◇山登り◇ 群馬県前橋市 赤城山(黒檜山、駒ヶ岳) くろびさん:1828m こまがたけ:1685m 2016,10,27 訪問 爺 (時間やルートは参考にしない事) |
やっと、赤城山デビューである.国定忠治の名台詞”赤城の山も今宵限り・・・”で有名なこの山は、いつも遠くから見ていただけで、特別な想い入れがある訳ではない.ただ、一度は登っておきたい.この山をいつも見てる所を今度は逆から見た風景を撮影しておくのも一考だ. 紅葉時期なので、もしかしたら綺麗な紅葉風景を見られるかも知れない.と、思っていた矢先、たそがれさんが赤城山に登ってきたという記事を見た.荒山、鍋割山という(爺は)良く知らない山の名前だ.これも赤城山か? と、地形図を改めて見てみると大沼を中にグルッといろんな山がある.成る程、これらを纏めて赤城山と言うのだね.栃木県の那須岳とか高原山などと一緒か. 今回はデビューだから最高峰の黒檜山にしましょう.ただ、たそがれさんの記事によれば紅葉は期待出来ないらしい.その事を枯れ頭に入れ、出掛ける事にした.ルートは、黒檜山〜駒ヶ岳のオーソドックス周回ルート.一般的には4時間弱位か? 爺は足が遅いのと撮影が目的だから時間を決めない. 当日、目覚ましが午前4時に鳴った.ボーッと目を醒まし何でこんな時間に鳴るんだよ・・・、あッ、今日は赤城へ行くんだった! と、あたふた.急いでお湯を沸かし玄関に昨夜用意したものを車に乗せ、ナビを”赤城神社”にセットして出発.前橋ICから忠治温泉を通るくねくね道路は時間がかかった気がした. 赤城神社の少し向こうに結構広い駐車場があったので此処に駐める.朝飯代わりのカップうどんを食べ、出発は丁度7:00. 車道を少し歩いて黒檜山登山口からすぐ急登になった. |
結構広い駐車場 |
落ち葉ビッシリ 登山道入り口まで少し歩きます |
登山道入り口 カードボックスなどはありません |
岩ゴロの急登です |
笹の中の急登は慣れない身体にきつい.まあ、急ぐ旅じゃないしゆっくり登りましょ.紅葉は枯れ葉色.登るに従って葉が落ちて、風が強くなり体感温度は結構寒い.樹間から時折見える上の方は何となくガスっぽい. 「猫岩」という場所に着いた.大沼を挟み対面の山は頂上付近がガスにかかっている.展望の良い場所なので一応撮影しておくことにしよう.三脚を出してカメラを構えていると、登山者が次々と上がってくる.登るのに邪魔になるのでその都度三脚をたたみ脇にどいて、登山者の皆さんにご挨拶.単独者3人.若い女性2人1組.御夫婦と思われるパーティ2組.次々と通り過ぎて行く. ジッとしていると寒い.出掛けは薄いパーカーだったから、少し厚手の物に着替える.そんな事で時間を潰していたら対面の山にかかっていたガスが取れていた.アンテナが乱立.”アンテナ山”とでも呼ぶのだろうか?(帰って調べたら地蔵岳だった) 適当な撮影を終えて、再び登って行くと先程(撮影中に)過ぎていった御夫婦の御主人がもう下りて来た.早いですねと再びご挨拶したら、これまでの登りがきつくて疲れ、頂上まで行けない.家内だけ登って行った.と、残念そうに下っていった.むむ、そんなにきつかったかな? 一登りで、分岐に着いたが・・・・ |
猫岩手前の登り、岩がこんなで歩きにくい.樹木は葉が落ちて冬支度 |
猫岩ってどれ? |
傾斜が緩んで・・・ |
デジ一 猫岩付近から大沼と地蔵岳 |
デジ一 望遠(ズーム200mm)で 紅葉は良くない様です |
富士山が見えるらしい展望台に着きましたが・・・ |
雲があって見えませんね. 残念 |
枯れ葉色にちょっと紅 |
ほぼ枯れ葉色 |
分岐から道標に従い左折.黒檜山の頂上は誰もいない.周囲は低灌木に囲まれ葉が落ちてるのでその間から僅かに展望がある位. 風が強い.道標に絶景スポット2分とあるのでそっちへ行って見る.下で会った若い女性2人組が寒い寒いと言いながら戻ってきた.風が強く吹いているらしい.ま、風音が強いから開けている所は”吹きさらし”で寒いだろう. 良く踏まれた道を歩いていくと、絶景スポッとは北西側斜面で、よく見えるけど風がそっち方向から吹き上げてくる.三脚を立ててもふらつく程で撮影にならない.空を見上げると雲が勢いよく流れている.祠の脇の岩陰で休憩.パンを食べながら風が止むのを待った. 風が止んでくれ、と 10円をお賽銭にし祠にお願いしたってそう簡単にいかない.10円じゃなく500円とかだったら利いたかな? でも、持ってないから・・・ 千円じゃ風に飛ばされるし、、、等と遊んでたが中々風は止まない.ハイカーが3組7人程来ては挨拶をかわすでもなくすぐ戻っていった.祠の横で佇んでいる爺を見て、何やら不審人物とでも思われたか(笑) しばらくして弱くなった様な気がしたので、三脚を立てる.風が相変わらず強い.それでもフッと弱まる時を見てシャッターを切るけど、良く撮れたかって、、、さあね.爺の腕は”一流の下手”だからなぁ. |
