◇山登り◇ 長野県松本市 焼岳(北峰) やけだけ:2444.3m 2016,9,24 訪問 爺 (時間やルートは参考にしない事) |
”滝の掲示板”でTAKさんがオフを立ち上げた.目的は高山市の「白水ノ滝」.インターネットで画像を検索すると、何と爺が好みのスーーッと落ちる直瀑(実は、高山市でない別の滝と見間違っていたのだけど・・).これは是非参加したい.しかし岐阜は遠い、ちょっと気軽に、という距離ではない.なら、前回の様にもう一ヶ所どこかへ行って待ち合わせ場所で車中泊すれば良いか.多少、寝不足になろうともとしょりの身体に少しは楽だろう.では、前日は何処へ行きましょう.貧乏爺に豪華観光旅行など出来ないから、山登りだね. 地形図で白水ノ滝を確認すると、その延長線上に「焼岳」というのがあった.日本百名山の煙を噴き上げている活火山.登山コースは幾つかあって、最短ルートが今回選択した新中の湯コース.標高差も1000mを切って往復5−6時間位の様だ.丁度、お手頃でしょう.国道脇に登山口があり、道迷いの甚だしい爺でもアプローチは容易いと思われる.(ま、ナビセットで良いんだけど・・) 下山後、次の日の集合場所”道の駅奥飛騨上宝”に近いのも登山で疲れた身体に優しい. そうと、決まれば参加表明し、9月23日に家を出て”道の駅風穴の里”で車中泊.この道の駅には何と外灯が1本しかなかった.今まで訪れた道の駅はそれ程多くないけど、駐車場に外灯1本というのは初めて.ま、車中泊する方には影響がないので問題はないんだけど. 新中の湯登山口の駐車スペースはそれ程広くなく、すぐに満車になって駐めるのに苦労するというから、早目に登山口に移動しておこう.ウトウトだけして午前3時過ぎ出発.ゲッ もう満車だ.縦列駐車は出来そうだけど、少し進んだ左空き地に駐める.まだ、真っ暗なのでもう一度横になる.少し眠り、午前5時半起床.お湯を沸かしていたら一台爺の後ろに駐め、カップうどんを食べている間に出発していった.飛騨NOだから地元の人ね. こちらはゆっくりペースで6:15に出発.登山口には凄い数の車.人気の山なのんねん. |
駐車スペース |
登山口、案外地味です |
少し上がって登山口の駐車スペースを振り返る |
前方に数人、後方に十数人 登山道を歩き始める.この登山口、登山カードやそのボックスなどは見当たらない.一応、長野県のHPから登山届けをDLし記載してきたが、投函する場所が見当たらない.ま、いいか. なだらかな道はすぐに急登になり、濡れた岩を越えたりしていくけど特に難儀な所はない.努めてゆっくり歩いているのだけど、前の人達にすぐ追いつき道を譲られる.単独の女性から縦走ですか?と、話しかけられた.いや、山頂から往復です.車を下の登山口に置いてあるもので・・・と、答えると その女性は上高地へ下山するのだという.じゃあ、タクシーで上高地から来たんですね.と、聞くと バスで来て、登山口のズーーっと下で降ろされ、車道を歩いて登山口まで来たらしい.バスはすぐ下まで来てくれなかったのよねぇ と、笑っていた.訛りからして関西のお人らしい.お先に、と会釈をして先に行く. |
歩き易い緩やかな道から・・・ |
濡れた岩が多い急登になります |
後ろが展望利く所から・・・何のお山が見えてるのか全く判りません(持ってる地図は、A4にコピーした地形図だけ) |
シラビソかコメツガかの樹林の中をひたすら登り、やや緩やかになって上方に岩だらけの峰がチラチラ見え出す.笹とダケカンバなどの灌木の中に広場があって、前方(上)に先程の岩峰と右に台地の様な岩だらけの山が見えた.それ程疲労感はないけど、良い光景なので休憩がてら撮影タイムにしましょう. 30分程経ち、その間に切れ目無くハイカーが通り過ぎて行った.土曜日だし、天気も曇ってはいるけどそんなに悪くない.ほぼ、無風.登山日和ではある. 灌木も切れ、草と岩の斜面になる.上方の鞍部右に噴煙が見え、岩が盛り上がって積み重なった様な峰が見える.爺と同年代の様な人が、あそこが北峰(2444m)で、その左が南峰だよ.南に三角点があるんだが、今は立ち入り禁止になっててね.と、教えてくれた.ネットでも確かそんな記載があったな. |
針葉樹林が切れると・・・ |
前方に岩峰がチラホラと(南峰) |
広場から、左は南峰(2455.5m三角点峰) 右は北峰だけど見えてるんでしょうか? |
