◇山登り◇

日光市
五色山〜前白根山
ごしきやま:2379m
まえしらねさん:2373m



                  



2016,8,25 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
 8月上旬に鳥海山麓の笙ガ岳に熱中症もどき登山をしてから、4−5日調子が悪かった.お盆休みに入って戻ったけど、全国的休日はどこも混んでいるから無理して出掛ける事はしない.お盆休みが過ぎると天候不順.やはり出掛ける気がしない.ま、年中休みの爺だから無理に出掛けなくても良いのだが、喰っちゃ寝生活は身体に悪い.かといって、どこぞへ行こうかという目的が何だかみつからない.行きたい所は山程あるのだけれど・・・

 8月第4週の木曜日、お天気は良いらしい.久々に白根山でも撮ってこようか、、、という気になった.それには、五色山から前白根山の稜線が最適だろう.と言う事で、まずは五色山へ.金精山経由は歩いた事があるので、今回はせっかくだから湯元から登ってみましょう.まだそこから歩いた事はない.湯元から国境平へ出て、五色、前白根と巡り白根沢登山道を下降しましょう.この白根沢登山道は一度だけ下降した事があるけど、かなりしんどい道だった.それでも、近年多くの人が登っている様だから、少しはマシになったのだろうか.

 家で朝ご飯を食べ、出掛けたのが7:30.鹿沼で通勤渋滞、徳次郎から日光道を走り今年初めてのいろは坂はさすが平日、空いていた.湯元の五色通り東駐車場に着いたのが9:30.案外時間がかかりますな・・・.で、9:50、出掛けましょう.今日は三脚と200mmズームはなしで1脚だけ.これだけでも結構軽くなる.

 舗装林道が砂利道に変わり間もなく登山口が左手に現れる.登山カードボックスはあったけど使ってんだかどーだか判らない.


五色通りの駐車場出発 9:50でゆっくり〜


舗装された林道を歩いて


登山道は左に入って行きます


起伏のない緩い道


登りに差し掛かると・・・


きつくなってきました
 登山道に入ってのんびり歩いて行く.樹林の中だけど涼しいから気持ちが良い.土の地面に靴跡はないので、今日こちらから登っている人はいないのかも知れない.涸れ沢沿いに歩きやがて地形図でも判る急斜面の登りに入る.岩が出たり、掘り割りの道になったり段差が大きく滑りやすい固い砂地の斜面に難儀しながら登って行く.涼しいとはいっても、風の無い樹林帯の登りには汗を絞られる.

 丁度(急斜面標高差250m位の)半分位登った辺りでおやつ休憩.半分だけ食べようと思ったアップルパイのパンを全部食べてしまった.今日は、その他に梅のおにぎり、サンドイッチ、カレーパン、せんべい2枚.ざる蕎麦を買いたかったのだけど日光市内のファミマでは売ってなかった(売り切れたのか?) 

 それからも倒木があったり、ズルズルだったりの殆ど直登の道を登り、導標が出て来てやっと傾斜が緩くなった.少し楽になったと喜んではいられない.笹が道を覆い、昨夜(今朝方?)降った雨で濡れた笹の葉にビッショリ.カッパを着ようと思ったが時既に遅し.シャツから靴までグダグダ.ザックカバーだけは被せ、今日は予想もしていなかった笹藪漕ぎだ.



滑りやすい砂地や


掘り割りになったり


滑る岩と泥斜面を乗り越えるのに一苦労、手がドロドロ


倒木が通せんぼ、、、右に巻き道がありました


此処(1850m付近)まで登れば急斜面から開放され、ホッとしますが  11:05
中間にある道標は国境平まで2ヶ所だけ.ま、分岐もないから


笹が覆い被さってきます


笹の花ですね.これが咲くと不吉な事が起きる
と、良く言われますね


完全に道を覆い隠してしまいました


男体山が見えました.頭は雲の中


胸上の笹を、足元に道を感じながら進みます.もう、靴の中までびしょぬれ


道形が判らなくなっている所も多くありました.道を外したら尾根の忠実歩き


ん、ハナビラタケか


時々ガスが消え、北東(東寄り)方面が展望出来ます.
 登山口からおよそ2時間半、国境平に到着.ザックカバーを外し汗だか笹露だかを拭いてひとまず安堵.水を飲んでせんべいを食べる.うん、美味しい.こないだの笙ガ岳の事があるので食べられるとホッとする.濡れたズボンは登山用なのですぐ乾くだろう.靴下を絞ってはき直し、靴(靴の中)はしょうがない、歩いて乾かすしかないか.シャツは”しまむら”のだから乾くまでに時間がかかる.山用なら早く乾くんだろう.一度も着た事がないから判らないけど、こういう時はいいんだろうねぇ.今度買って試してみようか.でも、高いからな.”しまむら”なら5着は買えるな.・・・・ ・・・・ ・・・・ しまむら、、で、いいか.

