら、最後は流木に乗って右岸へ.薄い踏み後を登って稜線へはすぐに着く.稜線の踏み後は道になってハッキリしてきた.すぐに左下にチラチラと袋田滝の上流部が見えてくる.紅葉もまあまあ.

 朝日が山腹を照らし始めているが、この時間帯(8:00頃)では、滝(沢)には光が届かない様だ.滝の展望台があり多少良く見下ろせる.柵もロープもないから、何処まで切れ落ちているか判らないこの狭い場所は、怖い.確保するテープとか持ってくれば良かった.

 一人、長靴を履いたカメラマンが来てご挨拶.彼は少し離れた所に三脚を据え陣取った.慣れたお方の様だ.




農道脇の紅葉 鮮やか〜



下にはよく判らない表示が・・・


流木を利用して濡れずに徒渉出来ました


稜線に出ました


紅葉の向こうに滝



袋田の滝




月居山


朝日に輝く・・・


透過光が綺麗


斜面が急な所には多い


道脇で見える所では三脚撮りでいきましょう
 何カットも同じ様な光景を撮ったってしょうがないから移動する.←我慢強くうんと撮れれば・・・と、思うのだけどねえ. この稜線は紅葉が盛りの様な気がする.カエデの綺麗な紅が際立つ.透過光でより映える.問題は腕だな.

 指導標のある鞍部に出た.十字路になってる様だけど右(北)方向の踏み後は薄い.左は滝本とある.地図に道の表示はないけど、滝本方向に下る道はかなり踏まれハッキリしている.(此処が「かずま」だと後で知った←撮ってきた写真にも導標に名前があった) 

 数人のグループが寒い寒い等と言って反対方向からやってきて擦れ違う.確かに、お天気は良いのだけど北東から時々吹き上げてくる風がやたら冷たい.常に吹いている訳じゃないから、我慢の範囲内ではあるけれど.

 それからも出てくる紅葉を綺麗な所を選んで撮影しながら、特に難儀な所もなく「立神山」に着いた.正面が僅かに開けて案外近い所に岩峰が見える.生瀬富士か.



・・・




・・・




・・・



少し急な道にはロープが張られています


スズタケの道



下の方がよく見える所から



ひと登りして


立神山の山頂
 生瀬富士から右(北東)方向には顕著な岩尾根が延びている.そこは展望も良さそうだ.この立神山だったな、 瀑泉さんがルートを間違えた所は.ほほう、右方向に立派な踏み後がありますね.パッと見こちらに行きたくなるけど、爺は、間違えませんよ.だって、その反対方向から4−5人のハイカーグループが、ワイワイ言いながら上がって来たのですから(笑)

 紅葉撮影にも飽きてきたのだけど、生瀬富士の登りの道脇(岩場の下)でやはり綺麗なカエデがあった.緑の葉っぱ(別の種類の木)が、紅を引き立てている.こういうのを撮影してみるのもデジ一の練習になるかな.三脚を出して望遠に付け替えた所で、上からハイカーが下りてきた.急いで三脚をたたみ(一応誤って)通そうとしたら、連れが上から下りて来るのを待ってるので、ご遠慮なく撮影を続けて下さい.と、言われた.こっちも時間がかかるのでそのまま状態で少し話をした.連れの人(奥さん)は慣れてないらしく、下りて来るのにかなり時間が掛かっている.遅くてすみませんすみませんと何度も謝られ、こちらが恐縮してしまった.



生瀬富士と岩尾根 立神山から



ググッと下降して


又、紅葉が出て来ます



・・・




・・・




・・・




・・・



ドドッと登って・・・


生瀬富士の山頂〜♪
 生瀬富士の山頂に飛び出した時、殆ど同時に対面の登山道から単独男性も登ってきた.冷たい風が当たるので少し奥の岩陰でしばらく談笑.男性(爺よりうんと若そう)はこの山を初めて登るらしく、遠くに見える山々を聞かれたが、見えるので知ってるのは日光連山くらい.こちらも、初めてなの殆ど判らない.

 男性が先に下りて行ったのでこちらはお昼休憩にする.岩の間でおにぎりを頬張っていたら、”はああい〜ッ”
と、元気いっぱいの女性の声が聞こえた.何か話しているので、2人組かなと思いながらにぎりめし.現れたのは単独女性.元気いっぱいの40代位. いや、30代かな.

 袋田温泉の方から登って来た様で、車は大きな駐車場に駐めたと言っていた.先程の男性と同じく此処は初めてで、帰路は滝川を徒渉し月居山の登山口に出るという.国道の方ではなく、川傍というから、茶屋のある所だろう.徒渉の所の水量を聞かれた.そんなに多くないがこちらから行くと7−80cm位の幅を飛び越えなくてはならない旨の事を伝えると、ま、最後の方だから濡れても構わないわね.と、更に元気が良い.暫く歓談して別れ、こちらは岩稜へ.



日光連山は判ります.右は高原山でしょうか?




山頂の岩、この向こうは絶壁


岩尾根を行きます.山頂からの入り口を撮ってくるのを忘れた



細尾根だから気を付けて通るのは何処でも同じ

 特徴のある岩質の岩尾根はやはり展望が良い.ただ、上空が曇ってきて寒い.紅葉も冴えない色になってきた.雨でも降るのかな、、と、思いながら岩尾根を越えていく.細尾根で両側が切れているのと、岩斜面を下るのだけど、特にフイックスロープ等無いから、慣れない人は下降しないで戻る方が良いと思う.

 岩尾根から樹林の中に下るがこれまでの道に比べ踏み後程度になる.下降ルートにちょっと迷うけど、それも僅かでやがてしっかりした道になり、又細いテープも道筋に多く付けられている.

この辺りも紅葉は多いが太陽が出てないからそれ程パッとしない.

 杉林の中に入って少し下ると木製の祠が大小4個程あった.小さいのは壊れかけているけど修復されてる様子はない.通り過ぎると、すぐに鳥居があって沢に出る.



岩尾根から立神山




岩尾根から振り返って、生瀬富士




尾根末端手前から立神集落.右端のあれは何?



紅葉はあるけど曇っているからくすみがち


よく判る踏み後


祠 手入れはなされてないようです


鳥居
 沢に出て、壊れた水路の様な護岸を通り、舗装された道に出る.後は橋を渡って町道へ.少し長い歩きでも、道脇の紅葉などを眺めだから退屈しない.

 駐車地はほぼ満車に車が増えていた.駐車地に着いた途端雨がパラパラ降ってきた.

 R461で大子駅を過ぎた途端、渋滞で車が停止.一体この先に何があるのだろうと不振に思いながらそろそろと走って行くと、T字路で左に曲がろうとする車、反対車線の右折車が入れないで止まっている.「もみじ寺、永源寺」と看板が出ていた.渋滞していたのは、これを見に行く観光客の車か?



ちょっとブッシュ藪化している護岸の道


小屋の脇を通り過ぎ、舗装された道に出る




町道のT字路



町道から

下手ですがデジ一画像もどうぞ         Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.