デジ一 |
登山道の様子 |
右の涸れ沢は下堀沢 |
振り返ると結構高い山のシルエット |
朽ちかけた様な丸太のハシゴ |
開放感100%の斜面を登って行きます |
鞍部付近をズーム 右に噴煙 その右、岩盛り上がりが北峰 |
登りの途中、左上方向 赤いのはナナカマド |
デジ一 登山道2050m付近から西方向 |
デジ一 上と同じ場所から 南方向 |
あと、少しで鞍部 |
鞍部に着いて右に噴煙が上がり、その上は山頂らしい.数人のハイカーが見える.それ程大きくない沼があり、水面は静で周囲は薄く草が生えている.初夏はお花畑になるんでしょうか.立ち入り禁止のロープが張ってあるので残念ながらそこへ下りる事は出来ない.ここでもゆっくり撮影タイムをとり、山頂へと向かう. 中尾コースとの分岐から、岩の間を登る様になりプチ渋滞が起きていた.ハシゴやロープ等はなく、登りには良いけど下りは難儀するでしょう.案外整備されていたので、この岩登りに何も無いのはやや不思議.(案の定、戻りで苦労されている数人の女性ハイカーがいた.それを下から下りるのを待って不安そうに見ている登りハイカーが数人) 山頂は多数のハイカーで、良い休憩場所はなし.雲があり、遠景は霞がちで駄目.山頂標識を撮って、さあ戻りましょう. |
南峰 鞍部から |
鞍部から沼を俯瞰 |
鞍部から 噴煙と北峰頂き |
デジ一 鞍部から |
デジ一 鞍部から |
岩の下をトラバース 右手向こうが中尾コースとの分岐 |
振り返って |
北峰頂上手前の岩場 慣れない人には難儀 やや渋滞します |
南峰は登頂禁止なので、焼岳の事実上の山頂 |
北峰頂上から 南方向 |
同 北方向 |
同 下に見えるのは梓川 |
鞍部に戻り、お昼には少し早いけどサンドイッチを食べてしまいましょう.あんまり、お腹はすいてないんだけど・・・ へ! そう言えば登りの此処で風景を撮影しながらパンをかじっていたんだっけ. ま、いいか. まだまだ登って来る人が多い.それにしても、此処のハイカーは若者が大半を占めている様に感ずる. 下って灌木帯に入る辺り、下から男女の外人さんが登ってきた.英語かそんな感じの言葉を交わしている.英語で挨拶をしてきたらどうしよう.グッドモーニングはもう過ぎたな.ハローだと馴れ馴れしいし、ハウドユウドウだとまるで仕事の挨拶か・・・ドキドキ 登り優先で、向こうが狭いからこちらで擦れ違い出来る所で待つ.頭でいろいろ身構える.擦れ違い際に可愛い女性が 「どうも、ありがと」 綺麗な日本語. あっ、どういたしまして.ガッチリ男性は「ども、シミマセン」 いいえ、気をつけて・・・ ふう〜 退屈な樹林帯下降はキノコの撮影などで紛らわしながら、ゆっくりだ.それでも、お昼過ぎには登山口に着いてしまった.2台しかなかった駐車地には、あの飛騨NOの他に2台増えていた.その他、路駐の凄い事.Uターン出来るのか? と、心配になってしまう. |
中尾根コース分岐から、新中の湯コース側 |
さて、「道の駅奥飛騨・・・」に移動だけど、その前にコンビニとGSを探さないといけない.道の駅にはすぐ向かわず、高山市に車を走らせる.そこまで行けば、コンビニもGSもあるでしょう. 平湯大滝の看板があり左折.時間が早いのでゆっくり見られるかな〜と. 料金所の前で左上を見上げると、観光バスが4−5台見える.ンゲッ 観光客で一杯かよ. 料金所の前でUターン.後ろの車の方、料金所から出てくる車の方、待たせてゴメンナサイ. 途中、「銚子の滝」という立派な案内板を見て右折.林道終点の駐車場から僅かで滝前に着いた.滝は水量大で豪瀑と化していて、飛沫が凄くベンチなどがある滝の正面には行けない.木の陰に隠れて素早くカシャッ.レンズを拭いて又カシャッ.繰り返す事3−4度 いやはや. GSでガソリンを入れ、コンビニ(何とかラーメンの脇のローソン)で、今晩と明日の分を買い込み、道の駅へ.混んでるかなぁと心配しながら走ったけど、道の駅は空いていた. |
デジ一 銚子の滝 |
ウラベニガサ? |
チャモエギタケ? |
クロゲシメジ? |
ニガイグチ系? |
ヤマブシタケ? |
スギヒラタケ |
ナラタケ |
ヒメベニテングタケ? |
シラタマノキ |
”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.