◇山登り◇ 茨城県常陸太田市他 おくくじなんたいさん:654m 2019,11,20 訪問 爺 (時間などは参考になりません) |
紅葉を人並みに見てみよう、、という事で昨年は一度も訪れていなかった奥久慈を訪ねてみる事にした.(男体山は過去では2度). 今年は紅葉が少し遅れているらしい.又、風とかいろいろで痛めつけられている所もあるらしい.来週にしようか、、と思ったが、20,21日は全国的に晴れの予報だ.ま、山全部真っ紅でなくても、何本か見られる物があればそれでいい. 出掛ける時、少し風が強かった.そう言えば、昨日の天気予報で木枯らし一番≠ェ吹くかも知れないと言っていた(NHKラジオ) すると、山の方も風が強いんだろうなあ. ルートは特別なものではなく、大円地から男体山、表縦走路で鷹取岩へ.初めて下山に使用するフジイ越えからパノラマラインに下り立つという、普通の周回だ.のんびりと、景色や紅葉など撮ってきましょう. 下手ですがデジ一画像もどうぞ |
大円地駐車場 6:40 |
板敷きの道、霜はありません |
駐車場には私の車が一台だけ.平日だしね.6時前でまだ薄暗い.車載温度計で4度だから、かなり寒い.薄いセーターを着て少し厚手のパーカーを羽織って丁度良い.カップうどんに持って来たお湯を注ぎ、出来る間にザックを用意したり、靴を履いたり. 今日は新しい靴にしようかどうしようか迷ったがお天気は良さそうだし、道はしっかりしているから古い方で行きましょう. 登山道入り口から蕎麦屋さん(今日は定休日らしい)の前を通り、分岐は山頂までの距離が短い左へ道をとる.杉樹林の中を登って尾根に出ると、そこからは広葉樹が多くなる.(此処ではまだ)風も無いから、暑くなってきたので、セーターを脱いだ.滝倉への分岐を過ぎると沢形を回り込む.もう少し後なら、この辺りの紅葉も見事なんだけど、まだ殆ど緑色.見頃は来週末か12月第一週だろう.紅葉に朝日が(逆光で)当たり素晴らしい所だ. クサリ場が続き、展望の良い岩尾根に乗ると南方向がバーーンと開ける.少し写真に納め、先へ行く. |
朝日が当たってきました.結構色づいてはいる様ですが、、 |
お茶畑と岩峰 こういう風景好きです |
良く踏まれています |
滝倉への分岐 |
此処、紅葉すると とても綺麗ですよ |
クサリ場 |
展望の良い所 |
低いけど山が沢山 |
男体山 岩峰ですね |
火事の跡 |
緩く登って行きますが、、 |
今日は三脚と望遠ズームも持って来たから、ザックは中々ズッシリである.急斜面になると足にも負担が掛かる.まあ、先へ急ぐ訳ではないから、のんびりと登って行く. 展望の良い岩場を過ぎて、少し緩い道を行くとクサリが続く.クサリはこまめにジグザグだったりで設置されているから高度感はない.途中で二人の男性ハイカーに追い越された.四阿のある所に登り着くと、風が強く吹いている.この季節だから結構冷たい.少し汗ばんだ身体はすぐに冷えてくる. ひと登りですぐに祠のあるピーク.少し東に寄って山頂になる.山頂には、先程の二人のうちの一人が休んでいて、間もなく大円地越の方に下りて行った.NTTだかのアンテナ施設があり、数人が作業していた.建物の周りやフェンスに養生の為のビニールシートを張っている.塗装吹き替え工事でもやるのだろうか.フェンスにビニールシートを張っている時は、時々風が強く吹き付けてくるから、シートが煽られバタバタしやっかいそうだったが、さすがに手慣れたもので、しっかりと張り終えていた.うーーん、職人さんは凄い. |
クサリが出てきます |
振り返って |
二人に、追い越されました |
クサリは約13〜14ヶ所位 |
あ、あそこが |
四阿のある尾根の分岐 |
山頂西側の神社 |
山頂〜♪ 8:30 |
何か作業やってます |
綺麗に見えてます.風、強いけど |
紅葉はもうちょっと先か? でも綺麗ですよ. 風、強いけど |
山頂では太平洋が光って見え、富士山はやや霞んでいるが、望遠にPLでしっかり捉えられる.コンデジでは撮れていなかった.風が強いので、弱まった時を狙ってガシャガシャ.日光連山も見える事を忘れていて、そっちを撮って来るのをすっかり忘れてしまった.が、ま、いいか. 一通り撮影し、大円地越に向かう.ほぼ下りで一般道≠ニされているだけに歩き易い.紅葉もポツポツあって中々気分の良いハイキングだ. 大円地越では男女一組ハイカーが休憩中.挨拶だけして表縦走路に入って行く.風が強くなっている様で、梢のうなりが大きい.崖の際(きわ)を歩く様になると、開けている所では下からの吹き上げがことさら強く、展望の良い岩棚の上に立つ事は出来ない.煽られて落ちたら、何メートル滑落、、、いや、落下するのか判らない. |
風が当たらない所は暖かい |
大円地越えに向かいます |
一本だけ |
何本か陽光に映えてます |
大円地越 9:35 |
直進で大円地、左の鷹取岩へ |
こちらはかなり細い道 |
大きな岩を回り込んだり |
