山登り

山梨県笛吹市、富士河口湖町
毛無山、十二ヶ岳、節刀ヶ岳

けなしやま:1500m
じゅうにがたけ:1683m
せっとうがたけ:1736m

                  



2024,1,30 訪問


(時間は参考になりません)
              
 1、大石登山口〜渕坂峠〜毛無山〜四ヶ岳 2、五ヶ岳〜十二ヶ岳〜節刀ヶ岳〜大石峠

 今年最初の富士山見学に行こうと、いろいろ物色.目に留まったのが河口湖町の十二ヶ岳=@結構人気の山らしい.地図で見てみると富士山の手前には足和田山とか紅葉台などの山があるけど、いずれも1350m位の山並みだから、(富士山見学には)さほど邪魔にならないだろう.むしろ、その山並みが前景に味(変化)を添えてくれる.←爺の感想です
 足和田山も一応候補にしておいたのだけど、登りやすいのと人気の山らしいので人が多いかも知れない.人見知りな爺には苦手. ま、機会があれば、計画してみましょ.判らんけど・・

 我が家を午前2時少し前に出発.途中、藤野Pに寄って河口湖ICを降り、大橋を渡ってすぐのコンビニに入る.中に入ったら大きな声で話し声が聞こえた.他にお客さんがいたのかと見回しても誰もいない.どうやら、店員さんが棚に商品を並べるの、声を出しながら作業してるみたい.中々愉快な店員さんの様である.
 大石登山口Pへの道は難しくなく、舗装路の切れた所の駐車場にすんなりと到着.未だ暗いから詳しい回りの様子は判らないけど、駐車している車は爺のが一台だけ.外気温は-3度.川口湖畔を走っている時は-4度だったが、谷間だから少し気温が高いのか?見上げると空は雲り.星は出てないから星空撮影はお休み.

 朝飯用の力カップにお湯を注ぎ7分待つ間、、、通常は熱湯5分だけど、沸かしてから時間が経ってるので、お餅が固いから二分引き伸ばし. 靴を履いたり支度をする.ちょっと寒い.厚手のセーターに中厚手のジャケット.下はタイツに冬の登山に履くパンツ(ズボン).
 人気の山だから誰か来るのかなと思っていたけど、誰も来なかった.砂利道を歩いて10分程で渕坂峠入口に着いた.ハレ!こちらにも駐車場がありましたよ.こっちの方が良かったのにね.ま、いいか.
 



渕坂峠経由の登山口 こっちに割と広い駐車場があった
大石登山口は右の林道を進んですぐ.一応確認しておく


沢を渡り、白いテープが光る対岸へ
 水が流れている沢を渡渉.右岸のテープを頼りに(と言っても道はしっかり明瞭)トラバース道に取り付く.風はなく、杉植林帯の緩やかな道は歩き易い.天狗岩、渕坂峠・・%凾ニ表記された見やすい導標には20分後位に着.少し休んで天狗岩にでも寄って行こうか、、ちょっと思案.ま、いいかと先へ歩き出したら20m位で渕坂峠に着いてしまった.導標の間隔がえらい短いですなあ.

 導標に富士見平≠ニいうのが表記してあった.毛無山たは逆方向の尾根下りになるようで、そこだと名前の通り富士山が良く見える場所なんでしょうか? 持ってきた地形図(コピー)に、その場所の表記はなく、どれくらい時間が掛かるか不明だから、興味は湧いたけど寄る事はしない.(後でヤマケイ地図など調べたが判らなかった.ヤマプラでは天神山=1053.7P の西に表記がある) 

 ※ヤマケイ、ヤマプラでは登山道などの表記が若干異なる.導標が多いだろうから迷う事はないと思うけど、使用する場合は注意を要するかもしれない.


あそこ、渕坂峠.毛無山は右に見える尾根へ


広い尾根
 峠からは尾根歩きになる.初めのうちはゆったりとした広い尾根.藪もなく歩き易い.夜が明けてきて左右に見える稜線が白くなり始めてきた.アカマツの間に富士山の様なものが見えるが、ハッキリしない尾根の傾斜は少しづつきつくなるけど急登≠ニいう程ではない(と思う) でも、登りはさすがに暑くなる.

 樹幹から富士山が見えてくると、田舎者のミーハー爺は嬉しくなる.登る尾根は朝日に染まり赤くなってきているが、富士山は赤くなってはいない.赤くなっても全体を見られる場所(毛無山山頂とか)に行くのには、間に合わないだろうな、、と、急がない.(どーせ急いでも大したことないし疲れるだけだから・・)


 時折吹いてくる風がかなり冷たいので、背中に汗をかいてるけど、今はセーターを脱ぐ気にはなれない.




