◇山登り◇ 日光市、塩谷町 守子登山口から 釈迦ヶ岳〜中岳〜西平岳 しゃかがたけ:1795m なかだけ:1728 にしひらだけ:1712m 2015,10,25 訪問 爺 (時間やルートは参考にしない事) |
今年の春に(尚仁沢上流)権現沢を遡行し、釈迦ヶ岳に登って守子登山口に下山した際、途中 中岳と西平岳がよく見え何となく気になっていた.とんがっている中岳に台形の西平岳が対照的で、この山(或いは稜線上)に展望があれば鶏頂山を近くから望め、更に野沢の源頭部が見えたら懐かしい. 釈迦ヶ岳から守子登山口の道は、しっかり刈り払われて良い道だ.日塩側又は矢板側から登るより長い分時間はかかるけど、急斜面は少なく気分良く歩けるハイキングコースといえる(あくまでも主観です).難点は登山道入り口の駐車スペースが狭い事、林道の運転がちょっと長い事で、登る人が少ないのかも知れない. その狭い駐車スペースには、もう登っているらしい2台の車があった.最も、今日はゆっくり出て来たので既に8:30.朝から(宇都宮でも)風が強く、山へ行こうかどうするかためらわれたからだ.鹿沼辺りにしようか、近くの低山で済まそうか、、、散々迷ったあげく予定通り釈迦ヶ岳にした.風が強いのは予報通り.ま、時間が経てば少しは収まるだろう.風が強く吹き抜ける中 支度をして出掛ける時、一台の車が入ってきた. ◇西平〜中岳には信仰に関わる物があった様だが、今回はかなり見落としてきました.次に行く機会があれば見てきたいと思っています(特に興味がある訳ではないけど・・・) |
守子林道の登山口 8:20 |
守子神社 8:45 |
紅葉がありました |
桧の樹林帯を過ぎ、守子神社に一礼してゆっくり登っていくと紅葉が出て来た.少し時間をかけて撮ってみたりする.風が梢を揺さぶって音を響かせる.釈迦ヶ岳の頂上付近は尚強いだろう、と重い気持ちを抑えながら登っていく.(地図にはない)分岐の標識があって少し迷う.西平岳から回って釈迦ヶ岳を踏み、周回して此処に下りた方が良いか、予定通り半時計回りとするか・・・.足がまっすぐ向いているので、後者にしましょう. 刈り払いがされた気分の良い道をのんびり登っていく.急登が出て来て汗を絞られ(こちらは地図に載っている)1435P付近の分岐に着く.これからは眺めがボチボチ良くなり、それにつれ風当たりも良くなる.数本のコメツガ(?)が道の左に並んで生えている所は、中岳の展望がいい.春、来た時の下山中に確認していた場所だ.ザックを下ろしデジ一を取り出す. |
デジ一 |
紅葉はこの辺りだけでした |
気分の良い登山道、ゆっくり登っていきます |
道は丁寧に刈り払われていますね 敬意を表します |
晴れてますが風が強いんです |
見晴らしはまずまず |
コメツガが数本ある場所・・・ 10:55 |
中岳が見事にとんがってます |
撮影をし終わって出掛けようとしたら、一人のハイカーが登ってきて立ち止まり下を見ている.何だか屈強で早そうなので先に行ってもらおうと思ったが、歩き始める様子がない.誰かを待っているのだろうか.挨拶をして先に進む.低灌木帯から徐々に開けてきて背後の展望が良くなり、急登の事もあって立ち止まり後ろを振り向く事が多くなった.中岳への分岐を過ぎると山頂はすぐだ.笹の中の道を左に曲がってビックリ.5人位のハイカーが道にうずくまってお昼の休憩中で、危うくつまづくところだった(笑) 一人が道を占領している事をしきりに誤ると、その他の人達も同様に申し訳ない等と声をかけてきた.この強風を避けて此処へ避難休憩しているのだ.何だかこちらが恐縮してしまった.あの、どこぞの有名滝で道を陣取りこちらが声をかけるまで退いてくれないカメラマン達とは大違いだ.その中の一人に、何処から登ってきたのかと聞かれルートを説明したが そんな所からも登山道があるのか、と、驚いていた.その他、2,3話をし山頂に向かったがとにかく風が強い.この風では山頂にそれ程人はいないだろうと思った通り二人の若い男女ハイカーだけ.山頂へ着き三角点を撮っている時いきなり帽子を飛ばしてしまい、女性に拾われて感謝〜.デジ一撮影はやっと2−3枚.一脚だとこの強風で揺れる揺れる(笑) 撮影中周りをよく見たら、それぞれ数人2組位が笹藪の中に埋もれて休憩していた.人気の山だ、結構来てるじゃないか. |
