山登り

静岡県富士宮市
長者ヶ岳〜天子ヶ岳
ちょうじゃがたけ:1335.7m
てんしがたけ:1330m




                  



2022,5,20 訪問


(時間は参考になりません)
              
 (5/19)愛鷹山を下山して道の駅朝霧高原で車中泊.大型車はちょっと離れた所に一台だけ.エンジンはかかっているけどそれ程煩くない.晩飯を食べて、荷室を寝床に替え寝袋に潜り込む.アルコールは摂らなくなってから暫くになる.禁酒し始めは中々苦労だなあ、、だったけど、その内何でもなくなった.むしろ、いつでも車の運転が出来るから、今、運転して酒気帯びとか大丈夫かな≠ネんて思いをしなくて済む.ま、人それぞれだけど(^_^)

 深夜、エンジンの音で芽を醒ました.近くに大型トラックが駐車していた.むむ、ゆっくり眠れると思ったんだけどなあ、、、と、時刻を確認すると午前2時半.おや、結構眠れてたんですね〜♪(昨夜寝たのが午後9時半だったから.

 んじゃあ、せっかくだから出掛けてしまいましょう.簡単に荷台を片づけて、暖かい缶コーヒーを自販機で買い、出発.すぐ近くのコンビニで食料を買って田貫湖の登山口へ.田貫湖へはコンビニから15分位で着いてしまった.外灯も殆どない暗い湖の上空に月がやや朧げに輝いていた.明るくなるには時間があるし、ちょっと撮ってみっか、と、三脚を出して適当にガシャリ、ガシャリ. で、登山口に移動.6-7台駐められるスペースには勿論誰もいない.

 朝カップ用のお湯を沸かし、カップ蕎麦にお湯を入れて登山口とか、取り敢えずウロウロ.



田貫湖 月明かりで撮ってみました D810



長者ヶ岳登山口 4:10


案内板



 朝飯食べて支度してヘッデンつけて出発.ヘッデンの明かりで見える道は木階段.ずーっと上に続いている.早々に疲れるなあ、、等と思いながら50段程登って、あ!サングラス忘れた.で、引き返す.ふう〜 やれやれ.白内障気味のAF老眼は晴れて明るい所は辛くなるからサングラスは必須なのです.

 三角点を過ぎ、ヘッデンを消して明るくなった
5時過ぎにベンチ、テーブルのある場所に着いた.ちょっと休憩には早い気がするけど.と後ろを振り向いたら、あれ!富士山がシルエットに.へ〜、幸先がいいなあ、と、シルエット富士を数カットガシャガシャ.ちょっと樹木が多いけど.


木の階段が結構続く


728.6三角点



ダイヤモンド富士、、という訳にはいかないけど



此処から最初の富士


次の富士が見える所 田貫湖への分岐
 遊歩道を緩く登って分岐に着く.ベンチがあって、此処でも梢の間からシルエット富士が見える.導標によると此処から長者ヶ岳まで2.1kmとある.道は良いし、ゆっくり行きましょう.昨日の山行でちょっと足が重い.登る道の左側は桧の植林帯、右は広葉樹林帯.手入れされている植林帯も綺麗だけど、広葉樹林帯に下生えがあまりなく、樹林の中で開放感がある.標高は1000m位の辺りか.

 長者ヶ岳にあと1.3kmの導標のあるベンチで小休憩.コンビニで買ってきた水を飲んで豆大福を食べる.風はないけど暑くも寒くもない.辺りの地面を見回すと、マムシグサ(だと思う)のがあちこちに沢山生えている.丈が小さく花の部分だけ大きい、葉っぱの縁にはギザギザがある.爺の地元(栃木)で良くみられるものとは、ちょっと種類が違うものか?




富士山がちょっと傾いて見えるけど、カメラでは水平をとっている


桧樹林帯は左側


マムシグサの仲間


右は広葉樹林帯


長者ヶ岳へ1.3kmの導標


ギンリョウソウ


笹の中の登り昨
 桧樹林帯がいつのまにか消え、ブナ混じりの広葉樹林の中を緩く登って少し広い長者ヶ岳山頂に着いた.誰もいない.眼下に田貫湖が見え、その上にかなり霞んできた富士が見える.但し、この山頂、纏わりつく虫が多い.ちょっと立ち止まると、たちまちわーーんと群がって来て、極めてうっとうしい.霞富士だから適当に撮って退散する. 暖かくもなれば虫の季節にもなってくるんですなあ.

