◇山登り◇

秩父郡横瀬町
武甲山〜小持山〜大持山
ぶこうさん:1304m
こもちやま:1269m
おおもちやま:1294m

                  



2015年 5月 1 日 訪問

abe様&爺
(時間やルートは参考にしない事)
              
  今年3月のフクジュソウ見物に来た時、道の駅「ちちぶ」から手前が削られている△の山が、朝日に輝いていた.妙に神々しく気になって、山仲間のabe様に聞いてみたら武甲山だという.おお、これが”ぶこうさん”か.
名前だけは知っていたから、随分、山が削られているが登れるの? と、聞いたらかなり人気があるらしい.標高もそんなにないから、割と楽に登れるらしい.毎日、これを見ながら生活している地元(と言っても秩父市)のabe様は当然何度も登ってるらしい.そこで、機会があったら連れて行け! と、囁いておいた.

 オラは頭から散らかって忘れていたけど、きっちり覚えていて”今度、行くけ?” ”ほいほい”と二つ返事.毎度の事ながら簡単に決まってしまう.結構、朝早かったと思うが登山口の駐車場には多くの車が駐まっていた.今日は武甲山の山開きらしいが10時頃からだというから、それに合わせて登って行く人はこれからなのでしょう.そうするとまだまだ車は来るのか.支度をし、登山届けを提出.舗装路を歩いて登山道に入って行く.暫くは針葉樹林内の単調な登りが続く.


道の駅「ちちぶ」 から 武甲山 (3月23日写)


道の駅にある案内板


駐車場


登山届けはしっかりと 6:45


登山道の案内板


小滝がありました


ヒメレンゲと言うらしいです


舗装路を離れ、登山道になります


水がちょっと乏しい「不動滝」です 7:20



 大きな杉の木があって、数人のハイカーが休憩していた.「大杉の広場」標高は1000mらしい.杉とか、周囲をサッと撮影し、ハイカー達に軽く挨拶して先へ行く.山歩き、オラは約1週間振り、abe様は中一日.何と、4月29日に景鶴山に登ってきていたのだ.ま、我が山滝仲間でも屈指の山人だ.足取りは軽い.着いて行くのが中々大変だ.風のない樹林帯で、汗が噴き出してくる.その内建物が幾つかある場所に出た.頂上か? と、思ったらそうではないらしい.神社やトイレ(バイオ式)がある所で、今日は此処で開山式をやるらしい.

 武甲山頂上はすぐで、思っていたより狭い.北側(例の削られている方)にはフェンスが施され、残念ながら削り取られた崖は見えない.実は一番これが見たかったのだが・・・ それでも、秩父の街が一望出来、素晴らしい眺めではある.中央下付近にピンク色のグランドみたいな形のものが良く目立つ.羊山公園でシバザクラが有名だと教えてくれた.帰り、時間と余裕があれば、寄って生きましょうとも言ってくれた.

 TVカメラを持ったグループ(こういう場合クルーと言うんだね)がいた.NHKらしく、今日の開山式でも取材に来たのかも知れない(と、これは後から聞いた) その中に背広スタイルや革靴など、どう見ても登山には似つかわしくないスタイルの人達がいる.”関係者”なら頂上の近くまで車で来る事が出来るらしい.頂上のすぐ下に車が何台かあった.神社まで戻ってくると、背広ネクタイの人が数人.神社の関係者の様な人も数人いて、式の準備をしていた.


杉林の中にブナが1本 脇に祠がありました


後ろの木は「大杉」


水場です・・・ コップ一杯溜まるのに時間は?




白いカタクリが1輪ありました


山頂にある方位盤


えーーと、エンジンが付いてる物で、、、


中央に羊山公園、左上は西部秩父駅


秩父盆地 向うの山は判りません


鐘撞き堂


山頂のすぐ下に”関係者”用道路


山開きの準備をしています
 小持山への縦走路入り口近くで休憩をする事にした.近くで何やら5−60cm位の長さの筒を地面にセットしている人がいた.式に合わせてノロシ(花火)を上げるらしい.中々賑やかな事だ.打ち上げは式の始まり午前10時頃というのでまだ先.オラ達は、休憩を終え出発.良く踏まれた登山道を下っていく.左はヒノキの樹林帯、右はカラ松(多分)でその林床にはビッシリとコバイケイソウが生えていた.その規模が大きく広く、もしこれが一斉に花をつけたら凄いだろうと想像した.かなり下って分岐を過ぎ今度は小持山へ向かって登りだ.ゆったりとした稜線歩きからどんどん勾配はきつくなる.後ろでノロシが2つ上がった.山開きの祭礼が始まったのだね.中々シンドイッス.途中何本かアカヤシオがあったが、どれも終わりかけていて、花数も少ない.abe様は残念そうにしてコンデジを向けている.