低灌木の樹林帯を抜けると結構風を受けます |
釈迦ヶ岳山頂 11:25 |
お馴染み |
頂上からの展望 何てたって強風 パッと撮って逃げます. |
山頂からおりる途中、コメツガの所で会ったハイカーがもう一人連れて上がってきた.やはり、あの時は遅れてきたもう一人を待っていたらしい.下山は何処を下りるのか聞かれ、中岳〜西平岳と答えると、同じルートを帰ると言う.この後、昼飯休憩も風を避けて一緒の場所になった.那須に行こうと出掛けたが風が強くて変更し、西平登山口へ向かったけど、林道が通行止めで守子登山口へ回ったのでこんな時間になってしまったらしい. 相変わらず風の強い中、先に出発し分岐を右の中岳方向に下りて行く.すぐ開けて中岳を正面に受け、右は鶏頂山が雄大に構えている.いい眺めだ.風が弱まる時もあるので、それを見計らって撮影する.中岳への登りはこれまでと違って岩とか木の根っことかで少し足元に注意しながらだ.ルートを示すトラロープなどが多く張られていた.遠くから見る中岳の山頂は見るからに展望良さげなんだけど、登り着いた山頂は樹木に囲まれ展望は無かった.山頂だと思う所には白っぽい祠があるだけで山名板などは無かった. |
お昼を食べ、さあ中岳へ右に下降していきます 12:00 |
中岳が目の前に |
笹の斜面 |
デジ一 中岳が西平岳に被さり過ぎ目立ちません(汗) |
デジ一 鶏頂山 |
中岳の登り |
振り返って釈迦ヶ岳 |
岩混じりの急登が続きます |
ルートはトラロープで明瞭 |
中岳山頂でしょうか 眼鏡が置かれている祠 12:25 |
西平岳へ向かいます |
中岳から西平岳へ向かう途中に、砂礫地の斜面がある.痩せ尾根と言う程の事はないので普段ならどうって事はなく、むしろ開けて気分の良い所だろう.しかし今日は風がかなり強い.西側から吹き上げてくるので尾根西側の斜面をゆっくり一歩一歩登って行く.低灌木帯に着いてホッとしたが、その手前に鎮座している祠を撮り忘れた .別にどうでもいいのだけど、すぐそこだから戻って撮ってきた.山頂と思われる所には色褪せ、かろうじて読める山名板が一枚.釈迦ヶ岳がよく見えた.すぐに標柱が出て来た.こちらは西平岳と読める.こっちも山頂か? 灌木帯の中のやや広い登山道は至る所急だ.こちらからの登りは辛いだろうなあなどと思いながらも1時間程で西平登山口に着いた.荒れた林道を歩き、林道終点で標識のある道へ入り登って行く.守子への方向に行かないので確認する為更に少し登り、一旦引き返す事にした.林道終点には、あのお二人が到着されていた.屈強そうなハイカーさんがGPSを確認.守子登山口の方向を指しやはりこの道は違うだろうと決定.林道終点を直進してみると指導標の壊れた柱があり真下に方向を示す板が落ちていた. 笹が覆い隠す踏み後辿り暫く行って踏み後を見失い、3人で少しウロウロした.屈強ハイカーさんは踏み後を探して沢筋(右岸)を登って行く.踏み後は沢を横断しているので、正しい行動である.その点、いつも怪しい行動の爺は守子登山道に向かって笹藪を直進した.途中綺麗な紅葉に度々みつけ、ノロノロしながら登山道に出たのは言うまでもない.守子登山口に戻ると当然ながら車は爺の一台だけ. |
右(西)から吹き上げてくる風に前進はてこづります 展望などしている余裕はありません |
祠のある岩で風を避けながら振り返ると中岳の後方に釈迦ヶ岳 |
祠がありました |
西平岳山頂でしょうか 13:00 |
”西平岳”と読める標柱がありましたが・・・ |
刈り払われた道を急降下していきます |
野仏さん |
朝、登った尾根が・・・結構緩やかに見えます |
登山口に出ました14:10 |
林道終点 柱の下に守子神社の方向版が落ちていました 14:15 この傍の笹藪の中に踏み後があり、入っていきます |
紅葉で時間潰し・・・ |
デジ一と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.