◇山登り◇ 日光市(足尾) 二子山へ ふたごやま:1556.5m 2015年 5月 6 日 訪問 abe様&爺 (時間やルートは参考にしない事) |
昨年の5月3日に下中手沢から二子山に登った時、下山に選んだ北尾根はアカヤシオツツジの咲き頃だった.今年はさてどうだろうか.(今年の)5月1日は秩父遠征があり、3日は大事沢だから6日頃行こうか・・・と、決めていた.ところが、4月26日に登った瀑泉さんが二子山記事をupされた.それによると、ヤシオツツジはほぼ旬だったという.それを、10日も過ぎたら花は終わり実が熟してる頃じゃないか・・・あ、実はならないか. すると、咲いてる花はというとムラサキヤシオ(ミツバツツジ)、ヤマツツジ、シロヤシオなんかだろう.それで充分.アカヤシオはこないだ釈迦ヶ岳の帰りに少し見たので、今年はもういい、、、と、人生負け惜しみはついてくる.ま、ムラサキやオレンジ&シロの偵察に行ってみようじゃないか. 同行者は花に目がないabe様.こういう訳(特にないけど)で偵察に行くとついポロッと漏らしたら”連れて行けッ” .まあ、abe様は多少の藪漕ぎも何のそのだし、熊避けにも丁度良い.熊と格闘してもらってる隙にあたしゃスタコラ逃げるってぇ・・・・あ、決してその様な. 一応ルートの地図コピーを渡して、道はないよ、とクサビを打ち込んでおく.で、ルートはというと瀑泉さんのフルコピー.回り方も一緒.違うのは歩く人間がややいい加減な事.どっかで間違う事は目に見えている. だからといって取り付き早々間違うなんて・・・・ abe様は、何だか心配そう(笑) abe様の二子山レポ |
空き地にPしてGO 6:40 |
渡良瀬鉄道 ディーゼル車が来ました |
判り辛いけど、少し斜めに踏み跡がありました |
思ったより、結構急でした(^_^; |
おお〜 歩き易い、、、と、思ったけど・・・ |
ブッシュです(抜けて振り返り) |
もう藪はありません |
ヤマツツジもちらほら |
沢入トンネルの旧道を群馬側出口近くまで来て、踏み跡のあるところをみつけ登って行くとすぐに判りにくくなり早々に「枝尾根らしき斜面(ちょっと急)を見て 「此処を登って行くんでしょう」と、木の根を探しながら登って行く.(瀑泉さんの)コピーをよく見れば此処でもう間違えてる事に気が付くのだが、頭に叩き込んだと思い込み自信を持って登って行く.その内高圧鉄塔が出てくるだろう.と、思いながら上を見ると高圧線(正確には特別高圧線・・・これはどうでも良いけど)が真上を通過している.「???」 踏み跡らしきある枝尾根を直登して行く.へ! ブッシュ藪が出て来た.瀑泉さんの記事に藪はなかったと思うが・・・ 藪の中にトンネルの様な獣道がある.心配げなabe様に「ほら、踏み跡だぞ」.幸いな事にめんどくさい藪は長く続かず歩き易い尾根になった.「左側の方に道があったけど」と、abe様 爺は確認できてないが、何処か登って来る所があるのだろうか? 藪もない広い尾根でホッとし改めてコピーを見たら、あれまッ! 一つ南の枝尾根を登ってるんでないの.でも登りやすいから ま、いいか、、、 大難峠を通りたかったが、駄目だこりゃ(笑) |
995m付近 |
えーと、あの山は? |
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県境尾根に出て、あとは順調.これまでもヤマツツジがチラホラあったが標高1000m近くなる辺りからヤマツツジに加え、紫色のミツバツツジがどんどん出てくる.右から枝尾根が合流してくる小ピークで、abe様が「上に シロ」 と言っている.見上げると大きなシロヤシオの木が満開に花を付けていた.素晴らしい、と同時にアカは終わってるなぁ と、思った.でも、ムラサキだってオレンジだって綺麗じゃないか.この辺りから、停滞前線が起きスケジュール時間表はどっちの空? に、なってしまった. |
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もう一所懸命・・・ |
撮ってます |
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あたしだって撮りますよ |
見とれてる方が多かったかな・・・ |
abe様が何か見つけた.三角点の様なものが埋め込まれているという.三角点という文字が彫ってあるという.確認したらその通りだ.此処に三角点があったのか? WEBの地形図を印刷したものでは、県境界線と重なってよく判らない.帰ってから再確認してみよう.(←で、忘れっぽい爺はそのまま(笑)) 所々出てくる形の面白い大岩とツツジを楽しみながらカラ松林(?)のやや広い鞍部に出た.小さな沢源頭もある.二子平? と、思った他の画像で見るのとはかなり狭いから違う.その鞍部へ下る時、どこか道型を思わせる跡(二子平にも似た様な道形あったが、気のせいか?)があった. 登り返して左に小ピークを見ながら緩く越すと、広く穏やかな地が広がっている.此処が二子平か.細い沢があり、水が流れている.足尾のRRさんが絶賛する所だ.爺も、此処はお気に入りの一つになってしまった. |
