◇山登り◇ 長野県茅野市他 横岳〜赤岳(南八ヶ岳) よこだけ:2825m あかだけ:2899m (2)横岳〜赤岳〜県界尾根 2022,6,13 訪問 爺 (あまり参考になりません) |
横岳からまだ咲き始めの花や風景を撮りながら三叉峰に戻って、今朝登って来た尾根を見下ろすと、横岳山頂で出会った団体さんが下りて行く様子が見えた.三叉峰の導標のある所を過ぎると、岩壁にへばりつくように、イワウメや紫色のオヤマノエンドウがまだ小さかったり、蕾が多かったり・・・ まあ、オヤマノエンドウはこの前此処に登った時、旬のものを見ているし、イワウメもあちこちで見ている.時季がちょっと早いのだから仕方ないか、、と、岩場の尾根を先へ行く.赤岳方向から来るハイカーの数が多くなってきた.トラバース道やハシゴなどでの擦れ違いに、若干時間が掛かったりする. 三人位のグループがしゃがんでスマホとかコンデジを向けている.ははあ、あそこにツクモグサ≠ェあるんですね.でも、中々そこを立ち上がろうとしない.ジッとしてるのも何だから、辺りの斜面を探してみると、おや!結構あるもんですよ.すぐに、判りました〜♪ (1)海ノ口登山口〜杣添尾根〜横岳 下手ですがD810で撮ったものもご覧になって下さい |
狭い |
ハシゴ |
岩の間から阿弥陀岳 |
ミヤマダイコンソウかな |
ツクモグサ |
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強くはないけど、谷側から吹き上げてくるくる風で花は揺れる.花が近くなら何かで風を遮る事も出来るのだが、入っちゃ駄目よ≠フ、クサリがあるからその手の工夫は出来ない.止むのを待ってエイヤッと一か八かでシャッターを切る. 三叉峰から地蔵ノ頭までのあまり長くない区間に石尊峰=A鉾岳=A日ノ岳=A二十三夜峰%凾フ名前が付いてる場所がある.←ヤマケイの地図(WEB) 導標とか、山名版とかあるのかな?と、意識して通るが見つからなかった.ただ、クサリとかがなかったら、通過&下降など厳しい箇所が多くある. 落石しやすい所も多く、擦れ違いにも気を遣う.対向してくるハイカーが多いので、結構時間が掛かり、花をみつけても三脚を据えてゆっくり撮影してる事などこの辺りでは出来ない. 岩壁の西側をクサリを頼りに(日ノ出岳か?に)登ると、(西側の)斜面にはツクモグサが沢山生えていた.まるで、フキノトウみたい、、何故かそう思った. グループらしい何人かが代わるがわるスマホ等で撮影している.足場は一人分だから、時間が掛かりそうだ.此処は撮らずに先へ行く.. |
中々、、 |
しんどい岩場が続く 滑落事故の多い場所でもある |
中央ちょっと右に赤岳鉱泉 |
富士山見えてます |
ハクサンイチゲ |
落石しないよう、注意して下り、見上げて |
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ピークを越え、下って行く途中に石碑があった.初めにみたのが、〇〇羅童子=@暫く歩いて次に見たのは二十三夜〇=ゥ丸は峰かな? 此処からは岩場から解放され、一登りで小さなお地蔵さんがある地蔵尾根分岐≠ノ着いた.登ってくる人はいない様だ.此処から赤岳展望荘はすぐだ.そこはもう営業してるんだろうか? ベンチがあったら、お昼休憩をしていこうと思っていたんだが、ベンチはハイカーで一杯だった.残念.我慢して赤岳山頂小屋迄行くか. 今日はそれ程暑くないから、いつもより多めに持ってきた水もお茶も残っている.小屋は素通りします. 小屋の間の道を抜けると赤岳への登りが迫って見えて来る.中々の急斜面だが、道はややジグザグにつけられている.でも、しんどそうだ.お腹が空いてるんだが、もうちっと頑張るか. 急斜面に取り付くと、少し前を登って行く若いカップルの女性の方が、ややブレーキ気味.何かブツブツ文句を言いながら足元が遅い.「だから・・・こっち・・・登・・・いや・・・言った・・・」 女性がやや憤慨気味.男性は一所懸命なだめながらのようでもある.(爺はニコニコしながら)追い抜く時、断片的に聞こえた. |
地蔵の頭(地蔵尾根分岐) |
何度も撮る 阿弥陀岳 |
赤岳、その下に展望荘 |
展望荘から望む赤岳、形が違って見える 県界尾根巻道分岐付近 |
浮石だらけ 上に人がいないのを見て登る |
人が少ないからまだいいが、 |
山頂小屋 |
赤岳山頂 |
