山登り

大月市
倉岳山、高畑山
くらたけやま:990m
たかはたやま:982m



                  



2018,2,27 訪問


(時間は参考になりません)
下手ですがデジ一画像もどうぞ
              
 今回の秀麗富嶽十二景9番は、たそがれさんの後追い.完全トレースになるかと思ったけど、最後は軽くショートカット.爺的にコンプリートとしてしまうが、晴れたものの雲が多く、あわや、トウビーコンティニューになる所だった.(revisit の方がいいかな?)

 家を午前2:45分頃出発.おもちゃの町のコンビニで温かいお茶と”ひねり揚げ煎餅”(←100円(税別)だけど量が多いので爺向き)と、ミニチョコクロワッサンを買った.2時間半程で目的地に着くのだけど、運転中お腹がすくので缶コーヒーを飲みながらつまみ食いする為.缶コーヒーは買い置きを家から持って来たもの.

 壬生ICに乗り、東北道〜圏央道〜中央道とひたすら自動車道を走り上野原ICで降りる.此処から県道に入ってコンビニを探しながらアオゲラの森キャンプ場へ向かうが、コンビニなど全く無い.これでは、昼飯の調達が出来ない.むむむ、ちょっとしくじったか・・・ 飴とひねり揚げ煎餅一袋、食べて2個になってしまったミニチョコクロワッサン、それにカンロ飴4個. 朝飯のカップうどんは買ってきてあるからいいのだけど、、

 秋山トンネルの出口付近に信号器付きT字路がある.トンネル側から出て赤信号だ.車は一台もいない.3分待ったが信号は変わらない.5分過ぎた.おお、案外(心の中では かなり)長いな.7分過ぎた.まだ変わらない.長すぎないか?? 車は一台も通りすぎない.トンネル側から来るのもいない(午前5時頃の事) 更に8分.故障してるんじゃないか(-_-;  試しに、車から降りて反対車線にある歩行者用押し釦を押してみた.すぐに、(対する)歩行者用信号が点滅し、車の信号も黄色から赤に.続いてこちら側は青になった.
 なあんだ、ちゃんと動くじゃないか.トンネル側の通行センサーが不調なのか? と、車に戻りかけると何ともうトンネル側方向の歩行者用信号が点滅し始める.1分も経っていないだろッ.慌てて運転席に乗りシートベルトもそこそこに発進、右折.・・・・危なかった. 何て信号だ.


駐車地出発 6:15


バス停、本数は極めて少ない
 コンビニはとうとう見つからず、ナビは性格に誘導案内してくれ、辺りのまだ暗いアオゲラの森キャンプ場へ5時半過ぎに着いた.車から出て空を見上げると星などは全く出てない.曇ってるのか.今日はダメかな等と思いながら朝飯(今日はカップきつね)を食べる.簡単に支度して明るくなってきた6時15分頃出発.ダメなら様子でも見ておきましょう.と、恨めしい曇り空でテンションはイマイチ上がらない.

 コンビニで買ったお茶はあまり残ってないから、うどん屋さんの前にある自販機でお茶を買う.行程はそんなに長くないから大丈夫でしょう.

 橋を渡って標識に従い右折.少し歩いて左折.坂道で右側上の方に黄色いものをみつけ、近づくとフクジュソウだった.さらに上に行くと右に曲がって あれッ民家だ.辺りを見ても標識や道などない.おかしい?と戻ると右下に(まともに来れば左下)に標識があって、道は舗装路から外れていた.フクジュソウに気をとられて見逃していた様だ.



この林内に入って行くのか、、と、一瞬悩んだ


民家のフクジュソウ


あぜ道の様な所を通る.右上は間違えて行った民家への道


こうなると間違えません
 杉林の中の道を行き、沢を渡る.歩き易い道を緩く登って尾根道から立て札や標識が賑やかな立野峠に着く.今日はセーターこそ着てない(ザックの中だ)が、冬用のジャケットを着てきたので熱く、かなり汗もかいてしまった.汗を拭き暖かいお茶を飲んだけど、冷たい方が良かったかなぁ.

 見上げると部分的に青空になっている.さて、富士山はどうだろうか.たそがれさんのレポによると、この道少しでチラリと・・・・ その方角は雲真っ白で見えません.やはり、ダメか.

 足運びが遅くなる.風もなくハイキング日和ではあるのだが、目的が全然違うとテンションは下降線.こういう時花とかキノコなどがあれば気も紛れるのだけれど.季節が違うしなあ.




杉の植樹帯が切れると明るくなります 



立野峠 7:20


峠からはとても良く踏まれた道、ハイカーが多いんでしょう

富士山の方角、何も見えません・・


陽が当たると暖かい



 立野峠から概ね時間通りに倉岳山に着いたのだけど やはり富士山は雲の中だ.時間もあるし、取り敢えず周囲を撮ったりしながら時間を潰しましょう.ひねり揚げ煎餅をカリカリやりながら、、これ、案外美味しいけど塩気があるから喉が渇いてしまうなあ.お茶を飲んで、ミニチョコクロワッサンを食べる.あ、今日は食料が少ないから節約しないといけないから1個だけ.(1個食べると後をひく.我慢々々) 

 30分程経つと、雲がとれ霞んでいるけど富士山が見えた.おお、ついてるなあ.早速三脚を立て同じ様なカットになるけどガシャガシャ時間を変えて撮っておく.まあ霞みがちな光景だけどそれはそれで情緒があって良い(と、思う、事にする) 下手な鉄砲は幾ら撃ってもダメだと思うけど、一枚位何とかなるのが撮れるだろう.あ!自分でこれは傑作だと思えば良いのか.




