山登り

茨城県つくば市
宝篋山
ほうきょうさん:461m


                  



2019,3,14 訪問


(時間などは参考になりません)
              
 宝篋山に行って来ました.特別行きたいと思っていた山ではないけど、軽いハイキングを、と 雨巻山でも行こうかな〜なんて 前日午前中まで考えていた.が、毎度毎度の雨巻山では何となく登り口で飽きがくる.もう少し春が深く(←秋深くというけど春や夏は深くと言いませんなあ・・) なれば、花が咲いてくるからそれなりに楽しめるんだけどねぇ. で、地図を眺めていて“宝篋山”が目に付いた. おお、筑波山から俯瞰したあの山だねえ.ハイキングコースもしっかり整備されている.山頂からの展望も良さそうだ.宗教色が濃そうだけど、ま、山なんて概ねそうだから、その辺りは見学の積もりで眺めてればいい.ネットからハイキングマップをDLして、印刷.地形図と一緒に持って行くことにする.ルートは(パンフレットから)山口コース(1)〜 下山は・・・小田城コース で、国道を戻る、、、でいいか.バスもあるみたいだけど、、、それは、現地で決めましょう (歩く方が時間を気にしないで済む).

 ナビに「つくば市民研修センター」 と、入力すると、北関東道利用で1時間26分.お!筑波山の時より早いですよ.と、順調に大きな池に着きナビはうるさいので止める.すぐに平沢某遺跡の駐車場があり、トイレ駐車.此処でも良いかなと思ったけど、サイクリング、ハイキングは“平沢駐車場”へ、の案内板に従いそっちへ.そこからすぐだったけどミスの始まりは此処から.ハイキングマップでは平沢某遺跡の画像があって平沢駐車場はその左に配置されている.眼鏡(老眼)を掛けないと多くは(頭と同じに)ボケてしまい文字はほぼ読めない.だから、画像の右にある駐車場マーク(臨時駐車場)を平沢駐車場と思ってしまった.当然、ハイキングコースはしっかり表記されているので、田んぼの中の道を少し歩くとY字路になる.案内には“←筑波山 不動峠→” とある.宝篋山は出てないですね.ま、その内入り口とかの案内があるでしょう・・・と、お気楽.天気予報でも言ってたがちょっと風が強い.舗装路の緩い登り道に入ると細いタイヤの自転車マンが3−4人走り抜けて行く.


 下手ですがデジ一画像もどうぞ



(帰り) 国道から見上げる宝篋山



平沢駐車場 出発 9:35


宝篋山 460mそこそこだけど、此処は10m程 450mの登りになりますよ



梅の花を見ながら、のんびりと



関東ふれあいの道


馬頭観世音の石碑
 しばらく歩いても中々宝篋山の標識が出て来ない.“筑峰学園”という建物が道路右下にある辺りで 何か、おかしい?? と、改めて地図とハイキングマップを見た.眼鏡をかけて. ハイッ間違ってました.しょっちゅうやってるので大して驚きもしなかったけど、戻るかどうしようかちょっと思案坂.

 不動峠まで行けば、稜線を横切る所に出るのだから、そこへ行けば稜線沿いに道とか登山道とかあるでしょう、と、お気楽.カンロ飴を口に放り込んでチンタラチンタラ舗装路を歩きます.ところで、少し前からだけどこのカンロ飴包装紙が変わり味も少し変化したかな? 長年愛用しているけど少し爽やか気味になったか(←表現が難しい).

 不動峠に近くなると、風が強く梢のうなり音が凄い.山頂は開けていると言うが、風は大丈夫だろうか? 

 不動峠に着いたけど、名板とか標識はほぼない.右に通行止めの林道を分岐し正面石垣の上には四阿らしきものが見えた.



そこそこ展望が楽しめます



風が強い


あの一本アンテナを目指します


石垣の上に四阿 10:45


不動峠  上の道路は表筑波スカイライン
 四阿へ行く坂道の始点には“←辻 北条大池→” の導標が建っていたが、宝篋山を示すものは何もない.正規ルートから大きくずれているからでしょう.上には、道路が横断している.“表筑波スカイライン”ってえ道路でしょうね.何だか、爆音めいた音を出して車が走ってる様だ.不動峠だが、印刷して持って来た地形図からは外れている.ハイキングマップにも当然ない.取り敢えず(下から見えた)アンテナを目指す事にする.

