山登り
長野県安曇野市
燕岳、北燕岳
つばくろだけ:2763m
きたつばくろだけ:2748m


                  


2024,9,12 訪問

(あまり参考になりません)
              
  1、中房温泉〜燕山荘〜燕岳   2、燕岳〜北燕岳〜東沢乗越〜中房温泉

 燕岳は人が多い山=A北アルプスの入門≠ニか、聞いている(ネット等でもそう定義づけているものが多い) 成程、入門との評判なら昨今の体力が落ちている爺でも、それ程難しくはなさそうだ. で、簡単にそこへ行ってみましょうと決定.でも、ただの燕岳往復では色気がない.地図(地形図)を見ると、燕岳の北側に東沢乗越≠ェあって、道は南下し出発点の中房温泉に戻ることが出来る.あまり通る人はいない様だが、そこは北アルプスだ、道、案内はしっかりしてるでしょう.(←例によってあまり調べない・・ダメですね・・)

 睡眠もとらずに登山するのは良くない.前日に道の駅「安曇野まつかわ」で車中泊し登山者用駐車場に移動する事にした.
 家を午後3時頃出て、種々の自動車道を走り時間はあるから中部湯の丸SAから一般道に出て、三角形の底辺の如くショートカット.ま、一般道だから時間は掛かるけど.道の駅に着いた時は雨が降っていた.コンビニで(晩飯の)お弁当を買い、雨が止むことを祈りながら ZZZzzz

 途中何度か目を醒ましながら、午前2時に出発.途中の7/11で朝、昼、行動食、水&お茶を買って登山口には3時半頃着.(何と、県道327号を走って山道に入ったら雨は降ってない.それどころか、道に雨が降った様子もない.良かった良かったと、中房温泉まで結構長い道を走った)

 駐車場に着いたら何と星空が、 梢が張り出して空は狭いけど久々に夜空の撮影を、とD810を出してセット.シャッターを押したら車が入ってきて、ヘッドライトが明るくオジャン.そのすぐ後も又一台入ってきた.ダメだなこりゃ.と星空撮影は諦める.



登山相談所 過去に遭難した人の情報依頼ポスターも貼ってました


木階段昨


第一ベンチ


荷揚げ用ケーブル施設




 ヘッデンを点けて中房温泉の登山口(登山相談所・・無人)で、家で作ってきた(長野県用)登山届を登山ポストに投函.ポストの中は用紙でパンパン.ちょっと、押し込むように入れた.歩き始めるとすぐに急斜面の道.そして間もなく木階段、整備された道.ヘッデンで何の不安もなく登っていける.早くも第一ベンチの所で若者三人パーティに追い越される.水場の導標があったが、未だ水を消費してはいない.下りなら、丁度無くなる頃か.水はどの辺りで得られるかは判らなかった.

 整備されてる道は(急だけど)続き、第二ベンチ迄で外人さんとのペア一組、単独者一名に抜かれたが、これ以降後からハイカーが登ってくる事はなかった.途中荷揚げ用のケーブル施設の足場(?)の下を通り、第三ベンチに着く頃には空が白々してきた.登山開始時、アップルデニッシュ1個を食べてきたが、此処で朝飯としましょう.今日はサンドイッチ.玉子と野菜が挟んでいるヤツ.



木階段


第三ベンチ



夜が明けてきた



此処は割となだらかだが長く続かない


下りは滑りそうで要注意 2200m辺りかな


富士見ベンチ


落ち着く所





 富士見ベンチに着き相変わらずの登りに少々ウンザリしていたが、傾斜が少し緩み楽になる.木に合戦小屋まであと10分≠フ板が気に括り付けられていた.こういうのって疲れがうんと出てくる頃の所にタイミングよく付けられているんですよね〜.が、爺では多分10分は無理.15分は掛かるでしょう(笑) 6分後に又板があって・・あと5分=D 8分で合戦小屋に着いた.小屋はまだ開いてないようだ.休憩して、あちこちをカシャカシャやっていたら、上からそれぞれ単独の男女3名が下りてきてご挨拶.

 傾斜が緩み、時々展望の良い所がある.皆さんそうしてるとみえ、踏み後が(僅かだけど)谷側に.そっちへ行き、ザックを下ろしてD810を出しswON.え!SWが入ったまんま.で、モニターの電池残量インジケーターがあと一個.し、しまった、、夜空撮影しようとしてSWを入れたまんま.切るのを忘れてましたよ.更に都合の悪さは続く.予備電池を持って来てない.いや、予備電池があるにはあるんだけど、暫く使ってないから充電して、そのまま置きっぱなし・・・持って来てない.これあ、これからの撮影は考えなければいけませんなあ、、ドジだなあ全く.




奥の高い山は大天井岳か、左の肩に山小屋が見える



合戦小屋


フムフム


随分上で登山者数をチェックしてるんですねぇ


東側



 

 下山する何組かのパーティと何人かの単独者と擦れ違い、その内の若干年配の女性単独者に縦走するのか?と、話しかけられた.縦走とは多分表銀座(燕岳から大天井とか)の事だろうと思い、いやあ、北燕岳から東沢乗越で下山します.と言ったら、「あそこはあまり歩く人がいないらしいのよね、整備も行き届いてないと聞いてるわよ」 あ、そーなんすか ま、おおよそ見当はついていたから、別に驚きはしないけど一応、ダメだったら稜線下降点辺りで引き返します と、返事しておいた.まあ、現地で判断し、そうするつもりでいたから.気を付けてね と、暖かい言葉を貰いながら別れる.

