◇滝見◇ 長野県須川町 本澤瀑布と支沢滝 * 2016,5,13 訪問 4人+爺 (時間やルートは参考にしない事) |
四阿山行きを決めてから、時々覗いてみる「滝の掲示板」で滝オフが計画されていた.この「滝の掲示板」は主に関東から西の方、四国九州辺りまでの滝見をする人達で賑わっている.活発な滝見活動を常々羨望の眼差しで眺めていた.参加したいと思ってはみても、遠いから二の足三の足. 今回こだるさんが発起人で計画された滝見オフが「滝の掲示板」をみて、根子岳(菅平)に近い.せっかくそっちまで行くんだから、参加してみようかどうしようかと、2−3日悩んでから参加したいと書き込みをした.快く受け入れてもらい、初めての信州遠征に大きな期待の滝オフが加わった. 待ち合わせ場所は道の駅”おぶせ”. 参加するのは発起人のこだるさん、はなごやさん、TAKさん、のぶさん.全てお初にお目にかかる人ばかり.果たして”おぶせ”の駐車場で上手く出会う事が出来るだろうか? 何の心配もいらなかった.入り口近くで、何やらネオプレンスパッツなどを身につけたりしている怪しげな4人の集団がいた.あれだな・・・で、ビンゴ.近寄って「滝の掲示板の方達ですか?」 と、言おうと思ったら「雪田さん?」と、先に声をかけられてしまった.この人 はなごやさん. こだるさん、のぶさん は、年齢等想像に近い.TAKさんは外した.想像より遙かに若い. のぶさんの車と、現地解散するはなごやさんの車に分乗して出発.久々滝オフスタートだ. ** 一部、人物が写っている画像は修正してあります ** |
のぶさんの車をお借りして自撮り |
駐車地、左は関東No |
さ、でかけましょう |
すぐ沢に入り壊れた橋を渡ります |
樹林の中、岩の上にお地蔵さん? |
駐車地はそれ程広くなく4台か、詰めて5台・・・は、無理かな.皆さん支度を終えているので爺も急いで沢靴を履きスパッツをつける.おぶせの駐車場でオタオタした為、ヘルメットを自分の車に忘れてきてしまった. 駐車地からすぐ入渓.壊れた橋を渡って右岸の踏み後を歩いて行く.水量は結構多く、緑が厚く空気も濃い気がする.雪が多いからでしょうか.足元には多様な植物の中に蕗がまだ小さいけどあちこちに沢山生えていた.この蕗、栃木県では自生している所が少ない.群生している所は那須の山奥とか、奥鬼怒のさらに奥位だ.農家では食べる為に栽培している程度. TAKさんを先頭に、案内のこだるさん、爺、のぶさん、はなごやさんの順で遡行.ゴルジュ、急坂はほぼないものの数え切れない徒渉があり、TAKさんが若さと体力に任せてズンズン進んで行くのを後ろからこだるさんが「ほれ、そっちじゃねー.此処おりて徒渉だ!」と、時々注意喚起. しばらく歩いて(遡行して)、TAKさんが時々GPS(スマホらしい)を見て、”はなごやポイント”にあと何mと声をかける.みんな、ニヤニヤ笑っているけど爺には何の事だかさっぱり判らない(あたりまえだが・・・) |
小滝が次々と出て来て飽きる事はありません |
じっくり撮影しておきたい小滝、先が長いのでパス |
水量もそこそこあります |
あそこでこうしてああなった・・・”はなごやポイント” |
聞くと、”はなごやポイント”とは、どうやら過去に氷瀑見学の時徒渉の際転んで濡れ鼠になった場所らしい.あはは、な〜〜んだ、、、って、え? 氷瀑見学.真冬かいッ. その、ポイントに着いたが何の変哲も険しさもない普通の徒渉点.冬だと様変わりするんですね.こうして、ああやって、あの木に掴まろうとしてツルッザブッ はなごやさんご自身で身振り足振りのご説明.みんな吹き出しそうに聞いている.まあ、無事だったから笑い話.付け加えてはなごやさん 「此処から地獄の行進だったんだよ、泣きながらの遡行だったんだよ.誰も引き返そうと言ってくれなかったんだよ〜.」 こだるさん、「大丈夫か? 引き返そーかと言ったけどね」 (ニコニコ).すかさず、後ろからはなごやさん 「聞いてないぞ〜〜ッ.」 二俣以降も延々と掛け合い漫才もどきが続くのでした. |
