◇山登り◇ 長野県茅野市他 八甲田山大岳 おおだけ:1585m 2022,7,26 訪問 爺 (時間は参考になりません) |
鏡池を後にし、ガレの道脇の草地にはヤマハハコや、小さなキキョウを見ながら登る.右手にはガスでシルエット風な小岳等が中々大きく見える.下には噴火口の窪地が異様だ.鍋底を見てみるのも面白そうだけど、その外輪も含めて行く事は出来なさそうだ.ちょっと残念. 山頂は割と広く、端っこがロープで囲われていた.真ん中付近にケルンに埋もれそうになっている祠があり、三角点、案内板が立っている.噴火口を撮影していたら、登って来た単独男性に記念撮影を頼まれた.スマホは苦手だが、まあ、無難に撮影することが出来てホッとした.そう言えば、女性達を追い越して先に上がって来たんですね.間もなく後から女性たちが上がって来て、静かだった山頂は極めて賑やかになった. 若い女性二人のうち一人は山は初心者で此処は初めてらしく、すごーーく感動していた.あっちの景色を見てワーワー、こっちの風景を眺めキャーキャー.訛り混じり言葉で実に賑やか.ご一緒の女性もこんだけ喜んでくれれば連れてきた甲斐があったに違いない. あ、聞き耳を立てていた訳ではありません.離れて山頂の端っこにいても聞こえてしまいますね(^_^) 八甲田山登山口〜鏡池 下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい |
山頂 10:15 |
イワギキョウ |
小岳と高田大岳 |
山頂からの風景と回りに花を少しみつけ、撮影を終えて下山にかかる.少し下りたところで下から単独男性が登って来た.脇にどけて待ってようと移動していたら、ザレに足が流れて尻もち.あちゃー、、持っていたカメラを地面に直撃.慌ててカメラは大丈夫かと撮ってみて異常がなかった事に安心.それから登って来た男性と顔を見合わせえらいところ、見られてしまいましたね≠ニ、照れ笑い.男性はニコニコ笑いながら、こういう所面倒ですね、気を付けて〜 と、ご挨拶. 山頂、賑やかですよ と、上下に別れる. 途中、壮年の男女二人組と擦れ違い、井戸岳分岐に着く.井戸岳へ登る登山道は見える所やや広く、木階段で整備されてる様で登りに困難はなさそう.そっちを回って赤倉岳から湿原に下りてもいいかなと思ったけど、足が重いし無理せず、当初の行程通り避難小屋から湿原に下りる事にした. 造りの立派な避難小屋の前のベンチで休憩.持ってきた炭酸水を飲みながらコロッケパンで昼食.道の駅の自販機で買い、すぐに保冷バッグに入れて来たから結構冷たい. 暑い山でコロッケパンなどは、スカスカして食べにくい.炭酸水(コーラなども)などで喉の中をシュワーーッとやれば美味しく食べられる.←爺の場合 |
さ、下山 |
尻もち〜☆ カメラテストはOK(ホッ) |
中央に大岳鞍部避難小屋=@後ろの山並みに被っている 井戸岳、赤倉岳 |
避難小屋 |
黄色いのはオトギリの仲間? |
ベンチが多い 後ろは赤倉岳 |
休憩を終えて歩き出しすぐに沢山のベンチがある所に出る.大岳から下って来る時にも見えたのだけど、此処には、ベンチの数だけ沢山のハイカーが訪れるのだろうか? 山中ではこんなベンチの数は初めて見た気がする. 樹林の中を下って行くと広い湿原に出た.湿原の中にワタスゲは僅か.代わりに黄色いキンコウカがビッシリと群落を作っている.珍しい花ではないのだけど、こうも群落を作っていると見応え充分.時間もあるしゆっくりと撮影できる.湿地帯はとぎれてもすぐに又広がり、同じ様な光景だが、キンコウカの群落が増えている.凄い量である.先へ進まず同じ様な光景のダメ画像量産に励む.撮影中に、山頂にいた(山頂での賑やかな)女性、男性計6人が通り過ぎていった. |
大岳は頭を隠し始めた |
ウメバチソウ 咲いてるのを見たのはこれだけ |
露岩もなく歩き易い |
マイヅルソウの下にキノコ |
ゴゼンタチバナ |
分岐を過ぎると |
キンコウカ群落の湿地帯 |
木道脇にも |
大岳が頭を隠したり、出したり |
ブワーッと |
ユリ科 |
手前から奥までずーーッと |
その後も広大な湿原が次々に現れ、その度に足が留まる.恰幅の良い単独男性が来て「これは、何の花?」 と、聞いてきた.キンコウカという花です、と、これは自信をもって答えられる.「珍しい花なの?」 と、更に聞いてきた.湿原のある所なら大概咲いてますよ.月山とか、尾瀬とか.「尾瀬には前は随分行ったけど、もう6-7年は行ってないなあ.こんな花見たかなあ」 ああ、花の咲く季節であれば見てると思いますけどね 等と、それからあちこちの山の話が出る. |
* |
マクロ |
まだまだ続きます |
チングルマの果穂 もう少し早い時期に来れば、群落が見られたかも |
満開状態です |
いやあ〜・・・ |
飽きるほどキンコウカのある風景を撮り、湿原を抜けて樹林の中の歩きになる.歩き易い道が多く、最後に急坂を下って酸ヶ湯温泉に出た.温泉施設内には入らず、駐車場に戻る.朝はガスで頭を隠していた大岳が、今は見えていた.遠くに重厚感のある姿が、印象的. 支度を解いて出発.今日は木戸石の姉の家に泊まる事になっている. |
下にも湿原が |
タチギボウシ |
毛無丸沼という所? |
水生植物? 花の蕾の様なものが |
キンコウカとイワイチョウ |
タチギボウシ |
冷たい缶コーヒーでも飲みたい.ま、途中の自販機からでも買えばいいか、、と、十和田湖に向けて走り出す.が、全くない.自販機の自の字もない.無いとなると無性に飲みたくなるのが人情.その内、ガスが出てきて10m先も見えない様な状態に.白内障の霞が三重四重にもなった状況か(←判らんけど) 前にも後ろにも車がいない.ちょっと脇が広くなっている所に停車し、ハザードを出して休憩.暫くして3台が通り越す.すぐに後を追い、前車のテールランプを頼りに何とか奥入瀬川の分かれ道迄来た.やっと、自販機をみつけ缶コーヒーを買って飲んだら、その美味しい事.※後で、自販機のない事を姉に話したら、あの辺りは豪雪だから外に自販機は置けねえべ. うーーむ、成程. 十和田湖を見るのは何年振りだろうか.車を停めて渚の方へ行ってみた.誰も歩いていない.人っ子一人見えない.今は、こんなものなのかなあ. |
木階段 割と下り易い |
ベニテングタケの類でしょう |
酸ヶ湯温泉が見えました |
登山口 |
駐車場帰着 13:55 |
十和田湖 |
下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.