山登り

宇都宮市
中尾根〜古賀志山
こがしやま:583m




                  



2016,12,19 訪問


(時間やルートは参考にしない事)
              
 朝起きて、朝飯食って、洗濯とかして、さあ どっか近くの山でも行きましょうか・・・と、しばし思案.時間は午前9時.佐野や足利等は少し時間がかかるからやっぱり益子(雨巻山)か古賀志山か・・・古賀志山でいいか.

 この時間で、この良いお天気の土曜日だ、駐車場は一杯だろうから駐められなければ南登山口Pの方へ行ってみようと思いながら森林公園へ.案の定、駐車場は満杯状態.ラッキーな事に道路脇の駐車場からプラドが出ていったのでその後に駐車.支度なんて大した事無いかトレッキングシューズを履けば出掛けられる.

 ルートを何処にするかは決めてない.まあ、この山域全体がコースみたいなものだから、取り敢えず今日は北コースから入り、中尾根を歩いて飽きてこなければ富士見峠辺りまでかな・・・等とダムに映える古賀志山を見ながら頭中計画をした.

 北コースへの入り口は相変わらず仰々しい”立ち入り禁止”のお触れがある.あの鉄骨組の橋が直せないでそのままだから、なのと、道は沢の右岸に付けられているのでしばらくは良いだろう、という事かな.

 橋を渡り、すぐに右に折れて中尾根末端に取り付く.何となく足が重い.壁に出て、今日はこのロープ場を直登せず、左から踏み後を追って回り込み今年春に登ったクサリ場を登りましょう.ロープ場より楽とはいえ、慎重に登らなければいけません.少ない木の根や足元を選びながら松と灌木帯に登り着けばひと安心.



古賀志山



結構暖かいです


中尾根末端へ続く壁



ずり上がりロープ場を見上げる(今日は登りません(^_^;; )

 ずり上がりロープ場を見て、最初の展望岩場へ行く.此処から眺める古賀志山は形が良い.下から息を切らしながら精悍なヘルメット姿の人が「ふうふう、やっと登ってきたよぅ」と、苦笑いしながらご挨拶.方にザイルをかけ、大きなザックを背負っている.「この岩崖をやるんですか?」 と、聞いたらそうだと言っていた.さしずめザックの中身はザイルと金物などか.足元は、トレッキングシューズとは少し違う様だった.気をつけて、と、別れ鞍部へ下りる.



クサリは古いので、全身を預ける事は避ける




傾斜が落ちた所まで登れば安心




岩場から

 一つ目のロープ場を登り、いつも寄る展望岩場がある.結構遠くまでよく見えるが、この時間ではやはり霞がち.それでも、良い眺めに代わりはない.

 小ピークを越えると何やら前方が賑やかだ.4人位の女性パーティがロープ場に挑んでいる.下段の2人が上に「そこ、左足を・・・」とか、上に向かって声をかけている.見上げると溝状の所で2人の女性ハイカーが苦戦しているようだ.更にその上で2人の女性が登りの最中だった.6人パーテイだった.

 少し時間がかかりそうなので、ザックをおろし水を一口飲む.少し待って、此処を登り上でその6人パーテイに道を譲られた.通り過ぎる時、どちらから? と、聞いたら茨城から来たと言っていた.



展望の良い岩場から(シルエット風に撮ってみた)




展望の良い岩場から



二つ目のロープ場.前方が賑やかです

この狭い所をよじ登るのが、慣れないと難儀
登る際は、岩の隙間に生えている木の根を上手に利用する
 取り付きからクサリやロープに驚かされるが、中尾根は殆どが露岩歩きになり、アップダウンも多い.

 1人の(爺より若い)男性が岩場で休んでいて、挨拶をして通り過ぎようとしたら「何処まで行くんですか?」と、話しかけられた.「遅い出だしだから山頂までは多分行かず適当に下山します」 「古賀志山は三度目で、このコースは初めてだけどこんなに大変だとは思わなかった.途中までで良いから着いて行っていいですか?」 と言う.取り敢えず了解しておいて、「此処からクサリとかロープ場など大変な所はありませんよ」 と、安心させる.今日は此処から最後までこの人(佐野市のH・Oさん)と一緒に歩く事になった.

