◇山登り◇ 宇都宮市 北ノ峰〜赤岩山 あかいわやま:535m 又は、あかいわさん? 2016,12,24 訪問 爺 (時間やルートは参考にしない事) |
昨年3月に古賀志山塊をグルッと周回(いわゆる古賀志馬蹄形)をした時、猿岩と北の峰の間で、単独ハイカーさんに出合い、北の峰は背中当林道から来たということ、荒沢滝が何処かにあると言うことを、その人はおっしゃっていた.どちらも初めて聞くコース(この時は、赤岩山方面は殆ど歩いていない)で、いつかは歩いたり、見てみようと思っていた. 前回、大日窟から登って歩いた時、ふと思いだし次はそっち(北の峰)から回ってみようと考えていた. で、家を少し早めに出ようと思っていたけど、結局出たのは午前10時少し前.いつもと変わらない.南登山口駐車場を出たのが10:35.林道を歩いて大日窟参道入り口を過ぎ、風雷神社登山口手前のスキー場みたいな原っぱを見ると、多くの人がいた.パラグライダーをつけて走り回ってるのも何人かいる.飛ぶ練習でもしているのでしょう.テレビの自然番組などで見る鳥の巣立ちを思いだした. 風雷神社登山口もやり過ごし、そのまま林道を進み間もなく林道分岐があり「篭岩・北ノ峰」の道標がある.しばらく舗装の分岐林道を歩き、それが砂利道になると僅かで林道終点となった.その終点の手前に(栃木県では)お馴染みの赤/黄のマーク板(あれ?これは赤/白だね)があって大きく矢印を描いた紙パネルも貼ってある.道は樹林の中を緩く登っていく様に付けられていた. |
南登山口駐車場 |
ハンググライダーの人達がいました |
風雷神社登山口は直進通過 |
林道分岐の道標 風雷神社口から250m位 |
(分岐した)林道終点、左に登山道 |
樹林の中を緩く登っていきます |
特に難所もなく北ノ峰から南西に派生する尾根に登り着く.此処は篭岩−無縫塔(何て読む?)−北ノ峰への分岐でしっかりした指導標も立っている.無縫塔も気になるけど、まず篭岩へ行ってみましょう. 「篭岩」の銘板がある岩に登ってみるのは2度目.両側が切れているこの下の岩がミニナイフリッジもどきでいやらしい.高さはそれ程ないけど、としょりが落ちたらタダじゃ済まないでしょう.戻ってあの無縫塔でも見ておきましょうと、此処で○平根性.すぐ(戻る方向)左に下りて行けばその道に出るんじゃないかと、それらしい踏み後を下りて行く.ところがまるで”道”に出ない.篭岩下の(壁)基部を左回りで巻くように下りて行くと、尾根形に出て赤/黄のマーク板があった.それにはマジックインキで「文挟駅 篭岩」と描いてあった.無縫塔は諦め篭岩へ戻りましょう、、、と、尾根形を登る. |
ハッキリした道を登って |
尾根上の分岐に到着 |
篭岩 上には上がれますけどね・・・ |
下に見えるナイフリッジが(爺では)通れない |
得意の迷走歩き 上に見えるのは篭岩から続く尾根岩 |
通る人いるんですかね |
テープに導かれ壁に突き当たったが、テープはさらに左に巻いて登る様に付けられている.登れるのか?これ・・・ ちょっと不安になって壁を見上げて怖じ気づく.よく見ると左上にバンドがあり、トラロープがフイックスされていた.恐る恐るバンドを行く.回り込んで今度は岩の間を登る様にロープが垂れ下がっていた. 岩壁を越え、低灌木の中を数メートル進むと例のミニナイフリッジの下に出る.ちょっと臆してしまうけど、登り方向では案外怖くない.それでも注意し、杖でバランスを取りながら無事通過. 再び分岐に戻って、北ノ峰へ向かう.4−5分で北ノ峰(三角点赤岩)に着いた.時刻は12:00ちょっと過ぎ.お昼にしましょう.おにぎり、味噌汁代わりのカップラーメン、誰もいないから地べた座って食べる.美味しいね〜.こんなんで幸せを感じるのは庶民のアカシ. さて、お腹も膨れたしでかけましょう.一旦下って岩場を登り展望の良い場所に出る.更にクサリ付きの岩場を登り御嶽山や古賀志山が遠望出来る場所に寄り道.稜線に戻って樹林内をトラバースすると猿岩に着く. |
