◇滝見◇

山形県米沢市
滑川大滝


                  



2015,9,5 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
  仕事も何となく一段落しさて山へ行く時間も取れるようになったが、天気がさっぱり良くならない.行きたい所、いろいろあったが殆どお流れスケジュール.そんな時、9月の第一土曜日は晴れるらしい.その前日(金曜)や日曜は駄目らしいから一泊とかの遠出はしない方が無難.では、前から大判で撮ってみたかった前川大滝(滑川大滝)に行って見ようか.8月に瀑泉さんが訪れていて、そのレポによると遊歩道もしっかりしてる様だし、沢に下りてからの遡行部分もそれ程長くないから、大荷物でも大丈夫かも.

 東北自動車道の福島飯坂ICを出てナビに滑川温泉を入れ、楽々運転.細い道だが順調に走り温泉手前の駐車スペースに駐める事が出来た.支度をしてる間に、すぐ後ろから来た東京ナンバーの人達が大滝沢の方に向かっていた.此処は人気の沢登りスポットだね.私も遡行したいけど、大判持って大きい三脚持って・・・非力な爺では自殺行為だよ(笑)

 温泉の方に歩いて行くと吊り橋は通行止めの紙が貼られ、テープで×を作ってある.”あれぇ〜渡れないのかぁ” と呟いたら、近くで休んでいた温泉の番頭さんみたいな二人が 「通っても構わないんだよ、少し揺れるけど」 と.更に 「市(米沢市)が早く直せばいいのによ」 と.一人は、ザックを×の間から通すのを手伝ってくれた.おお、ご親切感謝である.簡素な案内板を見て緩く登って行くと右側斜面に刈り払われたばかりの様な”道”が合流していた.橋を渡らずに下流の方から巻き道がつけられていたのかも知れない.そう言えば、駐車場過ぎてすぐ右岸の草が刈られている所があったが、、、ま、いいか
 
 
2015,9,17 : 滑川大滝のフイルム版を同じ様なアングルの下に追加しました.


駐車スペース


堰堤かと思ったら滝なんですね.向に吊り橋
 重いザックと三脚が肩に喰い込んでしんどくなる頃、尾根の展望台に着いた.大滝が眺められた.おお〜 大きい.素晴らしい.ワクワク感が湧いてきてそれなりの斜面を下り、沢に着く.沢を少し遡行するというので沢靴は履いてきた.沢床は赤い滑で丁度5人の沢登りグループが通り過ぎていった.(遊歩道では下降中に二人組と擦れ違う).

 滝は下部の幅が広く、更に見上げる高さがあり私の持ってる広角では入りきらない.仰角を少し取り更にライズしてアオリ効果を狙うけど、上手く写ってるのかどうかは、フイルム現像が出来上がるまで判らない.デジ一は持って来なかった.理由は・・・これ以上重くしたくない・・・だけなんだけど. あればあったでそっちの方が楽に沢山撮れるかも知れない.ただ、そうすると大判の撮影に集中出来なくなるのは必須.

 集中して撮ったって、大判には4ヶ月位触ってないから、昨日の記憶も怪しい爺にテキパキ操作は無理! 10枚目のシャッターを切る頃には大夫慣れが戻ってきたが、シャッター開けたまま引き蓋を引っ張ってしまったり、二重写し(と思われる)や、絞り開放したまんまシャッター切り等々 6枚は失敗したなあ.ま、16枚撮ってきたから2,3枚位何とかなるのがあるだろう....と、一応期待しておく(笑) ※69(120)フイルム


上が開けて来ました


展望地に着きました.三脚下ろして休憩


展望台から少し下降した地点で見えます.大きさが良く判ります


倒木などもある急斜面です(振り向いて)


滑岩露出 滑ります


赤い沢床です


沢登りの人達です


沢に下り遡行してすぐ見えてきました


おお〜!


でかいです


Horseman45HD 90mm RDP III ライズアオリ効果は少しですが判ります





左下に2人組が高巻きスタート





Horseman45HD 90mm RDP III アオリはスイングとライズ


支沢から眺めてみました
 撮影中、後から遡ってきた人は 2人組(滝右岸に取り付き灌木の中を登っていった) 5−6人組(戻って遊歩道を巻きに使ったか?) 1人(空身に裸足でやってきたがすぐ引き返した.時計を見たら11時を過ぎていた.何と2時間もいた事になる.お昼には早いが、お腹が空いたのでサンドイッチを食べる.右から入る支沢(上部は布引滝?) をちょっと覗いて帰路に着く.

 火焔滝を見て帰ろうと計画はしていたけど、滑川大滝だけで満足出来たのと、細い道の運転はもう嫌だ、、、との思いでパス(さすがに年だなあ・・・で、ある) では、白布温泉の道沿いにある白布(しらぶ)大滝を見ながら、スカイバレーを走って帰りましょう.

 見事な看板で白布大滝はすぐ判った.看板お品書きを見ると落差50m、、おおッ 紅葉が素晴らしい滝、、おおッ 此処はデジ一を持っていく.急な遊歩道を少し降りると分岐があり右に行くと展望台らしい.行って滝を眺めると2段の滝が水を勢いよく落としていた.お、高さは、、ま、良いとして中々見応えのある滝ではないか.あれ、まてよ上段は石垣に見えるが目の錯覚か?

 河原に下りて滝に近づいてみたら、上段はえん堤になっていましたヨ.


水窪ダムは水が少ないです


中々立派な看板です 「おしょうしな」=ありがとう


結構急な道を下ります


撮影スポットから


上段は堰堤だね
 Photo Nikon P7800 


下段10mあるかな?(Photo デジ一)


どうやっても石垣模様は隠せません (Photo デジ一)

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.