◇滝見と山登り◇ 山梨県韮崎市他 ドンドコ沢の滝と鳳凰三山へ 滝見編 南精進ヶ滝、鳳凰滝、白糸滝、五色滝 2014年 8月28日〜29日 滝見は 2014年 8月 28日 訪問 爺 (時間やルートは参考にしない事) |
2−3年前から鳳凰三山に訪れてみようかな、、と、思い始めていた.それが中々実行できなかったのは此処(宇都宮)から少し遠く、山そのものは(仮に)日帰り出来てもアプローチの往復に時間かかり3日は必要(ただ寝不足覚悟で登って帰ってくるだけなら2日).休祝日は自動車道が混むだろうからこれも辛い.平日だと仕事の兼ね合いもあるから3日休むのは迷惑お掛け三昧の(仕事の)相手先にも重ねて御迷惑がかかる.いろいろ理由が重なり中々実行出来ずにいた.それが、昨年から仕事量を1/3に減らし半リタイヤ状態の生活になったので、計画実行をする事にした. 訪れる理由は・・・次の”鳳凰小屋からの編”で説明します.ま、個人的な事だから大したものではありませんけどね(笑). どうせ行くならドンドコ沢コースにある大きな滝群も拝みたい.季節は夏終盤なのでキノコも多いだろう.残り花だってあるに違いない、、、と、欲張り山行にしてしまおうと決めた.ルートはドンドコ沢コースから地蔵岳、薬師ヶ岳、中道コースで降る.ドンドコ沢コースは急できついらしいが、これを逆コースだと帰路疲れてしまい滝見を省略してしまいがちになる.これは避けたい.次に行けるかどうか判らない.更に懸念材料はお天気だ.これは、一か八かを決め込むしかないだろう.週間予報の前半では8月28日に晴れマークが出ていて他は雨マーク、週が詰まってくるに従い28日も曇/雨で50%になってしまった.標高があるから、雲の上に出るだろう、、とか、適当な理由でごまかし28日に決行する. 27日の午後に出て佐久南まで自動車道を走る.そこから一般国道を南下.途中コンビニで今夜と明日の食料を調達.暗い林道を青木鉱泉に向かって走るが頼りはナビだけ.途中ナビも”まっすぐ行けば○km程で青木鉱泉です”とアナウンスしガイドを止めた.こちらは中道登山口の方に行くから左に分岐しなければならない.分岐を見逃さない様にゆっくり走り、御座石鉱泉分岐から次の分岐を左に入って行った.ん? 甘利山とか看板に書いてなかったか? そう思ったがまあ取り敢えず進んでみる.そろそろ青木鉱泉が近いだろうとナビを見ると御所山が今通ってる道の右側にある.あれ、やっぱり間違えてる(笑) ◆- 鳳凰小屋〜薬師小屋(泊)〜中道 -◆ |
出発はまだ暗い中 |
駐車スペース(広い所) |
沢を徒渉し、階段護岸を上がると・・・・ |
青木鉱泉です |
登山道に工事中の看板が、、 |
左岸から右岸へ |
堰堤そのものは終わってるらしいけど・・・ |
ややガスっぽい樹林内の道 |
ブナハリタケがありました |
支沢の滝、水を味わってみましたが中々いけます |
青木鉱泉から既に2時間弱、まだ手持ちの水は消費してません |
山、滝仲間の爛漫さんがついこないだ鳳凰三山を巡り、ドンドコ沢コースを下降してきた.記事によると大きな堰堤が工事中の辺りに登山道は左岸から右岸を少し歩く様である.これは、工事用林道を使えば青木鉱泉に回り込んで登山道に入るよりかなり短縮出来るのではないか? と、嬉しい情報.車で仮眠し4時半頃朝飯のカップソバ”たぬき”を食べる.ほんのり明るい様な空はどうやら曇り空.しかし林道は暗いのでヘッデンを点けて行動開始.ゲートを越え沢右岸林道を歩いて行くと何やら工事中の広場に出た.突然大きな音でサイレンが鳴り「危険です入らないで下さい」 と、警告音声.これには熊と鉢合わせするより驚き、心臓が止まるかと思った. こんなんだから、(いくら自己責任でも)通るのが気がひけ、青木鉱泉まで行って登山道に取り付く事にした.青木鉱泉近道という立て札から沢に降り、架けられた仮橋を渡って鉱泉の建物の前に着いたが、中々立派な建物である.登山道入り口は判りやすく、道も歩き易い. 以下、特に迷いやすい分岐もなく案内もしっかりしているので、不安は全くなし. |
