◇(観光的)山登り◇ 茨城県つくば市 筑波山 つくばさん:877m 2019,1,29 訪問 爺 (時間などは参考になりません) |
筑波山は二度行った事がある.ロープウェイで女体山山頂まで行ったのと、ロープウェイ、下の駅駐車場までと.いずれも車だから.登ったとは言えない.今まで登ろうとか登りたいとか・・一度も思った事はない. 筑波山といえば、(茨城県の)ベストスポッとで一大観光地だから、それなりに観光客は多い.山頂近くまでロープウェイがあるのだから、それを利用すると6分程度で標高840m(女体山駅)まで行けちゃう様だ.(つつじヶ丘 542m から) 実に簡便で早く大展望の女体山山頂に立てる. で、登山目的で筑波山に行ってきました.下(筑波山神社)から登るとあっては、コースの計画などしておかなければいけません.筑波山の最高点は女体山の877m.最低点は神社で250m位(かな) 標高差620mは結構あります.更に登り一辺倒で、等高線も厳しいものがあります.観光地の山だからと舐めてかかってはいけません. 瀑泉さんが初登りに選ばれている山で、今年登られたそのルートを参考にしてみましょう.御幸ヶ原コース〜白雲橋コースになります.問題なのは駐車場で、何処に駐めたらいいのか判りません.瀑泉さんは「りんりんロード筑波駅休憩所 ということだけど、車道歩きが長いという事しか判りません.でも、案内板とか一杯あるでしょうから行ってから探してみましょう. ナビを、“筑波山神社入口”に設定し行きは時間稼ぎで北関東自動車道を使用します. 下手ですがデジ一画像もどうぞ |
市営第三駐車場 9:50 |
駐車場入り口の案内板 左の青い線を登ってオレンジの線を下る予定 |
午前8時丁度に出発し、上三川ICに乗り全く空いている自動車道を桜川ICで降ります.後は県道をナビ任せ.9:15分には入り口に着きました.早いなあ.市営駐車場が第一とか第二とかいろいろ案内板があります.人通りが少なくて道を聞こうにも捕まえられません.やっと、私より少し年配風の作業服ご老人をみつけ、駐車場は何処がよいか聞くと
「神社の駐車場も市営第三も値段は同じ、神社の方は混むから登山なら市営の方がいいよ.掃除してる管理のじーさんがいるから、安心だよ」 と、ご親切に教えていただきました.感謝〜.で市営第三駐車場へ.なる程、掃除しているじーさんがおりますね.500円先払いで自動徴収機(っていうのか)
へ入れ適当に駐めて簡単に支度し、出発します. 駐車場入り口の案内板を見て、なる程登山道入り口はあそこね、おお簡単じゃあ〜 と、お店街に下りましたが登山者は何処へ入って良いか(案内板はあるけど)判りません.が、先にザックやディバッグを背負った4人が歩いて左の細い道に入って行きました.ははあ、あそこですね.と、私もそこに入って行きます. 軽トラック一台通れるかどうかの幅にお土産屋さんがある道を、先の人達を見失わない様に速度を合わせてゆっくり着いて行きます.店や人家を過ぎて樹林の中のY字路に出ました.先の4人組は右に行った様です.指導標があり近づいてみると、右、迎場コース.左、白雲橋コース と、あります. あれ? 御幸ヶ原コースはこっちではないようですね? |
角地に看板 |
この辺りにも駐車場があり一日300円とありますね.ま、お土産屋さんだから、 帰って来たらお土産を買ってチョーダイ という寸法でしょうがね |
中々見事な杉です |
鳥居をくぐり細い道に入って行くと・・ |
Y字路 左が白雲橋コースで右は迎場コース 右はコンクリート道 左は木の根道・・・か |
計画とは逆コースになってしまいましたが、戻って道を探すのもめんどくさいので、白雲橋コースの方へ入って行きます.山頂まで2.2kmもあるんですね.ま、のんびり行きましょう. 幅の広い木の根道を登って行くと、すぐに「城蛇弁天」 という所に着きました.大量の石が積まれた上に木と石で造られた祠が2つあります.白い蛇はどっかの動物園で見た事はありますが、自然で会った事はありません.蛇は赤くても黒くても白くても、好きではありませんが、、金で出来てるのを はいっとプレゼントとしてくれれば、遠慮はしません(笑) 樹林の中、結構太い杉などを見ながら登って行くと、前方に男性5人組が休んでいます.挨拶をして更に登って行くと女性2人が結構大きなザック(40L位)を担いで歩いています.近づいても会話をしながら登っているのでこちらには気付かない様です. その内、先程休んでいた5人組が追いついてきました.先に行ってもらう事にし脇に寄ると、数人の足音に気付いたのか先の2人も脇に寄り、5人をやり過ごしました.5人の後に私も続き、先に行かせてもらいます. |
白蛇弁天 |
時々水平道 |
導標は多く設置されてます |
前方に5人組さん |
