山登り

長野県南牧村、茅野市
横岳
よこだけ:2829m




                  



2018,6,29 訪問


(時間は参考になりません)
下手ですがデジ一画像もどうぞ
              
 南八ヶ岳の「横岳」に行って来ました.

 特に思い入れがある訳ではないのですが、(高山植物)花が多いので風景と共に花等の撮影も楽しい.体力があれば日にちをかけて全山縦走など出来るでしょうが、二つか三つのピークを踏むのがせいぜい.鈍足だけど、しっかりした登山道があれば、ヘッデン歩きも苦にはならない困った”としょり”だ.

 八ヶ岳というと皆さんご存じの通り日本百名山に指定されている.百名山登頂を目指しているハイカーさんにとっては”難所”の一つではあると思う.八ヶ岳は一山を示す物ではなく、あの辺りひっくるめてそう呼んでいるらしい.つまり最高峰の赤岳(2899m)を登頂しただけで、八ヶ岳登ったよ〜 とは、言えない.阿弥陀岳だの編笠山、権現岳、東、西天狗岳、硫黄岳、根石岳、北横岳、蓼科山(あ、これは単独で百名山になってるのね).そして今回の横岳など・・何と、主立ったピークだけで11峰もある.まさに、何度も登らなければいけない”なんしょ”だ. ただ、こういう場合の定義ってやってるのでしょうか? その連峰の中で一番高い所に登ればクリアとか.

 こういう連峰は各地にある.百名山登りをやってる人達には頭が下がる思いだ.頑張って!と言うほかない.

 さて、横岳へ至るルートはいろいろあるでしょうけど、私は無難な所で杣添(そまそえ)尾根コースを選択.今は花のシーズンだから当然ながら(撮影などで)時間が掛かる.晴れれば風景写真撮影が加わりなおのこと遅い.ま、計画にはヘッデンも当然の事ながら入っている.

 家を出たのが3時前.登山口の駐車場に着いたのは6:10.曇りでもやっぽい.駐車場には先着の車が3台.既に出発されてる様で誰もいない.朝飯(力カップうどん)を食べて支度をし出発.気温17度.

 海ノ口自然郷登山口の登山カード入れに用紙を提出.樹林の中に入って行く.


登山口駐車場 6:45


白いのが登山カード入れ


こんな感じで車道舗装路を横断


北沢橋を渡って広場、時々陽がさしてきたりもするが



 別荘を羨ましく見ながら幾つかの舗装路を横断.それと判る南八ヶ岳林道に出て指導標に従い歩いて行くと、橋を渡って四阿がある広場に出た.2基のWCがあり、脇にはでかい案内板がある.見事にアバウト.いわゆる此処では治山事業をやってますよ・・旨の概略図.

 脇の登山道に入ってすぐに頑丈そうな橋.渡ってシラビソだかコメツガだかの樹林内の道.急ではないものの、露岩だったりゴーロ岩や木の根.掘られて歩きにくい泥濘道.風はなく蒸し暑いので途中ペラペラパーカーを脱いだ.

 延々と続く樹林の中の登り.くたびれます.足元に花でもあれば別でしょうけど、何も無い.キノコもみつからない.特に記す様な難所もなく、ひたすら登るだけ.



四阿があって・・・


此処から登山道


堅固な橋を渡ります


しかし、平坦な道ではありません



岩、木の根、掘られて段差が出来てたり かなり歩きにくい




一瞬、青空が・・・

 標高2500mちょっと辺り、上空が開けている所があった.駐車場を出発して2時間半が過ぎていた.上空の雲が切れ、一瞬青空が見え淡い期待が気持ちに沸き上がる.風も少し強く吹いてきた.休んでいる場所に吹き込むことはないので、蒸し暑いのに変わりはない.水を飲み、ミニチョコクロワッサンを2個食べて出発.

 相変わらずの樹林の中だが、オオシラビソ?とかダケカンバが目立つ道に、イワカガミやオウレン、黄色い花等がポツリポツリdてくる.大して気休めにはならないが無いよりはいい.花の状態のよいのをみつけ、コンデジ撮影しながら30分程緩く登っていったら、前方にハイカーさん2人休憩中.私とほぼ同年代位.

 いずれも山梨県の人で富士山の麓に住んでいるのだという.1人は富士吉田市でもう1人は場所を言ってたけど失念.何でもコタツに入って窓を開けると目の前にドーーンと富士山が見えるのだそうな.何とも羨ましい限りだ.どちらも定年後、登山を始めたと言っていた.暫く立ち話をして、お先にと出発.



標高が上がると幾分歩き易くなったかな


細いダケカンバの中の登り 周りはコバイケイソウの群落
杣:[そま]と読み木を切り出す山の事を言うらしい

実際、この杣添尾根には切り株が多かった
 根が曲がった細いダケカンバやコバイケイソウが生えている斜面を登り、ハイマツ帯の尾根に出た.晴れていれば此処では素晴らしい眺望に違いない.が、風は強くガスが濃い.あーーあ.