南精進ケ滝 下の観瀑台から |
同じ所から 下も滝になってる様ですね・・・ |
上の観瀑台から 水量も多く結構迫力があります |
登山道脇にマルバダケブキが |
丁度この沢で雨が降ってきました |
ヤブレガサだっけ? |
南精進ケ滝では下の展望台で軽装のいでたちの二人に追い越される.どちらも精悍な感じの人.私はじっくりと見学.足元の岩場には紫色の密生した花が咲いていた.花の名前に詳しくないので判らない.ロープが設置されてある急斜面を登り上の観瀑台に着くと、滝は迫力的で見応え充分.観賞していると男性二人組が上がってきた.あまり広くないので、先に出発する.を過ぎ沢を渡る所で雨が降ってきた.案外強いのでカッパを着る.ガスも結構出てきて鳳凰滝はパスしよと思った.左、鳳凰滝の案内看板を見て残念だが通り過ぎる.半分後悔しながらそのまま登っていくと又鳳凰滝分岐の標識があった.これは、行かなくてはなるまい.雨は止みそうになく少し強い. 滝への道であの精悍な二人組が帰ってくるのに出会った.挨拶して再び少し話をし、滝へと向かう.降って行くと踏み跡がやや不明.それらしきものを辿って行くと滝の頭に出た.へ? 鳳凰滝の落ち口か? と一瞬思ったが情報で得ている形とは違う様なので、バラ系のブッシュをかき分け上流へ行くとやや遠くに滝が見え、上から踏み跡が合流してきた. |
鳳凰滝かと思った これだって立派な滝ですよ |
雨が強いのでレンズを拭きながら 鳳凰滝 |
やや近づいてみると右から勢いよく水を落としてます.両門だったのですね |
雨宿り出来そうな岩もありますよ |
沢に出るのが早すぎた様で、遠くに見える白糸滝 |
登山道から此処へ出る道がしっかりとありましたよ. しかし、白糸って・・・布ですよ、これ(笑) 豪快ですね〜 |
さほど危険はないけど、注意が必要 |
一転小径風 |
もうヤケクソで造った様な・・・ |
五色の滝 落差があります |
今度は青空に映えてるのを撮りたいです |
五色滝分岐の小広場 |
靴を落としたよ〜 多分テント泊の人だね |
五色滝を過ぎるとこれまできつかった傾斜がやっと緩くなると、歩くのも軽快になる.水を飲んだりクッキーを食べたりしてエネルギーを補給.雨もあがりカッパを脱ごうと思ったがめんどくさいのと、又降ってくると何なので鳳凰小屋まで着ていく事にしたが、、、暑い. 少し開けた所もあり、ガスも晴れ木々の間から見える三角の山は観音岳だろうか.特徴のあるオベリスクは地蔵岳だ.正に40年振りの再会.何となく感傷的にもなってしまう.もう、鳳凰小屋は近い様だ. |
歩き易い道 |
地蔵岳のオベリスク |
落ち着きますよ |
ヤナギランの間を抜けて |
鳳凰小屋到着です.サイダー2本買いました(^_^)V |
小屋番のおねいさん 元気を貰いましたよ! (掲載は本人了解済の上です) |
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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.