山登り

宮城県栗原市
栗駒山
くりこまやま:1626m



                  



2020,10,15 訪問


(時間などは参考になりません)

下手ですがデジ一画像もどうぞ
              
 紅葉盛りの風景は見られないだろうが、その名残僅かでも見て、来年の参考にでもしておこう.と、出掛けてみた.出発点は何処でも良く特に選ぶ事もないから、アプローチと翌日の滝見行程を考慮に入れてイワカガミ平にする.此処へは、2015年の夏に来ているから、駐車場や、登山口の様子も判っている(ま、有名でもあるし) 秋田県側(須川温泉)から登って、周回するのも良いと思っているけど、こちらからだと、登山口の駐車場まで遠回りになってしまう.

 
前回は割と遅い時間(7時過ぎ)だったのだが、駐車場では10台程だったから、紅葉時期でもあるし少し早めに行けばいいかと、前日の車中泊場所を探した.近くに道の駅はなく、少し離れた所の花山ダムに道の駅 はなやま≠ニいうのがあったので、そこに決める.イワカガミ平までは1時間半弱掛かるらしい. ま、こちらから夜を徹して走るよりは遙かにマシ、と言う事でそこに決める.
 お昼過ぎに宇都宮を出て、東北道をゆっくり走り古川ICで降りて、何だかくねくね山道(R457)を走って着いた道の駅はなやま≠ヘ、駐車場が狭く街路灯がない様な所だった.ちょっと(夜の)雰囲気が嫌だったので、イワカガミ平に行く事にした.そっちの方が街の明かりを眼下に観ながら休めるだろう.で、更に山道をクネクネと走り着いたのは午後8時半頃.外に出て空を見上げるが星は見えない.雲が覆っているのでしょう.途中のコンビニで買ってきたお弁当を食べ、荷台を整理して寝袋に潜り込む.午後10時頃、パチパチと車を叩く雨音がして目を醒まし、外を見ると強くはないが雨が降っていた.事前の予報では、明日は晴れで明後日は曇りのち雨というものだから、結構安心して眠りに入る.

 大きな音で目を醒ましたのは未明、雷が鳴って結構強い雨が降っていた.今ならいくら降っても大丈夫、空の水瓶が空になる程(あ、災害にならない程度で(^_^;; )降ったって平気.と、眠る・・・が、目が冴えてしまって眠れない.ウトウトはするんだけど、雷の音が結構大きい.雷は午前3時頃には止んだと思うけど、雨は止まず風が出てきた.かなり、強く車が揺れる程だ.もう、眠れない.
 朝、6時半頃、外を見るといつの間にか車がかなり増えていた.何と、この強い風の中出発していくハイカーの姿も見える.雨は弱くなってきているとは言え、まだ降っている.取り敢えず(車内で)お湯を沸かし、朝飯力カップを食べ、様子を見る.雨が降り続いても、今日の代替案は考えてきてないからどうしようか悩む.写真が撮れなければ登る意味がないから何処へ行っても同じだ.外の様子を見ていると、車がたちまち駐車場一杯になってきた.何と、警備案内の人達も来ている.前回はいなかったなあ(それだけ、紅葉時の混雑は凄いのだろう、平日でこんだけ多いのだから休日は、、、ゾッとするなあ)



出発時、もうこんなに 黄色い車の左斜め上には駐車場整理の人 8:00



東栗駒コースへ


結構ドロドロな所が早速



 朝飯を食べて小一時間グダグダしていたら雨は止んできた.風は相変わらず強い、又、何組か出発していく.後を追うようにこっちも出発.殆どは中央コースへ登って行く.前回は中央コースで登り東栗駒コースで下りてきた.同じルートもなんだし、今日は逆コースで行きましょう.道は導標も含めて整備されているから、問題はない.ただ、岩に着いた泥がズボンの裾に付いてしまう.そう言えば、入り口の案内板にスパッツいるよなんて、表記があったな.

 雨は降っていないけど風が強い.まだ開けた所を登っている訳ではないから、風が時々あたる程度.遠望出来る所から眺める景色は厚い曇り空の下にやや枯れ葉色に近い紅葉の斜面だ.陽が差していれば綺麗だろうとは思うけど・・・晴れてくれるかなあ.それより、雨が降らなければオンの字か、、、




どんより・・・








一本道でも親切に


これは、赤い!



少し明るくなってきたかな



随分掘り割りになってますよ


ツツジ系はまだ鮮やか
 新湯沢に着き、100m程遡ってから横断するのだけど、此処は下流の方へ少し下りてみる.水は多くなく、乾いた岩の上では滑らない.実は、前回、この少し下流で4−5mの滝があるのをみつけていた(レポには出してないけど)  すぐに滝に出てその下流を見下ろすと、おお、中々綺麗な紅葉が沢とマッチしてますよ(何がマッチかよく判らんけど(^_^;; ) 

 風も吹いてこないし人も来ない.ゆっくり出来る場所だ.乾いた岩の上に座り、パンを食べる.バナナスペシャルは軟らかくてとしょり向き.イチゴスペシャルも良いんだけど、小さいツブツブが入れ歯と歯茎の間に入り、痛い思いをする時がある.食べたらすぐ入れ歯磨き、歯茎磨き≠しておかないと辛い.人目のある所での・・・磨きは恥ずかしい.おお、此処なら誰も来ないから思いっきり・・・磨きができるぞォ.んじゃあ、豆大福も食べよっと.