 案外狭い小持山の山頂に青年が一人.静岡から来たと言っていた.ツツジの話をすると、鈴鹿の○○山(岳?)=名前聞いたけど忘れた= の方は凄い、こんなもんじゃない と、自慢げに話すのが印象的.日影もなく暑いのでオラ達は大持山に向かって移動.この先には展望の良い場所があるという.その前に、メタボ測定の岩摺り抜け所もあるので、ちょっと困る・・・と、心配そうにabe様(笑)



さあ、子持山へ


jejejeッ コバイケイソウですよ! ずーーーっと


ほぇ〜 ♪


下るとあっちへ登らないといけないですが・・・


鞍部は分岐でした 「シラジクボ」


子持山へ登る途中 振り返ると 端整で見事な武甲山


アカヤシオが少しですがありましたよ


子持山から武甲山
 身体全体を摺り抜ける(自然の)スリットとかそういうものを想像していたが、どうやら腿の太さを測るものの様だ(笑) オラは問題なし.振り返ると、かなり苦戦している(笑).ダイエットがんばらねーとなー、、と応援してあげた(爆) 少し歩いて、展望の良い場所に出た.地元の山座同定も怪しいのにあれがどれが? 判る訳がないが、西側が素晴らしい.下から吹き上げてくる風がこれ又心地よい.3月に訪れたフクジュソウ自生地も見えてると思うのだが、見当もつかない.それから二組3人のハイカーが登ってきて、広がるパノラマにおお〜と歓声を上げる.

 大持山に近づくとカタクリが多く咲いていた.花を撮りながら僅かで山頂.此処はそれ程展望は良くないので分岐(大持山西の肩)まで行きましょう.此処でお昼を広げる事にしました.出てくる出てくる、食べ物がワラワラと.下のコンビニで水、食料を買う時ノンアルビールを探したが、見つけられなかった.abe様はしっかり持ってきていた(このあたりが又凄い!(笑)) うまいな〜.冷たい蕎麦、果物・・・幸せじゃーー


好展望地からの眺めです


メタボ測定スリット(笑)


大持山山頂と三角点 11:40


アセビが満開でした


カタクリがありました 向うは大持山山頂です


同じカタクリ 露出を変えて撮ってみましたが・・・


ミツバツツジですか?


次の好展望地で見とれてるところを撮られてました NiceShot
 さて、お腹も膨れたし帰路にかかりましょう.此処から妻坂峠に下りるか、ウノタワを回るか少々悩む.ウノタワの方向に何やら濃いピンク色した木が見えた.ん、山桜とは違う様だが何でしょう、、、と、ウノタワ巡りが決まった.かなりな勾配の坂を下り、鞍部に着くと広い場所に出た.ウノタワの指導標柱が建っていた.タワとは概ね鞍部を云う.ウは鳥の鵜か雨のウか、、、いや、少し違った.近くに謂われの看板があり、鵜の田らしい.山の神様化身の鵜が住んでいたという沼の跡らしき窪地になっていた.山の神様の化身でも死ぬのだね.ふ〜〜ん.

 此処から再び下り.林道に出るまで長く感じた.途中苔の生えた岩が斜面を埋め尽くしている所があったり、大持山からはハイカーと会う事はなく、小持山〜武甲山の賑わいとはかなり差がある.水場を過ぎ林道終点に出て何となくホッとするけど、終わりはまだ先.再び登山道に入り、妻坂峠を目指す.極端にきつい登りではないのだが結構足にきてしんどかった.abe様にはどんどん置いてかれてしまう.ヒイヒイ言いながら妻坂峠に着き、水を飲んでおにぎりを食べたら、元気が少し回復した.後は下るだけと聞き、更に元気+

 展望、おしゃべり、食い物飲み物、ノロシ付き と4拍子揃った(?) 楽しい山行でした.又、どっか おねがいしますね〜 abe様 ご案内感謝ですぅ あ、足が痛い(^_^;;


ウノタワに着きました 此処は飯能市なんですね


広いです. 何て云ったかな、あの木  11:55


登ってる様に写ってるけど下りです

何て云ったかな、この花


妻坂峠、もう少し 置いてかないでぇ〜

峠に着きました 14:50


一の鳥居に着きました 15:40
此処の迫犬像は狼らしいです
 Photo Nikon P7800 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.