5人のペースは少しゆっくりでしたが、私にも丁度良く後ろを着いて行く様に登って行きます.やがて、ベンチが幾つかある平らな所に出て、5人は又休憩するようです.挨拶して通り過ぎます. 二つの岩の上に岩が被さりトンネルの様になっている所を通り抜けます.抜け出た所には「弁慶七戻り」 という説明板がありました.弁慶は此処にも来ていたのですか? ふーーん “高天ヶ原”と説明看板のある所に稲村神社というのがあり、上部が壊れた木階段を登って簡単にお参りしておきます.次に出てくるのは 「母の胎内くぐり」 (何故か撮り忘れてしまった) そして 「陰陽石」 名前が付いてるだけで結構、飽きませんね.何故こういう名前なんだろとかじっくり考えますから.ま、素通りしてしまう所もありますけどさ、、、 |
ベンチがある所で僅かに展望が |
「弁慶の七戻り」 ほ〜弁慶さんこっちにも来てたのですか |
稲村神社 上の階段の踏み板が一枚壊れています. 看板は“高天ヶ原” |
“母の胎内くぐり”は撮り忘れ・・・ 前方は女体山ですね |
出船入り船・熊野灘を遙拝 面白い形です |
裏面大黒って看板あったけど・・・ |
北斗岩 |
* |
安産常(あざとこ)神社と、屏風岩をチラ見し女体山山頂へ.途中、単独男性、単独女性に抜かれました.足運びがどちらも見事で早いですね.総本殿の裏側を通る様にして岩場へ着きます.あ、その時に通ったのが天の浮橋.見処を沢山作ってますね. 山頂に観光客など沢山いるのじゃないかと思ってましたが、ハイカーが4人だけ.瀑泉さんの記事にあった柵は撤去されてるようでした.岩は、ハイカー等の靴でピカピカに磨かれ銅鏡の様です.でも、案外滑らないのですね.そこに立って何枚か撮影しましたが、遠景は霞み期待してきた海などは見えません.少し残念. 十五分程してロープウェイが着いたのか、観光客らしき人達が多く上がってきましたので、山頂も狭くなりますね.辞しましょう. |
大仏岩 |
“天の浮橋”を通って山頂 |
百名山なんですね 11:50 |
一等三角点 |
御本殿 |
下に見えるのはロープウェイつつじヶ丘駅 |
南側展望 関東平野 |
西側展望 ケーブルカー山頂駅と男体山 |
ガマ石 |
せきれい石 |
アンテナ施設が多く建つ道をゆるりと下り、お店があるケーブルカー山頂駅へ行きます.ははあ、此処が御幸ヶ原ですね.本当は先に此処へ登って来る予定でしたが・・・ 暖かい缶コーヒを2個自販機で買い男体山へ向かいます.(←下の方よりちょっと高い) 下りて来る(子供を含めた)何人かの観光客と擦れ違い、すぐに男体山御本殿に着きます.山頂はこの施設があるので案外狭く、人が入れ替わり上がってくるので、落ち着いて長居も出来ません.北側にあるアンテナ施設の方で平らな岩をみつけ、おにぎり2個を食べます.さっき自販機で買った缶コーヒーと一緒にタオルでくるんだので、生暖かく、結構美味しいですよ. 自然研究路の迂回路と標識があるので、ちょっと行って見ます.四阿がありその先に展望台の様な開けた岩場がありました.この道は男体山山頂の下をグルッと回り、ケーブルカー山頂駅のすぐ上に出られる様ですが、崩壊か何かで通れなくなっているらしく、サッとコンデジに遠景を納めて戻ります. |
何の石碑だったかな |
お店 |
お土産屋さん、ケーブルカー山頂駅 と 男体山 |
この階段を上がって男体山へ |
関東ふれあいの道 |
観光客も安心です |
山頂 12:45 |
男体山から南側 |
女体山 右下はロープウェイ山頂駅 |
自然研究路の迂回路を下りて行くと・・・ |
展望に良さそうな岩場がありました |
展望岩場から我が家の方向(北西) スッキリすれば見えるかな〜 |
自然研究路をグルッと回るとケーブルカー山頂駅近くに出られる様ですが、道が崩落してるか何かで通れないと下の方に注意書板を見ましたから、一応戻ります.学術的説明板の所で、しょうちゃん帽子を被った人が板を見ています.お!足元を見ると地下足袋ですよ.思わず ・・・・かな?と、姿を見るとかなり年配.平日だもの違うよなあ(笑) 下山は御幸ヶ原コースを下ります.所々、木の階段が多いけど幅がかなり狭いので、トントンと踵で踏みながらリズミカルに下りていけますね.何か楽しい.しばらく下りて行くと前方に狭い階段に足を平行にして一歩一歩ゆっくり下りている男女ハイカーがいます.どうやら、足(つま先)を痛めてる様で、下降が辛いと言ってました.大変ですね.ゆっくり下りて来て下さい、と、先に下ります. この道も大きな杉の木が多いので、のんびりとその木等を(コンデジ)撮影しながら下降します.下りでは、先の男女ハイカー以外会う事もなく神社社殿に着きました.その辺りの見学をしたり、撮影したりして駐車場に向かいます.(15:30着) |
下山路は、、 |
御幸ヶ原コース |
ケーブルカーの宮脇駅 |
朝日稲荷神社 |
筑波山の登山、導標は整備され、道もハッキリしていてそれ程悪くない.やや“見処”を多く作っていて観光的要素が目立ってしまって、登山の気分が味わえるかどうかは個人差があるとして
中々しんどい道ではありました.コースがこの他にも幾つかあるようです.気が向いたら、そっちを歩きにでも来てみようかな・・等と思いました.. |
山門(随神門) |
下手ですがデジ一画像もどうぞ Photo Nikon P7800 二代目 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.