 四阿から南側に踏み後&テープをみつけ入って行くと、すぐに明瞭な道になる.但しこれは仕事道に違いない.ほぼ水平に沢形を回り込みながら横断し、さらに水平に続いている.藪のない尾根はちょっと急だが登り易そうなので道から外れて取り付いた.藪のないのも僅かで斜面がなだらかになると背丈を超える笹藪になった.それも長くは続かず道路へ飛び出した.(←342P付近 此処で部分印刷し、持って行った地図でどこにいるか判断出来た) 

 下(北側)から、3台のスポーツカーがもの凄い音とスピードを出して走り去っていった.スカイラインとは言ってもカーブの多い片側一車線山道.僅かにセンターラインをはみ出して走ったら、対向車にドッカンにならないか? クワバラクワバラである.



やや左の踏み後に入って行きます


明瞭な道


尾根上、歩き易い これは楽勝、、と、思ったけど


笹藪・・・


表筑波スカイライン、目標のアンテナ


通信線路の下は幅広の道型.但し踏み後は僅かな幅で他は笹藪
 スカイラインからはパンザーマスト(電信柱)が建っている尾根に取り付き、笹藪の中の踏み後を追って行く.一旦桧樹林の中に入り歩き易い道になるけど樹林が過ぎると再び笹藪になる.蔦があると通りにくい.これが低山藪の辛いところ.四苦八苦しながら少し進無と右上にアンテナの先端が見えたので、そこからは背丈笹の直登に切り替えた.蔦が無く笹の茎を掻き分けながら登って、、、

 標高およそ500mに建っているアンテナはソフトバンクモバイルの施設だった.すぐ向こうには此処より大型の施設でパラボラタイプが7−8個位付いているタワー.auかな.(もう一つ大型があって、更に大きいからそっちはドコモでしょう)

 広場になって、ベンチとか芝生とか期待したが草ぼうぼうで何も無い.お昼近いが、宝篋山まで我慢しましょう.少し歩くと舗装林道に出た.多分、これら施設の取り付け道路でしょう.



樹林(桧) の中の道


ソフトバンクのアンテナ施設 11:45



こっちはauかな? 見に行かなかった




猪に“耕された” 取り付け道




 舗装道路の両側は猪に掘られた後が長く続いている.強い雨など降ったら道は荒れてくるんでしょう.補修しないとえらいことになってしまうかもなあ.道は下り加減だが目的地の方に向かっているので特に心配もせずのんびりと歩いて行くとY字路に出る.438Pの北方向.知事にも表記されている道ですね.振り返ると先程通ってきたアンテナが見える.此処から道が緩い登りになり、そうすると何となく安心になる

 左に小さな立て札があった.“山頂→”とだけある.右から登って来る薄い踏み後があり、山口コース(1)の分岐道が合流してくるのだと判った.少し歩き、やっと右へとハイキング道に入り、ひと登りで山頂へ.かなり人が多いのではないかと覚悟していたが、数えて7人位.ベンチが多数あり(事前情報で知っていた) それぞれ離れて休憩している.心配していた風もあまりない.

 筑波山がよく見える方向のベンチを選び、陣取ってお昼のカップ中華そばにお湯を注ぐ.カップソバが出来上がるまでおにぎりを食べながら少し見学.ドでかいアンテナ施設や宗教関連の石碑、銅像、仏塔などがある.中々賑やかだ.



さっきのアンテナが見えるY字路


初めて標識が


ハイキング道


山頂〜 12:10



山頂と筑波山




霞ヶ浦 向こうは太平洋(霞んで判別出来ないけど)




・・・

 昼飯を終えてデジ一を持ち、山頂を周りながら撮影する.ま、こんな時間だから遠くは霞んでいるけど、霞ヶ浦は判った.すると、その向こうが太平洋か? 九十九里浜とか? 朝の空気が澄んでいる時などは、さぞや素晴らしい風景を提供してくれるのでしょうねぇ.

 撮影中、どんどんハイカーが上がってくる.一周していると結構な人数になってしまった.同じ様な遠景霞み風景を撮ってもしょうがないから、下山にしましょうと、小田城コースへ下ります.あ!三角点があったのよね此処.すっかり忘れてたけど、、ま、いいか.

 途中、下浅間神社とか、展望の良い岩場やスリット岩みたいなものなどを見ながらのんびりと歩き、国道へ出る.今までの静けさがウソの様に車が多い(ま、国道だから) およそ1時間の歩きで平沢某遺跡着.お疲れ様でした.

←像は忍性さんという偉いお坊さんらしい


大きいアンテナ施設


右で小田城コース


多くの人が歩き道はパンパン


下浅間神社



展望岩の下にスリット岩の様な物 立て札の壊れた物があった



富岡山頂


愛宕神社


八幡宮


国道125号 (左の道から出てきました) 14:00



国道から筑波山



てくてく・・


北条大池



大池から宝篋山




平沢官衛遺跡

下手ですがデジ一画像もどうぞ        Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.