新湯沢


下流方向



滝頭から




上流方向を撮っていたら 青空が出てきた

 滝からの風景を撮ってる間に、上空に青空が見えた.おおお、晴れてくれるのか.と、撮り終えてザックにカメラなどを仕舞っていたら、手袋が片方ないのに気が付いた.此処で脱いだのを覚えているが、辺りにも無い事から何かの拍子で流れてしまったのかも知れない.まあ、雨の日などは予備をもってきているので安心なのと、ホームセンターで買った、安い滑り止め付きの軍手だからいいとして、山のゴミにしてしまった.反省〜

 沢出合いに戻ると、男女3人一組、単独若者一人が丁度沢を遡る所で、男女の組は少し大きな岩で記念撮影をする所だった.100m程遡行して対岸に徒渉し、ハイマツの多い開けた所に出ると凄い強風である.風に煽られながら眼下の風景を撮影.紅葉の旬を過ぎてる(かも知れない)とはいえ、爺には新鮮です.この強い風がなければ・・の、たられば≠フ希望付きですけどね.

 東栗駒山に近づくにつれて、風の勢いが増してくる.那須の季節風$^っ青の強さだ.煽られてまともにカメラを構えていられない.何組か通り過ぎて行ったが、みんな風で転倒しないよう、慎重に登っていく.強い風がいっそう強く吹き付けてくると、みんなワアワアキャーキャー騒ぎながらだ.あまりの強さに閉口し近くの岩の陰で休む事にした.



東栗駒山へ向かう


此処では風はない、上を吹いているのか



綺麗だけどやはり旬は過ぎているのでしょう




風に煽られながら・・・

 先客がいて、ご挨拶.いろいろ話をする.その人(どこから来たか聞かなかったなあ) 昨日は秋田駒に登ったんだそうだが、ガスで良くなかったとか言っていた.その人は、風が強すぎて難儀だけど、此処から戻るにしても風に吹かれるしなあ、と、笑っていた.少し弱くなった様な気がして、じゃあ出掛けますかぁ と、出発.全然弱くなってない.東栗駒山山頂近くではもっとひどい気がした.先にそこに登り着いていた二組は帰ると言っていた.

 そこから一端下ると、溝の中を歩く様になって、幸いにも吹き付ける風はそれ程でもなくなった.栗駒山の山頂はガスがかかっている.そのすそ野を撮っている時、突然ガスが消え、慌てふためいて栗駒山の姿を撮影するが、3カット撮ったら、又ガスに包まれそれっきり姿を現さなかったが、ラッキーだった.(悲しい事に腕は別としてだけど)


此処の風は特に強かった.あそこの岩陰に避難


山頂から戻ろうとしている人達.煽られて大変


この辺りでは風が弱く感ずる あれが東栗駒


東側 ガス



オオ〜♪




オオ〜♪




草紅葉の風の流れ




栗駒山が一瞬だけどスッキリ



裏掛分岐


草紅葉 (ガスにマッチする←やけくそだけど・・)


枯れリンドウ


振り返っても景色は見えず



中央コース分岐



あそこが山頂


山頂の三角点 11:55
 山頂はガスの中、案外風は強くない.沢山の人が休憩している.食事とかしてないで居座っている人達は晴れるのを待っているのだろうか? そんな中に下る人もいれば、登ってくる人もいる.晴れるかどうか判らないから早々に下山する事にしたが、その前に、三角点は撮っていきましょう.角が欠けたりしていて 随分、寂れてる三角点石ですよ.皆さん、山名板とかは一所懸命撮ってるんだけど、三角点はあまり気にしないみたい.ま、三角点に山名とかの表示はないからね.

 下山は、予定通り中央コース.整備されている道を下ります.確か、この途中に山頂がよく見える場所がある筈.そこで、ガスがとれてくれればいいんだけど. 空が時々明るくなるので若干の期待があったけど願いは届かず、ガスはついに取れなかった.それからは、途中で見える景色を撮りながら、のんびりと駐車場に戻りましたとさ.

 今日の車中泊場所は道の駅三本木.明日は久々の滝見です.



下山の途中から




綺麗な葉もあった、中央コース もうすぐ登山口




駐車場帰着 13:20




 余談、道の駅「三本木やまなみ」 は、それ程広くない.つーか、全体は広いのだろうけど、駐車場が点在してるせいか狭く感じる.まあ、全国いろいろだろうから、もっと狭い道の駅も沢山と思う.此処は、入り口を入ってすぐに大型車の駐車場.7−8台位か.続いて小型車が20数台程度駐められるか.坂を上がってその途中に5台くらい、反対側物産店脇に3−4台.この坂道に駐めて車中泊はきつい.車が横方向斜めに駐める事になるから.

 最も物産店(WCのある建物) に近い所は15台位か.も、ちょっと少ないか? 下の駐車場に駐めてしまった場合、WC用足しに行くには、坂道を登らなくてはならない.早々に、上の駐車場所を確保し、コンビニに買い物に行くのにも歩いて行った.車で出掛けてる隙に他の車に駐車されてしまっては、下の方に駐めるしかなくなるから.因みに、此処からコンビニは国道沿いで200m位離れた場所にある.歩いても問題ない距離だ.



明日の予報は曇りのち雨だという.夕焼けが少し出た.朝のうち、雨が降らなければOKと願う
道の駅 「三本木」 近くで 川は鳴瀬川=@山並みは何処だろう?

下手ですがデジ一画像もどうぞ    Photo Nikon P7800 二代目 

HOME  /  閉じる / 他県の山、滝リスト

当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.