 H・Oさんとしばらく話をしていると、茨城女性ハイカー達がやってきた.中々のんびりである.どうやら6人の中に初心者が2人ばかりいるらしい.先頭のリーダーらしい女性が遅いので先に行ってと言ってたが、H・Oさんがいやあ、後ろに着いていきますよ、、、と、ニコニコ.総勢8人の(爺としては)大人数ハイカーグループの一員となった.最後尾にベテラン(先頭にもベテランさんが一人)らしいハイカーさんに「随分荷物大きいけど全部食料?」と冗談半分に聞いたら「あはは、じゅうおくえんはいってるの」 ・・・ 




赤川ダム、多気山、遠くに筑波山など



皆さんの後に着いていきましょう(^_^)


佐野から来たというH・Oさん
あちらの方のお山に大変詳しいお方
 496Pで茨城女子隊が遅れ、我々は次のピークで彼女らはその内追いつくでしょう、と、お昼休みとした.H・Oさんから自家製干し柿をいただいた.干し柿を食べるなど何年振りだろうか.我々が食べ終わりそろそろ出掛けましょうか、という時間になっても彼女らはこない.きっと、お昼休憩でもしてるんでしょうと、腰を上げたらベテランさんが先頭で、岩を巻くように登ってきた.再び8人で大移動(笑)

 北コースにある水場付近から登ってくるエスケープルートがある(爺は未踏). そこから、爺よりかなり上のおじいさん(空身)と、多分娘さん(と、思われる)が上がってきた.我々を見るなり「富士見峠は此処ですか?」と、聞いてきたのには驚いた.此処には小さな指導標が足元に置いてある.「此処は富士見峠ではなく、此処を登って向こうへ行くのですよ」と、指を差し教えてやった.詳しく聞くと北コースから外れてこっちへ登ってきてしまったらしい.H・Oさんは、その人達に途中、クサリやロープはあったかどうか盛んに聞いていた.中尾根のそういう場所に相当参ったのかな.

 水場付近の分岐に間違うような場所はあったかな?と、考えながら8人混合隊は先へ行く.彼等がこっちへきたのか戻ったかは判らない.


取り敢えず説明しますよ〜 と、ロープ場


もう、登っちゃってるよ.爺は楽をしますね〜 と、近道
 559Pへ続く稜線分岐のロープ場に出て登る前に簡単に説明をした.正面は分岐に出る直線道.右の道は559Pへの近道.やや判り辛い左の道は富士見峠へ行く近道・・・と、ベテランさんがもう登り始めていた.爺はもう1人のベテランさんに「私は年なので無理せずこっちを行きますよ」と、富士見峠方向へ.H・Oさんも爺に着いてきた.

 我々は富士見峠から東稜展望台に行き、展望を少し楽しんだ後で、山頂へ向かう.富士見峠分岐に着いたら茨城女子隊が上がってきた.皆さん、何人か除いて結構バテ気味だ.すぐそこの山頂へ行くかどうか話し合っている.6人のうち、二人は一度訪れているらしい.

 これまで大した展望はなかったし、山頂もそれ程でないから東稜へ寄って行くと良いですよ、と、提案差し上げたが皆さん行く気が無いようだ.



伐採地(今やそう呼べないかも)日光連山




東稜展望台から

   最短で帰る事が出来るコースは何処でしょうか? と、聞かれた.まさか、東稜を下りるのが最も早い・・とは言えないから、富士見峠から北コースを下りるのが早いと思います.と、答えた.当初は南コースを下山予定だったらしい.南コース、初心者には優しいコースだけど若干長いかも知れない.良く検討して!と、アドバイス.結局2人(1人だったかな?)を残して後は山頂へ向かう.

 山頂ではそれ程くつろがず、集合写真など撮ってあげる.そして下山開始.茨城隊は北コースへ向かい、我々は直登コースを下りて行くことにした.



山頂はすぐそこ


山頂〜



直登コース途中の岩場から



右上から下降してきて南コース分岐に着


林道に着
”デジ一” と表記のある画像以外は → Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.