倉岳山 山頂 7:55




富士は雲の中



取り敢えず 三角点


山名板



鳥沢側 扇山なども霞がかかって・・・




姿を現してくれました ♪ 8:25




時間が経つとかなり霞んできましたよ 9:15

 その内雲がかかってきて、頭の方しか見えなくなってきた.高畑山へ行っても同じ様なものか、と、思ったけど予定通り向かう.広く平らな歩き易い道はハイカーが多い証拠だね.鳥沢側から多く訪れるのでしょう.両側は赤松との混交林で秋などキノコが多くみられるでしょう.そう言う季節なら、富士山が観られなくても楽しい山歩きが出来るのだけど.

 少し歩くと指導標識があり直角に折れて、落ち葉の積もった坂道を急降下.これまでの打って変わっての急な斜面.落ち葉で滑らない様、注意して下る.傾斜が緩み、高畑山と思える山容を樹間から眺めながら進と、穴路峠(あなみち又はあなじ)にストン.休憩する様な場所でもないので「峠道」の説明板をコンデジして高畑山に向かう.

 案外急な斜面を登って、すぐに天神山と言う所に着いた.北側が開けているが雲があり山並みは見えない.此処は良い休憩場所になりそうだが、お茶を飲んで歩き続行.


穴路峠に向かいます 9:20


これ、急斜面


下ってる最中樹幹から、あれは高畑山?


峠です.右上から降りてきました 9:35


急な登りですが、道は悪くないですね


天神山 9:40
 天神山からゆったりした道を歩き、急斜面を登ると雛鶴峠への分岐に着いた.高畑山は前方に見える.山頂に近づいていくと単独ハイカーがいてタバコを吸っていた.軽く挨拶をして、富士山の方角を見ると頭が僅かに見えてるだけ.又、時間潰しをしましょう.こちらを気にされてタバコを吸われても可哀想なので、離れてあっちこっちをウロウロしながら、ひねり揚げ煎餅をカリカリ.ちっともお腹がいっぱいにまらない.

 その内、タバコハイカーが穴路峠方向に歩き始めた.擦れ違い様にご挨拶.富士山の方角を見ると、頭を出している.おお、これでトウビーコンティニューにならずに済む様だ.



天神山から北方向




北側は赤松と広葉樹、南側は桧の植樹帯



雛鶴峠への分岐


高畑山 山頂 富士見えず、、 10:30



うーーん




少し左側の霞れ山並み




 三脚を出したりカメラにレンズを取り付けていると、鳥沢の方から青年+が上がって来た.ニコニコご挨拶.富士の方角を見て、ガハハハ、ダメですね〜、と.でも首から提げたデジ一で何枚か撮り、あっという間に穴路峠の方へ消えていった.そのタイム2分位か.

 その後は誰も登って来ず、私一人占め.っつーたって、頭だけの霞み富士じゃ、うれしかない.まあそれでもせっかく来たのだ.一所懸命撮っておきましょう.でも、デジ一では何とか見える画像を撮る事が出来たのだけど、コンデジでは写ってんだかどーだか.

 さて、霞だけ撮ってもどーしようもないし、くつろごうにも食べる物もろくにない.下山にかかりましょう.雛鶴峠に向かう間にも見られるポイントが幾つかある様だし、雲が取れてくれるかも知れない.期待はしないけど.11:20下山開始


戻ってかすかに見えるピークが分岐


雛鶴峠方向に下降
 分岐まで戻り、雛鶴峠への道に入ると、踏み後+α程度の道になる.まあ、それでもしっかりしてるので何の不安もない.下降しながら時々富士の方角を見てみるが、雲がきれる様子はない.それどころか、益々多くなってる気がする.

 急斜面のある事は、たそがれさん記事で知っていたが、中々手強い.おまけに北向きになっているので地面が凍り付いている所があり、難儀である.これなら、穴路峠から下った方が良かったかも知れないなあ等と半分後悔しながら901P手前に上がった




下降中、振り返って高畑山




樹間から倉岳山




意外に急斜面 斜度は奥の雪斜面位




 このまま、南方向に歩いて行っても、富士を見られないどころか、ただの遠回りになってしまう.雲が取れるのならいざ知らず、そんな気配はなさそうだ.食べ物とかあれば別だけど、100円のひねり揚げ煎餅4分の一とミニチョコクロワッサン2個だけじゃなあ・・・

 今立っている所(901Pの北100m位)から東に延びてる尾根は、標高650m辺りで林道に出られる様だ.じゃあ、そっちにしましょう.

 桧植樹帯の尾根は下生えも藪もなく極めて歩きやすい.踏み後のようなものもしっかりある.難儀も、苦労もせず雪の残る林道に出たのは、およそ20分後.沢に綺麗な水が流れている.お茶ばかりだったので、水をすくって飲んでみた.案外美味しい.さあ、後はのんびり歩いて戻るだけ. あ〜あ、腹減ったなあ・・・


ピークにみえる所からこちらへ下る 12:05


倒木や伐採枝が少々煩いが難儀ではありません


林道が見えてきました 12:25


おくならやま橋 だ、そうです


人家があります


県道(35)に出ました 12:45


お、あれが・・・


雛鶴神社



雛鶴姫の像



石仏


今日は暖かい、道路脇の小川にヤマメが泳いでた



三徳山宝積禅寺




おまけ

      下手ですがデジ一画像もどうぞ     Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.