◇山登り◇ 長野県安曇野市 燕岳、北燕岳 つばくろだけ:2763m きたつばくろだけ:2748m 2024,9,12 訪問 爺 (あまり参考になりません) |
1、中房温泉〜燕山荘〜燕岳 2、燕岳〜北燕岳〜東沢乗越〜中房温泉 燕岳山頂から北燕岳がガスの中に見える.割と近い.中程にちょっとしたピークがあるけど、概ね高低差は少ない様だ.ガスがこれ以上濃くならなければ良いのだけど.山頂での休憩を終えて下降していくと、すぐに巻道との分岐があった.燕岳山頂へは何だかこっちから登った方が、岩場が少なく楽な気がする. ※下手ですがD810で撮った画像もご覧になって下さい 大天井岳が一瞬姿を(半分だけ)現わした. |
そこ、分岐 左の岩ピーク、燕岳山頂から下りてきて振り向き |
北燕岳に向かいます |
導標のある所が分岐 北燕岳山頂へは右斜めに登って行く |
道は時々ハイマツの中を切り開いたような所を通る.風もなく気持ちよく歩ける.尾根のほぼ一本道だから例え濃いガスの中でも迷う事はないでしょう.道は概ね稜線の西側を通るようになっている.西側の遠くの景色は鷲羽岳や水晶岳等といった、山々が望めるのだろうけど殆ど頭付近がガスに覆われて、良く判らない.最も晴れていたとしてもこの辺りの山座同定は無理な爺だから、どうしようもないんだけど.スッキリ晴れている景色が観たかったですなあ. 北燕岳から下りて来たと思われる男性パーティ3人、続いて男女2人のパーティと擦れ違いご挨拶. 東沢乗越分岐の所で足の速い若者に追い越され、岩壁を木に掴まりながらよじ登って山頂に着く.此処の山頂にも山名柱などはなく、小さな板に山名を記したものが置いてあるだけ.派手さはありません. 周りはガスで殆ど見えない.稜線上は露岩が続き通れない様.一旦、分岐まで下りる事になる.登ってくる男女二人と擦れ違いご挨拶. |
分岐の導標 |
山頂 |
小さな山名板 |
これ、イルカ岩に似てますね |
分岐からトラバース道に入って |
あんな岩峰だもの、稜線を通るのは無理 |
分岐からの道は北燕岳の東側山腹をトラバースしていくようだ.燕岳から此処までハイカーは極端に少なかったが、此処からはどうやら一人旅になりそうです.導標に従って道を(北方向に)下って行くとすぐに草に覆われた道になる.道型が見えなくなる事も度々だが固い足元を確かめながら下り気味にトラバース.この辺り、シーズンだとお花畑になりそうで、今は、ウメバチソウや、ミヤマコゴメグサなどが終わりに近い雰囲気で咲いている.ヤマハハコは純白の花が旬.トリカブトの仲間も沢山.いいなあ.と、度々足が留まる. 変わった形の岩峰を見上げながら叢の道を登って稜線を乗り越えると、ハイマツと白いザレ斜面の中の道になった.此処から眺める風景も中々良い.裏銀座の山々は雲雲に隠れていて残念だけど.少し経つとガスが若干薄くなって空には、青空も少し見えてきた. |
草付きの斜面 お花畑になるのでは? |
渓側を見る 転んだりすると案外掴まるものがないから、結構下まで・・・ |
どこまでトラバースするんでしょうか? |
登り気味になった所で古い導標 |
奇岩 |
稜線を回り込んで西側へ |
ハイマツとザレ |
左から出てきた |
西側の渓 此処はコジ沢源頭 真下は高瀬川 ほぼ正面奥に鷲羽岳が見えると思うのだけど、ガスではね・・ |
* |
尖がった岩の右に立つと、下の風景になる |
左端のコブが三角点ピーク
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丸みを帯びた穏やかなピークが見えた.ザックを下ろし、地図を見てみる.2682.8三角点があるピークだ.その手前には稜線から分かれ東に行く道になるのか、、と、目を凝らすと、導標の建っているのが確認できた.此処の稜線越しに見えるのは、、、東沢岳か、餓鬼岳はギリギリ見えるピークかな? それとも見えてないのかな? 前にも後ろにもハイカーの姿はない.こっちはあまり人気がないのですかね・・・皆さん表銀座方へ行ってしまうのでしょうか. これまでと同じ(真新しい感じの)立派な導標のある分岐に着く.三角点P方向にはザレ地に踏み後が僅かながら付いている.大して時間は掛からない様だから行ってみようかなと思ったけど、ガスで展望はないし、三角点にもさほど興味はない.余計な時間と体力を使うのはよしましょう.それでなくても遅いのにさ(^_^) 振り返って眺める風景が綺麗なので、D810を出して数カット撮影していたら、残り少ない電池が終わってしまった.ちょっと残念. |
野口五郎岳とか見えてるんだと思うけど、ガスで稜線が・・ |
もうすぐ秋 |
結構歩いてきましたなあ 振り返って |
