山登り

福島県南会津郡只見町
会津朝日岳
あいづあさひだけ:1624m



                  



2017,6,23 訪問

爺 & yuki
(時間やルートは参考にしない事)
下手ですがデジ一で撮った花と風景もどうぞ
              
 会津朝日岳に行ってきました.

 家を午前3時半に出て東北自動車道の西那須野ICからは下道.これが結構時間がかかる.登山道入り口までの道は判り易く、案内もしっかりある.

 釣り堀のある「イワナの里」で登山口はどっちかちょっと迷ったけど、6時ちょっと過ぎに駐車場に着いた.先着車は5台.静岡noや仙台noなどもある. 皆、出発している様だ.
 今日は晴れて暖かい.朝飯を食べ、支度をして出発.その前に、登山カードに記入し投函.yuki が書いて出したのだけど、日付を22日と間違えやがった.ま、下山カードにも同じ日付を記入しておけば問題はないでしょう.無事安全に帰って来れば尚良し!

 冷たく綺麗な水を流している沢を渡ってセンサーを通過.タニウツギが沢山咲いている道は歩き易い.沢に冷気が漂ってる所は残雪が多くある.薄いけどブリッジになってる所も1ヶ所.

 緩い道を暫く歩き、やがて傾斜がついて上からは容赦ない熱い日差しにたちまち汗が噴きだしてくる.上から若者が勢いよく下りてきた.早いね〜 もう下山?


余裕で駐められました


登山カードボックス 6:30出発



新しげな橋



タニウツギ


歩き易い道です



沢に残雪がある所は冷気が漂っています




スノーブリッジもありました.今日は熱いから帰りは融け落ちてるでしょうか(落ちてませんでした)




密集した白い花



沢を横断.水は冷たい


三吉ミチギ
 道に水が流れてくる辺りを登って行くと、「三吉ミチギ 最後の水場」と標識のある場所に着く.今日の様な日は休憩するに丁度良い場所だ.水も冷たく美味しい.帰りも此処を通るから、手持ちの水が空になっても安心.

 さて、此処から斜面は急になりジグザグ道をヘーヘー言いながら登る.登っても登っても同じ様な風景.今日は水、食料は yuki が背負ってるから三脚、望遠を持って来た.通常装備と合わせやや重い.その三脚、望遠で何を撮るかって? そらあ、、、ヒメサユリ.何で三脚がいるかって? そらあ、感度100でPLくっつけて草むらならシャッタースピードは早くてせいぜい1/30.手振れ補正機構など着いてないから、アル中真っ青の手振れ必須.

 浅草岳にしようか迷ったけど、そこは昨年行ったので、人気の山だという此処を選び風景との二兎を追う. (浅草岳の六十里越トンネル登山口から南岳付近)


  「人見の松」に着いたら男女3人組(と、思ったけど・・・) が休憩中だった.熱く、疲れていて休むのに丁度良い場所だったけど、空きスペースがない.挨拶を交わして先へ行く.


五葉のツクバネソウか?


登り切れば「人見の松」



人見の松から北西方向

 上が開けた岩尾根登りになった.日差しが熱い.道の両側にはコイワカガミが多く生えている.アカモノは今季のお初.低い灌木越しに展望はまずまずだ.ピークが近づきそこが「叶の高手」かと思った、汗だくで見晴らしの良いピークに着いたが高手ではなかった.一応デジ一で撮って行こかと思ったが、向こうに見える次のピークへ行ってからにした.どうやら、そこが「叶の高手」の様だ.

 「叶の高手」に着いたら、樹木に遮られて展望はなし.撮ろうと思った所で撮らないから、あ〜あ、あそこで・・・と、と後悔する.まあ、此処は帰りにも通るんだし、、、と言う事で誤魔化し.(←帰りは疲れと霞み遠景で全く撮る気無し)

 
 少し下った所の道脇で休憩.風がないので熱さは変わらず.小さい虫がブンブン纏わり付く.手のひらを一ヶ所噛まれた.ブヨだな・・・



露岩の道



おお! 今季初のアカモノ


登って「叶の高手」と思ったんだけど



・・・思った所からの眺望は南西方向、朝日岳は右の方で見えてない



叶の高手、、と言う場所


一本目のクロベ


二本目のクロベ(ネズコともいうらしい)


ゆるりと歩き易い道



 ちょっとした湿地帯があり、イワウチワとショウジョウバカマが咲いていた.里だと、花は順番に咲いてくるのだろうけど、高山だと一緒に咲いているのを見る事が出来る.トクするなあ(^_^)

 残雪のある所で上から犬を連れた男性2人組とスライド.通りすぎて振り返り、残雪に犬の二人連れという絵を撮ろうと、シャッターを押したら後ろの男性がスリップして転倒.ジャストショットになってしまった.