 国境平からは藪はない.が、案外登りが多い.こんなに登りがあったっけか? 終わりかけの黄色い花やシラビソ樹林帯の中で名前の判らないキノコを撮ったりしながら、ゆっくり登った.東側が開けてる稜線に出たけどガスで駄目.これでは白根山も拝めないに違いない・・と、足取りも気分も重い.

 五色山の手前で上から下りて来た(爺よりはるかに)若い単独ハイカーと出会った.本日最初で最後の人.爺が登ってきたルートで湯元へ下りるらしい.白根沢登山道を登り、白根山から五色山と回って来たようで、ガスの話をすると、白根山自体はガスがなく、五色山でもたった今綺麗に見えた、という.それから、少し情報交換をし気をつけてと別れた.急いで五色山へ向かったのは言うまでもない.


国境平に着きました 12:30


むむっ、意外にきつい登りですよ


シラビソとかの樹林帯を抜け


展望が開ける尾根に出ましたが、ガス〜


あそこが五色山


何と、日光白根山がくっきり 五色山山頂 13:10
 五色山へ到着.目の前にドーーンと白根山が現れる.存在感がありますな〜.ガスが両側から迫っているので、すぐにデジ一を取り出す.おおっ、五色沼も入れてしまおう.思いっきりズームで(白根)山頂にいるハイカー達を判別出来るかな・・・.あ、太陽が出た.五色沼が何だか綺麗な色をしている.へ、沼の遊歩道に結構人がいるねぇ.みんな、撮ってしまおう.という訳で 下手、ブレ画像を量産.山頂がガスに包まれたのを機に、 此処から前白根山側へ 山頂と五色沼が良く見える岩場に移動.おにぎり、カレーパンを食べてガスが晴れるのを待って撮影再開.待つ時間が多く、結局1時間位、そこにいた.

 上空は僅かの青空に太陽が出たり隠れたり.五色沼に日が差すのを待って撮ってみたりもしてる時、沼の表面にまん丸の黒い何かが現れた.空の何かが水面に映っているのかなと空を見上げてみるがそういうものはない.太陽が雲に入り日差しが無くなったら消えてしまった.何が映っていたのだろうか? 


丸い・・・ 何だ?



デジ一 五色山から




デジ一 五色沼 岩場から 手前の木々は秋の気配




デジ一 五色山〜前白根山稜線の途中から



前白根山方向はガス


避難小屋分岐


前白根山 14:35


ダケカンバの道


・・・



デジ一




デジ一




 へ、前白根への登りってこんなにきつかったっけ? と、喘ぎ喘ぎ登って避難小屋分岐から前白根山へ.ガスで360度真っ白.山頂標識だけ撮って下山路になる天狗平へ進む.本当はこの稜線から白錫尾根を眺めたかったのだけどガスでは仕方がない.

 稜線から道標を見て白根沢方向に下り、天狗平に出る.あれっ、こんなだったっけ? と、思う程斜度の少ない道を下って急斜面に差し掛かるといきなり荒れている.露出した木の根っこや、ガレや滑りやすいの急な道等に閉口しながらスキー場が樹間から見え、堰堤に出た時はホッとした.立派な道標を過ぎて、スキー場の斜面一面にキクの様な花が咲いている光景は凄かった.


道の両側に黄色い花(アキノキリンソウ?)が大群生しています


此処で尾根を別れ、天狗平へ


天狗平 15:00


ううう・・・


何とも・・・


スキー場が見えて安堵


五色沢の堰堤


白い花が多く咲くスキー場


どっかの中学生集団がキャンプしてますね


登山口着 16:35


 ナナカマド


アキノキリンソウ


コケモモ


ハクサンフウロ


○シャジン




ドクベニタケ?


ドクベニタケ?


ヌメリスギタケモドキ




チチタケ


ハナビラタケ






イグチ系


イグチ系


”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.