◇滝見と山登り◇ 日光市 赤倉山へ あかくらやま:1442.2m 2015年 4月 4日 訪問 爺 (時間やルートは参考にしない事) |
yuki が登山靴を新調した.そこで試し履きにどっかへ行こうか? という.思い浮かんだのは中倉山とか赤倉山、冬山や残雪歩きをやらない yuki
アイゼン等を持たないからそこ以上の高い山は敬遠.「赤倉山は行ってみたい山だね」 と、これ又簡単に決定.しかし、ここんとこ天候があまり良くない.その中で4日の土曜日は曇りで何とか保ちそう. 深沢古道への入り口は判りにくいがこないだ大滝見学に来たばかりなので迷わず駐車地へ.「軽いな、この靴」 そりゃ、今まで履いていた革製登山靴に比べたら. 2段堰堤の先で朽ちかけた丸木橋から左の小沢に入り適当に左岸斜面に取り付く.下生えも藪もなく取り敢えずは登りやすい.明瞭な尾根に出ると多少灌木藪なども出てくるが、少し回り込んで回避でき、概ねは順調に登って行ける.この尾根は赤倉山から真南に延びているもので標高点877mがスタートの判りやすい尾根だ.別段、危険な所も難儀な岩場もない.古いが所々にテープもあるので、僅かだが登る人もいるのだろう. |
駐車地 7:55 |
小沢に少し入ります |
斜面に取り付き登ります |
岩場も出てきますが大した事はありません |
歩き易い尾根です・・・が |
灌木藪も出てきます でも、回り込んで簡単に |
幾つか急斜面もあり、登り一辺倒の”道”は中々疲れる.1350m付近、右から尾根が合流してくる.ふむふむ、この尾根は以前瀑泉さんが神社跡から登って来た尾根でしょう. yuki が、あ!鹿だ.と東の谷側を見て言った.3−4頭位の鹿が声も発しないで沢の斜面を駆け下りていくのが見えた.そう言えば、この山域も鹿の糞が大量にあるんだよな・・・と言う事を思い出した.笹原の中の踏み跡には早くもそれが.はじめのうちは交わしながら歩くのだけど多いのと面倒なので踏みつけながらズンズン.前にNHKで足尾の特集をやっていたが、この大量の鹿の糞が多様性植物を育む原料(元)なのだとナレーションしていたのを思い出した. 笹原のピークに登り着いた.確かこの辺りが山頂だったと思うけど・・・ 山名板があった筈なんだけど・・・ 辺りを見回すが、細い木に色褪せたテープがあるだけ.「地図だと手前にピークがあるので、山頂はもう少し北の方じゃないか?」 と、思いっきり勘違い.オラも自信がないので、「おっかしーなー」と、首をかしげる. |
此処が山頂でした 山名板はありません 9:50 |
次のピークが山頂と思って北に進みます.残雪は僅か |
ガスが出て遠くのお山が霞みはじめました |
2011,4 の時の山名板 |
僅かに残雪の残る緩斜面をゆっくり下っているとガスが出始めてきた.北のピークに着いて踏み跡は直角に曲がる.「思い出した!やっぱり、さっきの場所が赤倉山の山頂だよ.でも三角点がある筈なんだけどな.」とオラ. 「へ? 三角点なら笹藪の中にあったよ」 yuki
がボソッ ・・・・・ ガスが更に濃くなり、少し遠くの山々は見えない.気分が良い広がる笹原の景色が観られる場所もガスに包まれてしまった.水がある湿地帯を過ぎ、だだっ広い尾根分岐のあるピークで踏み跡を見失ってしまったので、地図と念の為(新調)GPSを確認する.北寄りに歩いて行くと少しで踏み跡がみつかった.後は判りやすい稜線の”道”.幾つかピークを越えて1514Pへ着く.此処は「茨倉山」と呼ばれている様だ.(手前1446Pは大畑山) 濃くなるガスに加えて小雨も降ってきた.茨倉山からの下りは、踏み跡の残雪が凍っていて滑るから右や左の笹藪を下りていく.足倉沢源頭の崩壊地もガスの中.少し登り返すとすぐに残雪の林道に出た. |
こんもりしたピーク、登ってから さっきの場所が山頂だったよね〜 ・・・と
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小雨が降り、ガスで視界は3−40m程.楽しみにしていた林道終点からの皇海山遠望は諦めた.そこから林道を下って古道に入り、ジグザグの道は直線的におりてショートカット.あっという間に深沢へ下りる事が出来た.狭い河原でお湯を沸かし、カップ麺を食べる.身体が冷えていたのでやはり暖かい物は良い.ホッとした所で、帰路に着く.途中、何体かの(鹿)お肉付き骸で驚かされたり、滝を見たりして駐車地に近くなった頃には雨も上がっていた. ※赤倉山の山名板はいつから無くなっていたのでしょうか? 2011年に登った時は3枚ありましたね.どこぞの山みたいに6枚も7枚もいらないとは思いますが、1枚くらいはあっても良いでしょう.ヘーヘー登ってきて、山名板を見つけ”あ〜、着いた〜”と安堵と喜びの光景を作れる場所にもなります(あたしだけ?) |
茨倉山 山頂です 10:50 |
針葉樹林帯(松系)を下ります |
林道着 11:05 |
林道から古道に入ります |
深沢徒渉点でお昼にしました 11:40 |
朽ちた橋 |
落ち葉が積もった古道です |
古道から大滝を覗き見します 12:35 |
駐車地着 13:15 | Photo Nikon P7800 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.