 残雪を過ぎるとブルー外装の避難小屋.小屋前にある標柱が何故か気になった.”敷地”の単位が [u]ではなく[m3] とある.ま、どーでも良い事だけど(^_^)

 ひと登りで「バイウチの高手」.残雪の斜面が見える.この時凄い音がした.飛行機の音?と思ったけど yuki は、雪崩の音だろうと言ったが良く判らなかった.



タムシバ



残雪をズーッと登ると思ったら、すぐ右の樹林へ入っていく


で、避難小屋


残雪帯


上にロープが張ってあります
 残雪の下に出た.結構多く残っているものだ.見上げると男女5人のパーテイが(極めて)ゆっくり登っているのが見えた.かなり苦戦している様子.道筋が不明なのかも知れない.

 目を凝らすと、残雪の上に向かってほぼ直線的に踏み後は付いている.ただ、黒ずんでいるからそれと判るのであって、辿って登れるかといえば、(足跡の)窪みなどは無くなって平だから普通の斜面と変わらない.先頭2人は残雪の先端付近を横断し始めている様だが、最後尾は雪の無い左枯れ草斜面を登っている.これは滑って難儀だ.中間の二人は最後尾を気遣いながら登るといった感じ.ただ、気になるのは更に上の残雪だ.この暖かさで滑り落ちてきたら、ちょっとただでは済まない.

 そこで、我々は手前をまっすぐ横断し、直上の残雪と一直線になるのを避け乾いた岩に取り付いた.岩は滑る事はなく思ったより安全.これで、ゆっくりルートを見極められる.四つん這いで枯れ草のない所を少し登ると、疎らな低灌木の中に踏み後がある.冷や汗もかいたけど案外楽に稜線に出る事が出来た.



上にハイカーが見えます.その左上に雪塊←ちょっと怖い
残雪の黒い線に成ってる上は若干緩い.そこをトラバースして上の低灌木の中を登る




岩場は乾いて滑りにくい.四つん這いで yuki がいる辺りまで登れば掴まる低木があり安心



稜線に出て、向こうが山頂


山頂到着 11:05
 左に少し行くと岩場で中々展望が良い.山頂は何処だと見回しているところへ先程のパーティ先頭が上がってきた.何処から登ってきたのか等聞かれ、道が判らにくいとか、ロープが埋まっていたとか、足が攣りそうになり大変だったとか、、それと、今あんた達が登って来た所は下るのに楽か? と、聞かれたので 下りに使うのは止めた方が良いと答えておいた.雪崩が凄かったとも言っていたが、やはりあれは雪崩だったか.

 山頂は、その展望岩場から西側へ僅かに行った所で、アイゼンを着けた男性が一人休んでいた.挨拶を交わし、見える山などを教えてもらった.感謝である.

 男性が帰るのと入れ替わりに2パーティが続々と到着.そんなに広くない山頂は賑やかになった.三脚を立て、霞がちの遠景をカシャカシャやって、昼飯を喰い30分後山頂を後にする.

 帰路は、上の雪塊に注意をはらいながら、一部、登山道を下降.「三吉ミチギ」で空のペットボトルを満タンにする.ついでに、思いっきり飲む.又、汗が噴き出た.今日は最後まで汗が乾く事はなかったなあ.

 二兎を追ったが、ヒメサユリは殆ど見られず、風景は霞がち・・・一兎もままならず、、、か



山頂から 目立つのは「長須が玉」?




丸山岳とかいうらしい 帰路、岩場から




帰りはこの斜面.濡れて滑るが所々にロープが出ていた




道形が出ている所は安心

下手ですがデジ一で撮った花と風景もどうぞ              Photo Nikon P7800 二代目 

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当レポは
写真撮影だったり適当に歩いたりで、時間やルートは参考になりません.
仮に当レポを見て行かれる場合は予め情報を収集していただき、計画を
充分に立ててから実行して下さい.