ヘロヘロしながら山頂小屋に登り着いて一息つく.小屋はまだ休業中で、辺りには誰もいない.カラスが一匹岩場に止まっていただけ.見た感じ普通のカラスに見えたけど、こんな高山に普通のカラスっているものなの? 此処からすぐの山頂には一人だけの姿が見えるだけ.水を飲んで山頂へ.此処は三度目になるのか・・・ 賽銭箱なんてあったんだっけ? 二つの祠の左にある案内板を見ると、沢山の神様が祀られているらしい.適当にそこら辺を撮って、お昼休憩にしましょ.それにしても、三叉峰から此処までのCTは1時間40分だけど、2時間25分は掛かり過ぎだよう (^_^; 山頂は一人だけかと思っていたら、単独者が2名、それぞれ離れた岩陰で休んでいた.中岳方向の道の少し広くなった所で休憩.昨日コンビニで買ってきた、助六寿司を食べる.ジューシーで美味しい.が、小バエが少々煩い(←ブヨかな) 暫くして、あの若いカップルがやってきて近くに休憩し始めた.笑いながら、話をしているのが聞こえた.女性の方はどうやら山頂に登り着いてご機嫌がよくなったらしい.良かった、良かった. それを、見て さあ下山とするかぁ〜 |
賑やかです |
タンクの左を下降 |
県界尾根から展望荘 硫黄岳、蓼科山(左端)などが見える |
山頂小屋まで戻って、その脇から下降が始まる.展望荘からの巻道分岐まで、一度目の長いクサリ、これが結構丈夫なもので重い.それだけ、安心感があるのだけど.分岐について、分岐方向にはすぐに雪渓がみられる.最近横断した様子はない. 分岐から少しトラバース気味に下ると再び長いクサリが待っている.下り始めた所で、下から男性ハイカーが上がってきた.ご挨拶し、爺は上からの、彼からは下の情報交換.彼は海ノ口に車を置き、林道を歩いてこの尾根(県界尾根)を登って来たのだという.林道から、県界尾根分岐(多分小太郎)が、思ったより時間が掛かってしまったと、言っていた.登山口出発は7:30頃だとも.これから赤岳、横岳を回って杣添尾根を下降するそうだ.お互い気を付けてと上下に別れる. クサリ場が終わり、樹林帯に入ると傾斜が緩くなり、展望もないから、ひたすらの下降になる.大天狗≠過ぎて、後ろから賑やかな声が聞こえたと思ったら、三人組のトレラン風超軽装若者達が、それぞれに元気な声で挨拶し、通り過ぎて(走り去って)いった.すげぇーなー・・・ |
下降中、上を見て |
杣添尾根 |
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巻道合流 雪渓に最近の足跡はついてない |
鉄板敷トラバース道 |
樹林の中の下降 |
正面に大天狗 |
展望は少ないが歩き易い道が多い |
権現岳 |
赤岳が良く見える開けた場所もある |
小天狗 |
野辺山道 |
小天狗の分岐を防火線の頭&向に左折すると、道は途端に踏み後程度となる.野辺山道≠ニ呼ばれてるらしいが、こちらを歩く人は極端に少ないのだろう.膝上に覆い被さる笹で踏み後が判らなくなる場所も時々あった.ただ、幸いなことに細かな距離でテープがある為、道は判るから有難い.テープを見落として道をロストしたのは一回だけだった.テープが無くなった事で道ではないとすぐに気付き 忠実に登り返して戻る事が出来た.←1850m付近で. そろそろかな、と導標を見落とさないよう注意して下降していくと、三角点のある場所が防火線の頭≠セった.此処で踏み後から外れ、樹林の中を林道が最も近づいてくる斜面を下りて行く.これは、当初からの計画通り.地図を見て判る通り、野辺山道登山口≠ナ合流する南八ヶ岳林道は、鋭角に戻って防火線の頭上を通る.標高差は6-70m位下.林道を海ノ口方向に行く場合は大きなショートカットになる.当然、三角点からその林道に下りる道だってあるだろう.100%確信に近い自信を持って(三角点から)樹林の中を探しまくったが、道なぞ何処にもない.仕方がない一直線に下降して林道に出ようと決め、膝下の笹を踏みながらほぼ真北へ下降していく. 初めのうちは良かったが、その内背丈を越えるササ藪になった.獣が通った後かも知れない笹の掻き分け後を選んで下り、何とか林道に出た.およそ、20分位の短縮に繋がったが、子の笹藪漕ぎはかなり疲れた.それでも、あとは林道歩きなので、足を引きずりながらでも帰る事が出来る.. ま。貯水池広場から登山道の下りがあることはあるが、これは大した事はない. |
時々開けている所もある |
テープが、有難い |
防火線の頭(三角点1806.9P) 此処で直角に道を離れる |
ササ藪を下降(傾斜は緩い) |
林道は貯水池広場に向かって緩い登りになっていた.微妙に疲れる.特に目立って見るものはなく随分時間が掛かった気がする.やっとの事で貯水池広場に着いたら、勘界尾根下降中に擦れ違った単独男性ハイカーが、丁度杣添尾根を下りて来たところだった.お〜早いですね、、と、改めてご挨拶.話をしながら海ノ口登山口まで話をしながら一緒に下降、ヘッデンギリギリで海ノ口登山口を出た. |
林道にポンッ |
林道歩き・・・ |
下手ですがD810で撮ったものもご覧になって下さい | (1)海ノ口登山口〜杣添尾根〜横岳 Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.