 ハイマツの中の急斜面を登って行く途中は、風が運良く遮られ影響は少なかった.登りに疲れて振り向くと一瞬(ほんの数秒ほど)ガスがとれ、下の方が見える時があった.デジ一で撮ろうとザックの中から出してる間に、ガスに包まれてしまう.次に(ガスが)取れた時はコンデジだけにした.人間欲張ってはいけないものなのだ(笑)

 ハイマツの急斜面で、岩の段差などを登る時ハイマツの枝に掴まるのだけど、松ヤニみたいなのがくっついたりしネバネバしてしまう.水溜まりなどないし、木(枝葉)に露もないから洗い落とすことが出来ない.匂いはまあハーブと思えば良いからいいとして、ネバネバがなあ・・・ 貴重な水を使う訳にもいかないし.


ハイマツ帯に突入


かなりな急斜面だけど見えなくて幸い(笑)



良い景色なんでしょうなあ




一瞬、ガスが切れ下が見えた. 先程の2人は上がってくる様子がありません



真上を向いてるコイワカガミ、珍しいよね


三叉峰の導標
 ハイマツ帯を抜けてすぐに三叉峰の導標がある分岐に着いた.風が強い.少し寒いので岩陰に隠れてペラペラパーカーを着用して取り敢えず一休み.小さな花がそこかしこに咲いている.私でもしっているイワウメだ.チングルマに似た花も沢山.独特の果穂がないのでチングルマではなさそうだ.紫色の花もブーケ状に塊を作って多く咲いている.

 出来るだけ風を避け、移動しながらコンデジで撮っていると、ハイカーがやってきてそれは「チョウノスケソウ」、紫のは「オヤマノエンドウ」で白い群れは「イワウメ」 と、教えてくれた.チョウノスケソウは葉に特徴があり、開花時期に少し遅れたりすると咲いてる所が見られないという.チングルマに似ていますねと言ったら、チングルマは草でなく木に分類されていて、ちゃんと年輪もあるんですよ.と、やけに詳しい.え!チングルマって木だったの・・・

 三叉峰の山頂付近まで行ってみたが何も無い.ただの岩山のピークだった.ガスで赤岳も、阿弥陀岳も見えずただ北方向のピーク二つがやっと見えるだけだった.とにかく風が強いのでそこからは退散する.


三叉峰のピーク


イワウメ
 一旦、鞍部に下る.両脇にロープが張られていて、何やら変わった花が幾つか咲いていた.さっき教わったウルップソウとかいうやつでしょう.よく見ると一個一個はムラサキケマンの花びらの様.それがちょっと細長い卵型に固まってる様なもの.ヨツバシオガマ?みたいなとても色の濃い花も. 特に西側に多く咲いている.ミヤマシオガマというらしい.

 ロープが張られている場所は、何かに遮られてるのか意外に風が弱く、ゆっくりコンデジ撮影が出来た.そこを離れハシゴのある岩場を乗り上がると途端に風にあおられる.身体が浮く様な間隔でちょっと緊張.身を低くして又下り再びロープが張られている場所で花撮り.遠景は時々ガスが切れ阿弥陀岳など見えたが、赤岳は最後まで姿を現さなかった.

 杣添尾根で会った2人はまだ上がって来ない.風が強いので引き返したのだろうか?

 「横岳」の山名板があるピークに着いた.風が相変わらず強いのですぐに退散.ハシゴ手前のピークから、三叉峰の指導標がある所に2人のハイカーが登り着くのが見えた.随分、時間をかけて登って来たことになる.



一つ向こうのピークが横岳山頂らしい




一瞬、見えたりもするが、すぐにガスに隠れる



ちょっと面倒そうなピーク


ハシゴがありました


あそこが・・・


山頂


硫黄岳方向はガスが濃く何も見えません


ハクサンイチゲ 僅かですがありました
 「お疲れ様ー」 と再びご挨拶.やっと登ってきました.せっかくだから横岳の山頂までいってみます.と、それから花の情報等二言三言話して別れた.足取りはやや重そうである.

 三叉峰に戻り、赤岳は無理でも「二十三夜峰」辺りまで行って花を見て来ようと思っていたのだが、何やら空からポツリ、ポツリ.薄暗いし.下山しましょう.

 三叉峰からハイマツ帯の急降下に入る.途中で、強くはないけど雨が降って来た.雨具を着ける程ではないのでそのままハイマツ帯からダケカンバ+コバイケイソウの斜面に下る.もう、風も梢を揺らすだけで身体に受けることはない.ペラペラパーカーを此処で脱いだ.上から健脚そうなハイカーが下りてきてご挨拶.あっという間に下りて行った.



身体半分隠している阿弥陀岳(デジ一では全身が撮れました)




チョウノスケソウ

 樹林の中ではガスが漂い、それが樹木の葉に水気を留め、風が吹く度に大きい雨粒になって落ちてくる.結構濡れてしまうので、雨具を着け下降.

 ダラダラと長い下降に飽きてくる頃、四阿のある広場に着いた.特に休む必要もないので、そのまま駐車場へ.少し手前で普通降りだった雨が突然豪雨に.弱くなるのを待って着替え、帰途に着いたが、何だか慌ただしかった感じが残った.風が強かったせいだろうか・・・


帰り道1


帰り道2


四阿のある広場に到着


登山口に到着
杣添尾根〜横岳で見た花 風が強く揺れが中々止まってくれませんでした


イワウメ


チョウノスケソウ


オヤマノエンドウ


ミヤマシオガマ


ウルップソウ


コイワカガミ



ミツバオウレン

下手ですがデジ一画像もどうぞ     Photo Nikon P7800 二代目 
 
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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.