この辺り泣きながら進んだんだよ〜 と、はなごやさん(後ろで見えない) 笑いをこらえて遡行を続けます(爆) |
滑岩は滑りますが、気持ちいい沢歩き |
釜は大きく深く泳げそうです(泳ぎませんけど) |
位置確認はきっちりと |
右岸に石垣も出て来ます |
何度目の徒渉でしょうか |
←撮っているところを撮られてました(by TAKさん) |
こういう場所での水遊びも楽しいでしょうねぇ(by こだるさん) |
←などと感慨にふけっていると置いてかれます |
・・・ |
「橋岩口の滝」、奥に「テンコバの滝」 というそうです(こだるさんより) |
二俣まであと少し |
小滝の前で一休み |
二俣、見辛いけど上に左俣 |
二俣を右に入り、TAKさんがひぇーーッ と、驚きの声.何があったのか近づいてみるとあまり大きくないディバッグが2つ置いてあった.突然出てくるとビックリするよなぁ・・・遭難者でもいるんじゃないかと思っちまう.荷物を此処にデポして滝見してるんだろうか? ニリンソウ群落の中をゆっくり登って行く.すぐに、男性一人が下降してきた.我々の徒渉点と位置が違うので挨拶を交わす事はなかったが、多分駐車地にあった別の車(関東No)の方だろう.そこから更に上流で男性2人組と.見てすぐに判る釣り屋さん達.釣り果はどうでしたか、と 誰か(はなごやさん?)が聞くとまあまあとの返事.あのデポザックはこのお二人さんのものだった. ほら、見えるぞ!の越えに、注意深く目を向けると、樹間遙か上の方に滝の頭が見える.ほえ〜 大きいぃぃぃ.抑えても期待は膨らむ.壁から数条の水が噴き出している下の斜面をトラバース気味に登ると、ぶわーーっと出現.本澤瀑布(仮称北の俣大滝)だ.何度か訪れている皆さんだから何処が撮影ポイントか熟知.それぞれ散らばってカシャカシャ祭り.オフで1時間強も滝下にいたのはいつ以来だろうか. |
二俣少し上流の台地で休憩 |
休憩中(by こだるさん) |
ヤマドリゼンマイとコゴミの中を進みます 秋は紅葉が綺麗でしょうね |
ニリンソウの群落、まだ咲いてるのは少しだけ.沢両岸あちこちに沢山 |
上に壁から水が湧き落ちています |
ガレ場を登って(対岸から) |
おお〜♪ |
はなごやさん、のぶさん |
こだるさん |
TAKさん |
デジ一 |
デジ一 |
デジ一 |
デジ一 |
本澤瀑布から二俣に戻り、時間もちょっと推しているけど予定通り左俣へ.水量は本沢より少ないけど渓相は似たようなもの.但し、訪れる人は殆どいないのだろう、踏み後は皆無だった. 半円の壁が前方を塞ぎ沢は滝となって上に続いている.こだるさんの目的の滝「舟久保瀑布 一の滝」に違いない.高さはおよそ20m程.水量は少ないが、ほぼまっすぐに落ちる滝.長い遡行時間の後でもあるけど、良い滝だな〜.と、此処にもおよそ一時間.帰りは皆さんヘッデンも辞さないご様子.好きだなぁ こういう人達(笑) こだるさん、はなごやさん、のぶさん、TAKさん ありがとうございました. |
左俣も同じ様な渓相です |
落差のある滝が見えてきました |
早速撮影タイム |
右岸高台から 残雪がありました |
それぞれ撮影中(by TAKさん) |
はなごやさん、何してるんでしょう(笑) |
戦い済んで・・・ |
日が暮れ・・・ちゃ、困るけど やりましたね こだるさん |
デジ一でじちデジ一 舟久保一の滝 |
デジ一 |
デジ一 |
本澤瀑布(仮称=北の俣大滝) |
舟久保一の滝 |
”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.