1160Pの三角点 9:20 |
もう何枚撮りました? |
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面白そうな岩です・・・ |
名前はないんでしょうか? |
二子平かと思ってしまいました |
何となく道形に見えますがね・・・ |
二子平手前のピークから、二子山(右、台石山) |
此処見るのが第一目的だったのですよ 二子平 10:20 |
静かに歩いて見ました abe様はワラビがあったと喜んでましたが3本だけだったので採りません |
二子平から二子山への登りは結構きつく大変だった.笹斜面を滑らない様にジグザグに登ったり南側に移動して少しでも勾配の緩そうな所を選んだり.途中のピークっぽい所を二子山山頂と思い、登り着いてガッカリしたり.あれや、これやで山頂に着きササッと周囲を撮影、すぐに台石山へ向かった.一旦広い鞍部に下りる.昨年来た時には此処に残雪が沢山あった.今は全くない.チョッケン岩(瀑泉さんの記事で知ったが、昨年も見ていた)を通り、山名由来の大きいテーブル岩でザックを下ろした.風も無く、暖かい.袈裟丸山、皇海山がよく見えた.で、あれっ! 山名板があるよ.しかも新しい.これは、たそがれさんだな と、直感的にそう思った. 山名板の後ろを見ると5と言う文字が見えた.昨日付けたのか? うおっ、新品じゃないッスか.もしかしたら一番に見たのかな、、、と、何だか嬉しい.abe様もビックリしていた(※たそがれさんが取り付けにきたのは5月4日でした) |
二子山に到着です 11:15 |
まだ葉が出てないので樹間から展望がありました |
チョッケン岩と言うそうです |
たそがれおやじさんが5月4日(2日前)に取り付けた山名板ですよ 11:35 |
台石山から 袈裟丸連峰 |
同 皇海山 |
オールフリー付きの昼食を摂って疲労回復、さあ下りましょう.道型もテープも期待出来ない(と、思っている)のでGPSを見ながら歩き易い所を選んで北西に進み、だだっ広く方向感覚を失いそうな緩斜面で西寄りに進路を取る.帰路の尾根は広すぎてその形を判別出来ないが、 要は、登ってきたルートに沢形を挟んで下れば自然と帰路の尾根形に乗る訳だ.適当に歩き沢形に出てトラバースする様に尾根に向かう.途中、沢には水が出て来た.周囲にはコバイケイソウも少し出て来て、中々雰囲気は良い.で、アクシデント! コバイケイソウの景色を納め、ウエストポーチにコンデジを収めたは良いが、ハンカチとか飴とかクッキーが下敷きになり仕舞うのが甘かった.悪い癖でファスナーは半分だけ.おむすびならぬコンデジころりんで斜面を沢に向かって転がり落ちていった.ああああ、と言いながら追いかけたがとても追いつける筈がない.下には水が流れていて脇には岩も多い.駄目か、南無サンッ! と、思った瞬間カメラは小枝や葉っぱが僅かに積もった所に軟着陸.沢水にも濡れず打撃も受けず、壊れていない.ラッキー、普段の行いは常に正しくある事の証だね〜 上から心配そうに見下ろすabe様に、大丈夫だったよ〜と、笑い返す(ほんとにバカ爺が・・・) |
平らで四方同じ景色 方向感覚を失う場所です |
此処にも面白そうな岩がありましたよ |
沢形が出て来ました 一安堵 12:55 |
コバイケイソウなんかも出て来て、喜んで撮影していたら・・・ |
あそこから・・・ |
沢の中の木がバッテン造ってる下へ、コンデジがストン.奇跡じゃ〜 |
又出て来たツツジで足は止まりまくったが その後は大きなイベントもなく順調に下降していく.幾つか判りにくい尾根分岐があり、日頃慎重(?)な爺はGPSで方向を確認.940mの尾根分岐に差し掛かり、南東方向に延びる尾根がやけにヤマツツジが多い.撮影しながらつられて50m程下りてしまった.ハタと地図確認して気が付き、此処は登り返して復帰.801m三角点にもすんなり到着する.南方向へ下り、針葉樹林帯の中の道を無難無く下降して、国道に出た. ツツジは見られたし、たそがれさんの山名板を(早く)見られたし、天気はベスト.目出度し、目出度し.晴れ乙女、幸せ乙女のabe様のお陰かなあ.そっちに、足向けて寝ませんからね(笑). |
こーーんな・・・ |
広い・・・ |
歩き易い中を進んで・・・ |
801m 三角点到着です 14:55 |
樹林の中の道を下降して・・・ |
国道に出ました 15:23 |
しつこく ツツジを(笑) |
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Photo Nikon P7800 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.