朝日に染まる




お!



あれは毛無山か?


木が多く富士は見えない


風が時々強く吹いてきて冷たい


開けてる所に出ました
   山頂の少し手前で見晴らしの良い場所に飛び出した.富士山が正面に見える.それが良く見える様に雑木を伐採したんでしょうね.左には河口湖で右に見えるのは(地図見て)西湖か.太陽光のフレアなのか、薄い雲ではないとは思うけど、若干霞んでる様に見える.D810ではPLフイルターで反射を取り除き、クリアに撮れる様にしたが、さて、どうだろうか?. 20分位、写真撮り道草を終え、登ってすぐの山頂へ.

 誰もいない山頂は割と広く、富士山も先程の場所と同じくらい良く見える.此処でセーターを脱ぎ、上着は中厚手のジャケット.ちょっとスースーする.空気はそれなりに冷たいから.山頂に積雪はない、凍った土などもない.一応、チェーンスパイクは持ってきた.




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雲がチョコッと湧いてはすぐ消える




少しズーム(50mm域=35mm換算で75mm辺り)



一登りで


毛無山、山頂〜
 水飲んで、コンビニで買ってきたどら焼きを食べる.小さな金属製のポストが寝かせて置かれているが、何か入れるのだろうか? そう言えば渕坂峠の登山口には、登山届入れなどなかったなあ.(見逃したか?) 爺の場合登山届は毎回持って来ている、ネットとかで送れば良いのだろうけど・・

 ←私的制作物だと思われる山名板.丁寧に造られていて山の思い入れが感じられます.いつまでも残りますように.

 此処から厳しいクサリ&ロープ場になるから、ヘルメットを着ける.過去にコンビニで買った手袋を脱ぎ、イボイボ付きの黒い軍手に替える.コンビニ手袋だとロープで滑るけど、この軍手は滑らない.結構長い事使っているけど丈夫で穴は空いてない.




山頂から 雑木の枝が煩い 新緑とかならいいかも知れないけど




禁じ手 太陽



さて、山頂を後にし歩いて行くと、前方に白いピークが


帰りはあの稜線歩き



 毛無山山頂を出発して穏やかに登り、間もなく「一ヶ岳」の山名板.越えて下りの急斜面はロープ付き.木の根を掴みながらゆっくり下りる事も出来るけど、固まったザレが滑りやすいからロープは有難い.途中のブナの木にナタメが刻んであった.少し登った小ピークは「二ヶ岳」.両側が切れ落ちている細尾根を下り、すぐ又登って「三ヶ岳」.此処まで、あまり見通しは良くない.

 特に見るものもないので山名板を撮ってほぼ通過.下ると、岩場になりロープが垂れ下がっていた.3-4m位か? それ程高さはないが上からだと足を置く所が見え辛く、ロープ頼りに垂直気味な岩の表面にグリップを効かせながら下降する.岩慣れしてない人にはちょっと怖いだろうねえ. 登山道から外れるけど、(下から見て)左の灌木斜面を木を掴みながら下降した方が安全に見える.



同じ様な風景ですが・・・



早速一ヶ岳


初めてロープ


ナタメ


二ヶ岳


辛い歩きはまだなく


三ヶ岳


楽だね・・等と、思ったらこの岩下りはちょっと難儀


ふうっーと一息し
 南側に展望の良い場所に出た.富士山や、西湖等とても良い風景だ.ちょっと、のんびりしていきましょ.此処では手前に邪魔な樹木がないから全体にスッキリした風景だ(と、思う) 四ヶ岳のすぐ手前で、富士山が見やすいように伐採されたのかもしれない.右手を見ると、山頂付近が白い尖ったピークが見えた.ははあ、あれは十二ヶ岳ですね.登山道からも時々樹木越しに見えてましたけど.白いのは霧氷かな.チェーンスパイクを使う場面が出てくるのかな.

 展望地(急斜面)を移動しながら撮影に興じるのだけど、ツツジと思って掴んだ低木が何と鋭い針付.手袋の上から突き刺してきて、痛いのなんの.

 ◆続きます  2、五ヶ岳〜十二ヶ岳〜節刀ヶ岳〜大石峠



四ヶ岳


展望場所があったから、休んで行きましょ



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D810で撮った画像 Photo Nikon D5600 

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