 長者ヶ岳から天子ヶ岳への道は若干登山道っぽくなってくる.それでも、広く歩き易い.広葉樹林の中で展望がないのが残念だけど、涼しくて良い.木の葉のない時は、樹幹から大きな富士山が見えるのだろうか? 一旦、大きく下って登りけし天子ヶ岳の山頂が近づいてるのが判る.



広葉樹林帯 ブナ混じる



小さい・・ 何?


長者ヶ岳 山頂 7:05



かなり霞んでる




田貫湖



山梨県の山名ポールも


ゆったりした道



コバイケイソウの中の道





上佐野分岐


天子ヶ岳への登り

左の向こうから来て あれ? 右に道が、、
 そろそろかな、、と、思って歩いているとゆるりと下り始めている.ん、山頂を見逃したか?と、後ろを振り返ったりしながら歩いてると、上から道が来てY字路になった.あれ?どっかに分岐ってあったっけ? ちょっと不思議に思ってY字路を戻るように辿ると、天子ヶ岳≠フ山名版が二枚掛けられてあった.この辺りにしては何とも地味な山頂ですよ.と、怪訝な感じもしたが、大して気分の良い所でもないから、来た道をY字路に戻って先へ進む.すると、広い所に出て山頂よりは標高が低い所に大きな山名版と祠があった.展望台もあって霞富士.サッと撮ってサッと引き上げます.虫が多いんだものねぇ.

 さて、此処からは概ね消化試合もどき.何か特別なものとか花とかあるようでもなし、ひたすら下ります.舗装林道に出る途中、伐採地の様な開けた所があったので、休憩、エネルギーを補給.単独男性が少し間をおいて下山していった.この山の中で会った人はこの二人だけ.案外、登ってないんだなあ.


天子ヶ岳 山頂 8:10


広い場所にあった案内板



広い〜




花付きがおとなしいツツジ




かなりの霞富士



こっちにもコバイケイソウの一大群落



南(芝川)に下りる尾根の分岐 1250m付近 地図に破線路はなし


白糸滝方向に下山して林道跡に出る



見事な樹林の中に開いた空間.休憩してエネルギー補給



舗装林道をテクテク


山の神 10:40



あ! こ、こんちは

 舗装林道を田貫湖に向かって歩いていると、右の林の中から鳥が歩いて出てきた.へ!ヤマドリですよ.山道で山鳥をよく見かけるが、殆どは足元近くからバサバサと羽音を立てながら飛び去る姿ばかり.いきなりだからこれは心臓が止まるほどビックリする.ところが、、このヤマドリ、右の木立からトットコ出てきて草だか何か地面をついばみはじめた.こんなの初めて.グルル、グツグツ グルル、グツグツ 唸り声だか鳴き声だかを出しながら、全く逃げようとしない.近づいてシャッターを切ろうとしたら、コノヤローッ とでも言いたげに2-3歩向かってくる.うーーむ、この鳥は誰かに飼われてるのか? まあ、ヤマドリを撮ったのは初めてで、何となく嬉しい.

 オートキャンプ場にはそこそこ車が来ていた.田貫湖畔には釣り人が多くいる.のんびりした風景をみながら駐車地には12:25分に到着.帰りは道の駅(朝霧高原)に寄ってお土産でも買っていきましょう.開いてる道の駅の物産店に寄るのは久し振りだ.山行などで遠くへ来ると、下山はいつもヘッデンギリギリだものねえ(笑)


道路は続くよ何処までも、、


左に、田貫湖周遊遊歩道



田貫湖



馬酔木?




右から来て左へ

お疲れさんでした 12:25
以上 Photo Nikon D5600 



マクロ




最初の展望台から









次の展望台では ほぼ逆光




長者ヶ岳から




眼下の田貫湖 白く光ってるのは上空の雲

以上 Photo Nikon D810 

HOME  /  閉じる

当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.