更に緩くなって・・・ |
分岐に着きました.富士山は見えませんでした |
笹の道を抜けて・・・ |
山頂〜 |
絶景ポイントの広場 向こうから来て右の斜面が絶景Pだけど風が強くて・・・ |
祠の傍らで休憩しましょう |
デジ一 絶景ポイントから、風に煽られて僅かにブレがあります(-_-;; |
デジ一 望遠(ズーム200mm) 何だかしっくりしない・・・(ブレあり) |
山頂から分岐に戻って鳥居を過ぎ、指導標が多くある分岐に着いたらその一枚に”60歩歩いたら絶景ポイント”とあったのでそっちへ行ってみよう.60歩、歩いたかどうか数えなかったから判らないけど、そこそこ展望の良い場所に出た.風は殆どない.遠くでゴーゴーと音が聞こえるから、此処は(風が)遮られているのだろう.広場にはなってなく、笹原の中の狭い道に三脚を立てる.これは通行の邪魔になる.サッサと撮影してしまおうと準備中にハイカーが来た.三脚を寄せて通り過ぎるのを待ったら、此処が目的だったらしい. 幾つかの単独、グループ、十数人来てはその内の何人かと話をし、全員戻っていった. ■ご年配の2人組 「中々立派な機械だね」 「・・・ま、まあ あはは」 「プロの方?」 「いえ、アマチュアまでもいかないです(^_^;; 」 「重いでしょ、それ」 「軽くはないですね、、、」 ■爺より少し若そうな山ガール 「風、強かったわね〜、飴どうぞ」 「あ、ありごとうございます.風、強かったですねぇ〜」 「此処は、風ないけど黒檜山の方はどうかしら」 「駒ヶ岳の方から来たんですね.黒檜山も風が強く吹いてましたよ」 「やだわぁ、でも仕方ないわね.じゃ、良い写真撮れると良いですね」 「は、はあ 有り難うございます」 ■爺より少し年上らしい山ガール 着くなり 「あら、あの山何というのかしら」 「私、こっちの者じゃないのでサッパリ判りませんですが」 「あっ、そう」 と、すぐUターン 「・・・・・」 |
道脇に鳥居と祠 |
すぐ分岐で道標にある60歩を歩いてみましょうう |
小沼がよく見えました.右、アンテナ山(地蔵岳) 手前左は・・・駒ヶ岳ですか? |
デジ一 望遠(ズーム105mm近辺) 小沼 |
デジ一 望遠(ズーム105mm近辺) |
駒ヶ岳へは一旦標高差200位下り、大タルミと名の付いた鞍部に着く.下ってる最中、大沼側からの風が木々の間を抜けて吹き付け、寒い.晴れているから、この辺りでお昼休憩にしてもよいのだけど先へ行きましょう. 山頂に2人1組のハイカーがいる駒ヶ岳に着いたけど、やっぱり寒い.山頂から東に延びる踏み後を少しだけ辿り、斜面に身を隠すと風が当たらず暖かい.倒木を探して適当にセット.座ってゆっくりお昼休憩. 特に問題の起こる様な道もなく、鉄バシゴなどで整備が行き届き駐車場に着いたのは12:50.6時間の山旅になりました.時間が早いので・・・さて、どうしましょ. |
分岐から駒ヶ岳方向へ下りてきます.木の階段等整備されてますよ |
大タルミ |
白い木はダケカンバか? こういう風景は良いですね〜 |
駒ヶ岳 |
紅葉はイマイチ(駒ヶ岳に登る途中から鹿角川) |
駒ヶ岳山頂〜 風強い〜 寒い〜 |
下りて尾根上の分岐は近い |
で、分岐 |
鉄製の階段 |
覚満淵が見えました |
大洞登山口 到着 |
赤城神社 |
まだ一度しか来ていない赤城不動大滝に寄って行くことにした.どうせ帰り道だし、遊歩道も整備されているので暗くなるまで時間は充分.どうせ、帰り道をちょっと逸れるだけだし. 狭いけど、舗装された林道を走り不動尊の駐車場に着いてみたら、あれま!! 大滝へは通行止めになってますよ.此処まで来てそれはないじゃんッ と、思ったけど途中、もしかしたらそういう告知看板があって見逃したかも知れないので、全身穏やかな爺は怒り狂わない(爆) 道が駄目なら沢通しで行けば問題ないっしょ.と、不動尊まで遊歩道(この場合参道か)を歩いた. 不動尊に着いて一応お参りしておき、お賽銭(額が50円だということは内緒)を置き、沢に降りた.しかし、沢を遡行してすぐ堰堤工事中で、数人の作業員も見えた.これはちょっと、突破出来そうにない.大滝は諦めて戻る事にした. 秋田の滝行でコンデジを水没させた為、今回から新しくなりました.生産中止になってはいるのですが、Amzonで調べたら同じ機種でまだ新品の在庫があったのでポチッ.分厚い説明書をみなくても、(簡単な事しか出来ないけど)一通り操作出来るから楽.でも、フトコロに季節よりいち早く木枯らしが・・・・・ |
細い林道を走って・・・ |
ガーーーーン |
猿水? |
猿の手から水 |
不動尊 |
木の葉の向こう、白いのが堰堤工事中 ・・・帰りましょう |
”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 2代目 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.