 中房4.2km等と書かれた導標の所合戦沢の頭≠ゥな? 台地になってる所に登り上がる.数人位、休憩中.北、東方向はガス隠れの光景.此処から燕山荘が見えますね.山頂のような所に大きな建物が・・・ 山は燕(つばくろ)岳と読み、建物は燕(えん)山荘と読むのね.日本語って難しい.

 【ここだけの話】実は中房温泉を、勝手に ちゅうぼうおんせん=@と、呼んでいた.車で出発するときナビに ちゅうぼうおんせん=@と、入れたけど出てこない. つばくろだけ=@は、出るから地図で移動して、中房温泉をタッチ.ナビ決定. 登ってる最中に導標を見ると、なかぶさおんせん≠ニ、英文字表記になっている.へえ〜 なかぶさ・・≠ニ、一人照れ笑い.



梢越しに山荘が見えた まだ遠いねオイ!



独特の丸みを帯びた岩


表面はザラザラしている



クサリのある岩場 なくても難しくはないと思うが・・

   クサリのある岩場の所、上の方から団体さんが下りて来た.擦れ違いは困難なので下で待つことにした. 話してる言葉が韓国語に聞こえる.十人位下りてきて、その上の方でガイドさんらしき人に停滞してる女性が何か、ちょっと責め立てているような勢いで話しかけている.何かもめ事か?下で待ってる人が二人増え、何とか下りてきて更に15人位やり過ごすと、最後の方にいたガイドさん(だと思う人)が 「済みません、女性がクサリの所で下りられない、、と騒ぎ始めて、、ご迷惑かけました.と。申し訳なさそうに説明してくれた.大丈夫ですよ、大変ですね.と、ねぎらう.

 それにしても、ツアーさん達は軽装は、ま、良いとして足元は7-8割の方がスニーカーを履いている.滑ったりしないんですかね.雨の時、濡れたりしないんでしょうか?

 テン場を通り、主稜線に着くと見事な燕岳が見えた.ただ、ガスが右手から上がってきているので、燕山荘に行く前に撮っておきましょう.と、ポイントを探しながら電池残り少ないD810を出してガシャガシャ. 大天井岳や西側の双六岳、鷲羽岳とか北西にある水晶岳や野口五郎岳などは、頭を隠していて残念.


歩き易い道


そこを向こうに回ると・・



燕山荘、右の方に燕岳



トラバース道にも木階段


季節にはお花畑になるそうです


ふうふう、あと少し


ヨモギの仲間



テン場上部から




水晶岳や野口五郎岳などが雲の中に頭を隠してるんでしょう どれがどれだか、爺にはサッパリですが




ガスの中は大天井岳の様 奥は槍ヶ岳ですかね



燕山荘に向かう


燕山荘



 燕山荘の周囲には登山客が結構大勢いて賑わっている.コーラと水を所望.南側の空いているベンチに腰掛、コーラを飲みながらアンパンを食べます.アンパンなんて暫く食べてなかったなあ.もしかしたら年単位かも知れない.お昼には早いし、お腹が空いてたので案外美味しい.コーラは半分残しておく.30分位休んで燕岳に向け出発.
 
 道の右側の岩の上で親子でしょうかね、4人組が座って記念撮影している.何か特別な岩なんでしょうか? 随分踏まれた後がある.この右の高みに登って見る燕岳は堂々としていて見応えがある.右側の渓からガスが上がってきているのがちょっと心配.皆さん既に登り終えてるんでしょうね、燕岳に向かうハイカーは少ない.見える所、爺も含めて5人しかいない.その内2人は戻ってくるところ.


休憩ベンチから下方、隠れているのは有明山かな


中房温泉から5.5kmあったんですね



手前のピーク付近から



イルカ岩


振り返って
 写真を撮りながらのんびり歩きます.風もなく暑くもなく寒くもなく丁度良い感じ.合戦尾根を登ってきて汗かいたが、それもすっかり乾き案外快適.有名なイルカ岩を眺め、めがね岩はちょっと通り過ぎてから気が付いた.どちらも登山道沿いにあるのと、道に板が置いてある.急いで歩いたら気が付かないかもしれないが、、、

 北燕岳分岐を過ぎて岩の間を登る.後ろから来た若者二人組に道を譲り、後を着いて行くように登る.登り切った所が山頂かと思ったら、十数メートル位先で、目立った山名板はなく、三角点と岩の上に文字を彫りぬいた小さな岩があるだけ.へぇ〜!珍しいね.人気の山でこういうの.

 先に登っていた若者と少し歓談.ガスがかかって見えない大天井岳を見て、お互い残念ですねえ〜と言い合う.反対に目を向けると、北燕岳が中々良い形で聳えていた.  続きます.



これは・・?


これは・・?



手前岩群の中央付近がイルカ岩のある所



歩いて


燕岳のピークは左の峰



進行方向右側はガス



めがね岩


三角に見える黒っぽいのはその下の黒っぽいのと一緒のハイカーさん


山頂〜 向こうに三角点


お札は中国の? 百円玉は多いけど、さすがに500円玉はなかった



山頂からガス気味の北燕岳

 Photo Nikon D5600 

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