それでも、登山道から少し逸れて風が遮られる所の岩場に寄り、男体山等を撮って戻ったら、大円地側から小柄な男性ハイカー(壮年)が登ってきた.こちらには気が付いていないらしく、こんちは! と、声を掛けたら驚きながらも挨拶を返してきた. 水戸から来たというその壮年ハイカーは、持方から大円地越に出て適当に何処からか戻る、と、言っていた.持方≠ェどこか判らないので周回にはならないのですか?武生(たきゅう)とか.車が持方なので、舗装路歩きになってしまう、それはあまり好きではないから、、との事.因みに持方から大円地越までは10分もあれば登って来られる.と言う事だった.かなり、詳しそうでそれからも一緒に歩き、情報をいただく. 道沿いに男体山とか、その斜面などがよく見える所があり、三脚を出す事にした.壮年ハイカーさんには先へ行ってもらう. 男体山南斜面は綺麗な紅葉になってる気がするけど、日光が当たってないから色はイマイチ.それでも、この道に風は何処かで遮られている様で、強く当たってこない |
紅葉1 |
紅葉2 |
紅葉3 |
笹の道 |
良い展望場所なんだけど、風が強くて・・・ |
綺麗だったんだけど逆光線が強くてハレ切りも出来なかった |
古い導標 |
小草越 |
枯れスズタケに紅葉してない森 |
道は木の根を越えて |
男体山がよく見えます |
撮影を終えて少し鷹取岩方向へ歩いて行くと、壮年ハイカーさんが手を挙げながら戻ってきた.どうやら帰るらしい.又、少し話をして気を付けて、と、別れる.それにしても強い風だ. 鷹取岩がよく見える岩場に着く.風は全然止む気配はない.お昼を少し過ぎているので風を避けて休憩.のんびりと昼食を摂る.あまり大きくない唐揚げ弁当というやつか.おにぎり2個、唐揚げ2個.ウインナー、卵焼き、小さいのを更に半分にしたコロッケ.保温バッグに暖かいペットボトルのお茶、缶コーヒーと一緒に入れて来た.ふわりと暖かく美味しい.食後の缶コーヒーもgood! 鷹取岩を撮ろうと三脚に雲台を取り付けたら、ベースプレート毎カタカタする.そう言えば、途中の紅葉を撮っている時も何だか締まりが悪かった.雲台を外し、ベースプレートを点検してみると、プレートと三脚本体を止めているネジが一本緩んでいる.(実際は2本あり、そっちも若干緩みがあった←帰ってから) これは、六角レンチがないと締め付けられない.三脚に固定しての撮影は諦めた.前に一度撮っているし、岩の上には風が強くて長い時間乗ってられないから、ま、いいか. |
崖の上を通ったり |
樹林の中を通ったり |
フジイ越 此処から下山予定 |
此処で風を避け、お昼休憩 |
鷹取岩 |
鞍部(459m) で この壁、面白い |
鷹取岩へは行くかどうしようか迷ったが、時間があるし一応足を運んでおこう、と、一旦鞍部へ下り再び登り返す.クサリ場を登り、鷹取岩に出るとこちらの方が風が更に強い.山名板だけ撮ってすぐUターン.戻って、再びクサリ場.下りているいると下に男性ハイカーが待っていてくれる事に気が付いた.急いでは下りられないので途中から下に登って来てくれるよう声を掛ける.挨拶して擦れ違い、鞍部へ下り先程のピークへは寄らずフジイ越≠フ下降点迄戻った. そこからは初っぱなにトラロープ(結構新しげ)が設置されて、下りると又トラロープがあるという繰り返し.岩は乾いているので滑ることはないけど、初めて下降する場所は勝手が判らずやや不安.ましてや、沢靴モドキの磨り減った靴底では更に不安倍増.少し難儀しながらロープ場を過ぎる. |
ステップが刻まれている岩場 |
鷹取岩 13:00 |
鷹取岩から、これ一枚だけ撮って退散 |
フジイ越で |
小さくたって紅葉するのです |
トラロープ(一本仕立て) が出てきます |
見上げる岩壁、全部写らない・・・ |
針葉樹、広葉樹と樹林帯を交互に通り、急な沢形は、水があったら結構な高さになる滝が出来るのではないかと思う程の連続する涸れ滝があった.大雨の時、水が勢いよく流れ落ちたんだろう、と思われる後もある. やがて、モウソウ竹の道を過ぎるといきなり民家の庭に出た.通っていいかどうか判らず、車があったので人がいるかどうか見てみたが居そうにない.不法侵入で咎められても困る.道は、180度折り返して下降する踏み後+≠烽る.標識はないがそっちへ行ってみる. すぐにテープが出てきてホッと安心.踏み後は下降しているから、いずれ舗装路に出るのだろう.特に不安も無く藪気味の踏み後を下降し続けると、やがて下に舗装路が見えた.そこは駐車場からすぐ下のY字路だった. |
岩壁の下 此処が崩れている所? |
民家が見えました |
このまま行くと、民家の庭先へ出ますね.道をキックバックして・・・ |
藪っぽい中、踏み後を辿ります |
道路に出ました 14:05 |
下手ですがデジ一画像もどうぞ Photo Nikon P7800 二代目 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.