細いバンドにトラロープ一本 松の木の間を回り込んで・・・ |
こんな感じ(向こうから来た) |
下から上がってきて・・・ |
一見穏やか.向こうが篭岩 |
ナイフリッジを下から見上げて・・・結構細いでしょ 5歩位歩けば安全圏です バランスをとりながら何とか通れました(^_^;; |
北ノ峰 |
北ノ峰、三角点があります |
北ノ峰からの眺望 今日は日光連山よく見えました |
こんな所を・・・ |
登って行きます |
眺めの良い岩場があります 左上は二股山だから、あとは えーーと? |
下の沢形から右の尾根に登ったのかな |
クサリが設置されてました.注意して下ればなくても大丈夫 |
倒木が道を塞いでいる所で真北に分岐する尾根を少し寄り道・・・ |
古賀志の山々が見えます |
猿岩の前に名板があった筈だが、聞いた通り何処にもない.誰かが外してしまったのだろうか.大きな岩の右を注意して通り、見晴らしの良い猿岩の上に出た.誰もいないと思ったけど、単独女性が休憩中だった.挨拶しているとすぐに単独男性が上がってきた.その後に単独女性が上がってきて、おやおやそんなに広くない岩場に4人で休憩.爺を除く3人はお昼休憩ですよ.それぞれが皆ベテランさんの様で、この界隈にも詳しい様だ.男性はNPO法人「古賀志山を守ろう会」の人で、古賀志界隈でもこの場所が一番好きだ.と言いながら、山で食べるお弁当はことのほか美味しい・・を、連発していた.先にいた単独女性から、ミカンをいただき食べたらその美味しい事. 30分以上、話が弾み女性2人が先に出発、爺がその後に続く.今日は中岩の手前クサリ場右から下りて大日窟へ出る事にした.中岩手前のクサリ場を見て右に下降する.こちらもクサリが設置されているけど、さほど困難ではない.大日窟、荒沢滝を見て参道から林道へ出る.少し歩いたら、前方から軽トラックが来てエンジンを止めた. |
樹林の中をトラバースで・・・ |
猿岩の前に出ます |
このバンド、一部細い所があって注意しないと落下する危険あります |
狭い猿岩展望台に4人(爺含め)も休憩中 手前、NPOの人 |
猿岩からの眺め |
左、見えないけど中岩手前のクサリ場.右(南)川に下降していきます クサリ、ロープがあります |
インパクトがありますね〜 |
窓越しに話かけてきた.近くの人で、山のどこかの持ち主でもあるらしい.林道沿いにゴミを捨てていくのが多くいて情けない事、低山とあなどって簡単に登ってきて事故が後を絶たない事、地元消防団に属しているが若い人のなり手が少ない事など. 中尾根の滑落事故でも消防団として捜索にでかけたが、通報者が中尾根ではなく”中岩”と間違って伝えてきた為、消防団他の皆は中岩近辺を隈無く探し回った.しかし、見つからず結局茨城の応援救助ヘリが中尾根で見つけた.(この日宇都宮の防災ヘリは故障で動けなかったらしい) 又、4歳の子供が御嶽山手前の斜面を北側に滑落した後、父親がパニックになって崖を駆け下りたが、こちらも滑落.救助に向かって現場に着いた時、母親ともう一人の子供が上にいて、母親がパニクっていて何を言ってるのか良く判らなかった等々.新聞では得られない臨場感のある話を聞く事が出来た. |
大日窟の鉄バシゴは使わず、巻き道を下ります |
常火屋跡 |
荒沢瀧 水は浸み程度 |
Photo Nikon P7800 二代目 |
当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.