暫く歩いて又振り向く |
緩く ひと登り |
奥北燕平 稜線乗り越えて |
ハイマツの切れ目から七、八段のハシゴを下りてザレ地のややなだらかな斜面に出る.休憩に丁度良い.(←但しベンチも腰かける適当な岩も少ない) お昼にしましょう.今日は久々にコンビニのお弁当(と言っても軽いヤツ)を買ってきた.うん、美味しいッス. しかし、誰も来ないね、このルート.みんな表銀座 |
ハイマツの切れ目にハシゴ |
チングルマ群落(果穂) |
です |
低灌木の中の道 |
お昼休憩を終えて、出発.踏み後+ もどきの道を下って大きく回る.うん、地図の通りだ.でも、なんでこんなに大回りしてんだろ? 協力ハイマツ帯を避けてるのか? そんな事を思いながら下って行くと足元に登山道ですよ、、の板が. ナギ(と言えるかどうか)の端っこをジグザグに下って行く.よく見ると砂地に登り方向の靴跡が割と新しい.誰か通ってると知ると案外ホッとする.道は一本道なのと、鹿道(獣道)などは殆どないから迷う事もないと思うが、、 栃木や群馬の山は登山道より鹿道の方が立派だったりして、なぜこんな所で?と、思う 道迷いが多くある. 道はキッチリ整備されてる訳ではない、クサリやロープなどはなく崩壊地(の様なところ)等は、木に掴まりながら横断していく様なところもあって、注意が必要. |
道幅は広くない |
ナギ≠フ際をジグザグに下りている 見上げて |
急斜面ジグザグから、向こうの樹林尾根に道は続いている様 |
ちょっと注意を要する裸地斜面ロープなどはありません 歩き終えて振り返り |
ザレ斜面下降 ロープなどはありません |
傾斜が緩んで樹林の中 |
ニシキタケ? |
覆い被さる枝葉を払いのけながら |
パッと見、道型が判りません.足底に固い地面を感じながら下降 振り返って |
センジュガンビ |
樹林の中の尾根道を下り、覆い被さる笹帯を通って出た所に東沢乗越≠フ導標があった.水飲み休憩しましょ.導標には倒れて貼りついてる添えパネルがあった.中々ユニークで、つい(栃木県)女峰山の黒岩尾根にある苦しけりされど登りたし≠思い出した.餓鬼のイラストも面白い. 此処からは開けた感じのササや草斜面、急です.道はハッキリしているけど、これまでと同じように細い. 下り始めの笹斜面は、ある程度刈り払われている.刈った笹が道に縦に並んでいる上に足を乗っけるとズルっとくる.3回位転びそうになった.続いて、道に細かい砂利が乗っかってる急な下り.両脇に掴まる樹木はなく、草だけ.これには参る.尻もちを二度.転倒しそうになる事数回.長い距離ではなかったが疲れたなあ・・. この急な草斜面も、きっとお花畑になるんでしょう.又、来てみたい.もし、今度来ることが出来たならチェーンスパイクを持ってくると安心。。そう、感じました. |
東沢乗越 |
・・・・ |
笹は刈り払われている |
この渓をまっつぐ下りて行けばいいから、迷う事はない(・・と、思う) |
此処のズルズル下降が難儀だった |
オヤマボクチ |
カラマツの向こうに白い斜面 上からも見えた |
ベニハナイグチ?と思ったが違う気もする |
ハツタケの仲間 |
サラシナショウマの群落 |
道はあまり急でなくなり、細い事、草が覆い被さっている事等を除けば、露岩等も少なく歩き易いと言える.多く生えてるキノコや、サラシナショウマの一大群落に驚いたり.上流に白い斜面が沢に出て、手を入れてみるとかなり冷たい.この水は飲めるんだろうか?人差し指に水を付けて舐めてみたが、特に変な味はしなかった.ま、お茶も水も残ってるから、新たに汲まなくても大丈夫だけど. 二ヶ所位尾根越えする所があった.その内の一ヶ所はかなり上までの登り返しがあり、疲れ切っている足で参った.ガーミン地図では中房川左岸にピッタリ沿う様に道の表記が残っている.更に赤色で東沢登山道が表記されていてこちらは、地形図と同じルート.前者の方なら、楽なんだろうけど、既に道を感じさせる跡はなかった. 後は、ひたすら歩き中房温泉へ.林道に出てから温泉の建物がある所で道を間違え、建物の中を通る羽目になってしまったが、何とか道に出た.駐車場手前十メートル位の所で、突然の豪雨.慌てて車の荷台に飛び込んで、着替えなどはその中で.雨は強く降り続いていたから外に出ずに運転席に移動.その時、変な格好になってしまったのか、右足が攣った.痛みが取れるまで出発出来なかった. |
大洞沢出合の |
河原歩き |
橋 |
上がって登山道終了 |
多分、間違って歩いてると思う.でも、無事に道路に出た |
Photo Nikon D5600 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.