山登り

日光市(足尾)
中倉山
なかくらやま(さん?):1530m



                  



2018,1,11 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
下手ですがデジ一画像もどうぞ
              
 平成30年(2018年)最初の山登り、中倉山に行ってきました.

 先日、みー猫さんが行ってきたブログ記事の画像を見て よし、そこへ行こうと決めた.昨日、一昨日と気温がやや高い.雪もそれ程降ってはいないだろう、、、と、判断.

 みー猫さんは左岸尾根を登り、右岸尾根を下降してきたらしい.相変わらずパワフルでその真似は出来ない.従って、予定は一般ルート.現地で積雪状況を見て、行ければ井戸沢の尾根にする.但し、左岸(石塔尾根)は選択肢から外しておき、右岸を登りながら左岸の状況を観察してこよう.又、カッコイイ皇海山を見たいから沢入山まで足を延ばしてこよう.勿論ヘッデン歩き込み(笑)

 気温-7度の駐車場には先に男女一組が準備中.朝飯カップうどんを食べ、支度を始めてる間に出発していった.他に車は1台.こちらはすでに出掛けている様だ.

 仁田元沢の林道は久し振りだ.前に歩いたのはいつの事だろう・・・と、調べて見たら2015年9月の事だからもう2年以上になるのか.

 導水管下を通る時、この導水管が漏れて厳寒では氷柱が出来てた事を思い出した.林道には雪が少し積もっている.表面が固いので昨日や今日降ったものではない.雪に付いている足跡は数日前と思われるものと鹿だけ.新しいのはないから、先に出発した人達はこちらではない様だ.


三川ダムP 7:05


久々の松木川 今日は左行きます


仁田元沢


井戸沢
 林道から前方上に僅かに見える井戸沢の尾根に雪はあまりなさそうだ.井戸沢に架けられてる新しげな橋を渡り、尾根のザレ場付近まで上がってみた.そこからは、グーーっと尾根の上が見える.左岸との尾根分岐下辺りまであまり積雪はない様に見えた.で、この尾根を登る事に決定.今、立っているこの場所も展望が良いので早速デジ一を出す.おおお、仁田元沢右岸に見える堂々とした山は皇海山左右反転型だよ.塔ノ峰か〜.見る位置によってかなり山容は異なりますねぇ.

 それからも展望の良い登りが続く.時々灌木は出てくるもののザレ場だったり、平らな岩場だったり.社山、中善寺山、半月山が次々と頭を出し、全容を現してくる.半月山は(社山)南尾根から見ると尖っているけど、こっちからではどっしりしている.

 男体山や、その連山は概ね雲の中だ.雪など降っているのかも知れない.こちら、中倉山の上も雲が多い.




塔ノ峰 まるでミニ皇海山反転型




右岸尾根に雪は殆どなさそう




社山



雪がなくて快適ですが・・・


当分は細尾根



左岸尾根(石塔尾根)の向こうに社山 手前は枝尾根




石塔尾根を鹿が数頭歩いていました(ズーム目一杯・・・)



更に”展望”尾根が続きます


登るにつれ少しずつ



半月山がどっしり



尾根は幾分広くなってきた


井戸沢上流 滝も見えます



鹿が数頭斜面を登ってます




塔ノ峰




社山と、雲に頭を隠している男体山



この植物は何て言うんでしたっけ?
初夏は黄色い花で斜面を埋め尽くすんでしょうね


石塔尾根も急になっていきますよ


リボンが出て来ました.思わず分岐か? と、見回すけど


雪も出てきましたが、まだ僅か



石塔尾根には木がないです




登って来た右岸尾根、振り返って




左奥は小法師岳?

 樹林帯に入ると幾分積雪がある.まだ登高に問題はないのだけど、チェーンスパイクを着けた.今日も一応アイゼンとワカンは持って来ているが、この分では出番はないかも知れない.ザイルは初めての尾根なので持ってきたが、これも使用しないに越したことはない.三脚、望遠は迷ったけど、やはり初めての尾根は情報が多くあるとはいえ様子が今一つ不明なので持って来ない.

 樹間の上方に石塔がチラホラ見えてくる.左上にピンクリボンがある斜面を、見える石塔に向かってトラバースしていくと、石塔尾根側から踏み後が石塔に向かっていた.これは、みー猫さんのだな.

 石塔の側面に着き見上げて鑑賞.松木川からも見える目立つ大岩だ.下の方に回り込み、又 見上げる.何処からも登れる様な所はない.下からは岩面が90度を若干切っているようだけど、登ると真後ろは松木川を背負う事になる.そこは標高750m位.石塔は1400m位に位置するから ひええ〜〜ぇぇ

 ハシゴが架かってても私には絶対登れない.(因みに六方沢大橋は高い所で140m位あるらしい)



岩場もあって


樹林帯になります


岩の上が開けた展望テラス


此処でチェーンスパイクを装着



石塔 10:25




ケルン・・・むむむ・・・

 少し下降し、岩場から下を覗き込んで見た.木のあまりない尾根が延々と下がっている.風だとか強い時は登るのに難儀する事だろう.皆さん、嬉々として登っておられる.私は写真撮影が目的だから、右岸尾根からの眺めで充分すぎる程満足である.花でも咲いてれば別だけど(笑)

 石塔の正面には左の階段状露岩を登り返すのだが、チェーンスパイクの歯を痛めると何なので、雪がある方を回り込む.

 石塔の上にケルンが積んであるのは知っていたが、見るのは初めて.RRさんだと言うことだが、どうやったらあそこに登れるんだろうか? 石塔の下方も見てみたが登れそうな所なんてまるでない.考えるのは止めた(笑)

 稜線までは踏み後を利用させてもらい楽勝.三角点のすぐ手前に登り出た.が、、、あーあ、皇海山が雲に覆われそうだよ




石塔尾根を俯瞰、裸尾根 登るのは簡単にいきそうにない




鉱滓を見下ろす


先人(みー猫さん)の足跡で楽々登高 感謝〜


自撮り 向こうは大平山


稜線に出ました


三角点(今日のステッキはツバ付きだからいつものLEKIではない)
 中倉山の山頂ではラッキーな事に風はない.しかし、期待していた皇海山は間もなく雪雲の中に入ろうとしている.デジ一を慌てて出して何カットか撮影してる間に、雲がかかっていき霞んでしまい、その内見えなくなってしまった.これでは、沢入山へ行っても吹雪かれるだけだろう.そっちは中止にしましょう.

 山頂ではまだ日差しがあるので暖かい.すぐ傍の岩混じり砂地で大休憩.カップラーメンにお湯を注ぎ、シャケおにぎりを食べる.時々、皇海山の様子も見るが、姿を現しそうにない.それから、少し待ってみたが状況は変わらない様だ.諦めて下山する事にしたが、途中振り返ると皇海山が綺麗に身体を出してるではないか.ま、概ねこんなもんだ. が、その内曇ってきて小雪がパラパラ

 一般ルート下降中では梢が大きな音を立てている.強い風が吹いているらしい.早く下山を初めて結果的には良かった.落ち葉が積もった斜面で、一度ルートを外したけど まあ、無難に林道に下り のんびりと三川ダムPに戻った.


あそこ


山頂〜♪ 11:20



皇海山が雲に隠れてしまう




あ〜あ




ブナです




半月山




社山

         下手ですがデジ一画像もどうぞ           Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.